宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
このようにして、第1回の診療を終えた後で、教育資料を渡して次の来院までによく読むように伝えます。次回においては、相談相手のいない患者や、離婚している患者は自分で決定しなければならないことになります。しかし、アメリカでは相談相手として夫が来院することは少なく、治療を断念して来院しなくなる患者は、女性が2倍となっています。
デンタルI.Q.についてはすでに述べましたので、理解されていると思いますが、それではどうすればデンタルI.Q>を向上させることができるのでしょうか。私はこのデンタルI.Q>の向上に25年から30年を費やし、やっと成功したのであります。
教育資料や、22の質問表などがデンタルI.Q.を引き上げるものであります。そして、これらはあなた自身のやり方で行われるべきもので、三角形の底辺となるものであります。患者のデンタルI.Q.を向上させながら、自らの仕事を築き上げていく基礎なのです。歯科医師が自らのデンタルI.Q.を高め、そして患者のデンタルI.Q.を攻城させたときに、その歯科医師は成功をおさめることでしょう。歯科診療のためというのは二の次のことで、第一に恩恵を良くするのはあなたのお国の人々、つまりあなたの患者なのです。