goo blog サービス終了のお知らせ 

山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

■ホームページ検索 ⇒ yamadashika-ec.com
■ゆめ機構・代表 

パンキーフィロソフィ(5)

2010-07-31 | L.D.パンキー歯科診療哲学:講演抄録

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

私も皆様と同じように、歯科医学校で歯科医学の基本を学びました。この歯科医学教育の基本となるものは、どの職業における教育とも同様であり、私たちは歯科医師としての職業を続けている期間、その基礎的知識に加え、技術面を発展させ、同時に心理学的知識をも習得していかねばなりません。

心理学的知識については、ここであまり深く説明はしませんが、歯科医学にたずさわる人間が、一般の人々に歯科診療を提供するにあたって、その姿勢を変更しがちであるという事実がありますので、ひとこと話しておきます。

世界で最初に歯科医学校が設立されたのは1840年であります。その当時まで歯科診療は、散髪屋が髪を切るのと同じようなレベルで行われていました。

そして、当時の歯科医師はその状態を変えようともしなかったのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咬合再構築のための診査、診断、治療計画:抄録ー(7)

2010-07-31 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

診断用模型

正確な診断用模型の印象をとり、石膏を流します。この石膏模型は矯正用石膏で副模型を作成します。

診断用模型を装着するための記録

ハノーのフェイスボーは、以下の手順で記録する準備をします。下顎に対する上顎の関係の正確なワックスによる印記は、記録採得中のフェイスボーがしっかりと下顎歯で支持されていることが肝要であります。上顎歯の咬合記録は、ワックスを追加したり、記録を新しく取り直すことで、より正確なものとします。過剰なワックスは取り除いて、正確な咬合記録のみを残すようにします。

輪っくすで記録がとれた後、ハノー・フェイスボーの支持棒は、耳珠から鼻翼への線上(カンペルライン)で、顔面上で耳珠から前方12ミリのところにくるように調整します。最終的な調整はヘッドレストから頭をなずして行います。というのは記録採得中に皮膚がよじれないようにするためです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ことばの人間学ー10

2010-07-31 | 山田忠生:論文・提言などなど(過去から現

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

そのようなヨーロッパの言語と比べて日本語をみた場合、私たちはお互いを三人称的に見た対話をしているということになるのである。自分は絶えずその場の役割で言語的な自己を変えて出している。

今、自分自身の自分を表す言語を考えてみよう。自分の相手によって代わっているのに気づく。家庭にあっては、妻に対しては「ぼく」や「おれ」であり、子供に対しては、「パパは出かけるよ。」となり、近所の子供には「おじさんと遊ぼうか。」となり、子供の患者には「先生は痛くしないからね。」、そして大人の患者や先輩の先生には、「私はこう思います。」というように、そのときの相手との役割を指す言葉は、日本語においては人称代名詞のかわりに「万華鏡」のように変化するのである。

「これは結局、自己を三人称化しているのであって、自分のたくさんある側面のある部分をたまたまにそのときに選んでいるにすぎない。」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝塚文化創造館ー利活用案:特別提言ー(3)

2010-07-30 | 宝塚文化創造館の利活用など

ゆめ機構(夢のまちづくり「宝塚」市民機構)代表ー歯科医師・山田忠生

また、まったくこれと異なった視点からも、上記2つのホールと、「宝塚文化創造館」は性質を異にする施設であることは明白であります。

つまり、現在「ベガホール」、「ソリオホール」などを指定管理者として事業を展開しております宝塚文化振興財団は、基本財産4億円全額を宝塚市が出資しております。そしてその財団の目的はこのように定められております。つまり、”当財団は、地域住民の自主的な参加を得て、地域の文化活動に資する事業を行うとともに、地域住民に優れた芸術文化を提供し、もって地域文化の創造に寄与することを目的としています。”と謳われています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンキーフィロソフィ(4)

2010-07-30 | L.D.パンキー歯科診療哲学:講演抄録

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

「パンキーフィロソフィ」

序章

私は、この講演で過去25年から30年の間、塾考し、そして講義の主題として取り扱ってきた問題を述べようと思います。(講演:1978年・於:日本)

 Dr.Lindsey Dewey Pankey, Sr.(1901~1989)

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする