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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

咬合再構築のP-M-Sフィロソフィ教本:抄録ー23

2012-03-31 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


1-6 症例終了時を予測した完全なワックスアップ(観察と評価のために)

1.咬合器を閉じて、中止位で上顎模型が下顎の歯を当初の垂直関係を確立するまで、上顎模型の歯の干渉を取り除くか、ワックスで修正する。(前歯部誘導ピンは降ろしておくこと。)

2.上顎臼歯部は、中心咬合位を変えることなく、偏心機能咬合(左右、前方)において修正して、好ましい形態に彫刻され、ワックスアップされる。


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歯科診業パンキー哲理:6

2012-03-28 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


ニューキャッスルの“上流階級”-お金持ちの人々ーは、歯の治療にはルイスビルに出かけた。この人々は地方の歯科医師を見下していた。というのも、単に歯を抜き、義歯をつくり、それを維持することしか行わないように思っていたからだった。おおむね、これは間違いではない。私の治療のほとんどは歯を抜いて義歯をつくることだった。

歯科治療をしていくのに加えて、Dr.ハミルトンの行っていたもう一つの仕事も引き継いだ。それはホールの向こうで診療をしているDr.エリソンの許で吸入と点滴によるエーテル麻酔を手伝うことだ。私が子どもを寝かせると、Dr.ハミルトンがすばやく扁桃腺を切除する。朝早く開始して、9時か10時には終了した。しかし、私自身が回復するのに午前中はかかっていた。つまり何時間も子どものそばに立っていて、子どもと同じようにエーテルを吸い込んだからだと確信している。幸運にもDr.エリソンに協力している間に、オハイオ州トレドにあるマケソンカンパニーに行って、1か月にわたって笑気を使った新しい麻酔技術を学ぶことができた。この新しい麻酔薬は患者にとって、そして私にとって副作用が少なくて、エーテルと同様に作用することがわかった。

ニューキャッスルで私に起こった最高の出来事は、後になって私の妻となったアンナ・パースとの出会いだった。彼女はニューキャッスルで生まれ育ち、学校の先生をしていた。父親は町で食料雑貨店を経営しており、私はすぐにパース氏と知り合いになれた。というのも私の父はイリノイ州シャウニータウンで同じような店を、かつては経営していたからである。

事実、私の歯科への関心というものはシャウニータウンで育ったときから始まっていた。高校1年のとき、その土地の歯科医師の技工を手伝う仕事をした。両親はその嬉々として仕事をしている私を見て、歯科医学を勉強するように励ましてくれた。



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バークリー予防歯科医業の概要:15

2012-03-27 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


しかし、このような生き方は私たちの感受性を押し殺して、調和や適合性に欠けるものにしてしまいがちである。したがって、往々にして踏みならされた平凡な道の外へ止むを得ず出なければならないことがおこると、私たちは混乱と挫折に陥ってくじけてしまうのである。そのとき突然、私たちは自分が所有しているものは、それ自体で一つのまとまりをもつ完全体ではなく、種々のパターンの寄り集まりであることを発見する。知識と思われていたものが、単なる情報に過ぎないことが明らかになる。そして基本的な系統だった信念、すなわち人生の哲学と思われていたものが、考えることもなく行われた模倣や、目に見えない制約を通して、あるいは単純な試行錯誤によってその大部分が習得された modus operandi(ラテン語)、つまり単なる仕事のやり方であることがわかるのである。

熟考や反省なしに創られた考えや信念のパターンは、異常な新しい状況では無力であることが判明したとき、自分が一人の人間として成長することに失敗したことが明白となってします。これは自分の内に認められる衝撃的な悲劇である。』



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パンキーフィロソフィ(71)

2012-03-26 | L.D.パンキー歯科診療哲学:講演抄録
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


Ⅳ カリエスと歯周疾患をコントロールする予防的手段

私たちは患者の口腔の臨床旅行を終え、さまざまな質問をしている間に、この患者がどのような状態で、どのカテゴリーに属しているかが判断できるはずであります。そして、人間は年齢を経るにつれて歯周疾患も増え、咬合状態も悪くなり、歯を失っていきやすい環境にあるので、誰かがこの状態を早く捉えて、事実を知らさなくてはならないのです。

年代学別にみると、生物学的に約30年の年齢に達するまでを青年、30~55歳までは中年、55歳以上は老年というように分けることはできますが、歯科医学的見地からは、歯が存在し、歯肉・歯周組織が健康である限りは青年とみなします。歯の喪失がみられたり、傾斜歯が存在したり、咬合異常があり、歯周組織が不健康な状態の人は、実際の年齢に関係なく中年(成人)と呼びます。

その程度は発見が早いほど、私たちはそれらの歯を再度活用することができるのであります。歯の喪失部に義歯を装着し、咬合を修正して、さらには歯周疾患を治療し、歯肉を健康な状態にして、患者のこれからの人生に十分役立つものにすることができるのであります。



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『口福寄席』と桂文三さんー35

2012-03-24 | 笑われる「歯医者」
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


桂文三と『口福寄席』

これからは、過去の『口福寄席』の開催の中から、楽しかったこと、あるいは失敗談などなどを、開催順序に関係なくアトランダムに述べていこうと思います。

第1回の2006年から、第3回の2008年までは「桂つく枝」さんとして出演していただいていたのが、2009年に五代目「桂文三」を襲名されたことは、とても驚くとともに、自分のことのように喜んだのは私だけではなかったのです。

実行委員の皆さま全員が、我がことのように喜ばれました。そして次に出た言葉が、「偉くなられた“つく枝”さんが、今年も出演していただけるだろうか。」ということでした。もちろん、杞憂に終わりましたが。




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