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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

シュースター「卓越歯科医業学」-111

2017-07-31 | シュースター「歯科開業学」
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


診断、並びに治療計画

患者がこれまでにどのような問題をもっていたかをまとめることは、適切な治療を組み立てて、計画するのに役立つ。この些細なまとめの狙いとするところは、患者のもっている問題点とそれぞれの程度に応じた決断を下す手助けとなる。また、治療の順位や、各段階で必要な時間を決定するのに役立つ。

障害があるのなら、それを記録する。この時点で初めて、私たちは何をすればよいのかということを、段階を追って計画することができる。すべての患者は、私たちの称するティッシュコントロール(今後の治療のために調整すること)を通過することになる。
私たちが強調するのは、第一には支持組織に目を向けることである。いつも当てはまることではないが、患者に大きな痛みもなく、重要視していることもなければ、私たちはティッシュコントロールから行うことにする。


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パンキー・マン・スカイラ―哲学による咬合再構築:補遺Ⅵ-1

2017-07-28 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


外傷性咬合に影響する諸要因

歯科におけるもっとも複雑な問題の一つは、歯を支持している歯槽骨の悪化による歯の喪失である。健康上の要因、そして過度な歯の挺出、歯列弓の不規則、加えて習慣など多くの因子が重要な役割を演じている。

しかしながら多くの場合、これらの要因が積極的に働いていないと思われるときは、歯は支持組織にとって外傷となると思われるものによって喪失する。咬合再修復において、ときにはこのやっかいな弱点によって修復が失敗に帰することがあるともられることもある。


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マークス「完全歯科医業学」概要:241

2017-07-26 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


「ご承知のように、今の子どもたちは非常に恵まれています。私やあなたが小さかったころ、母親が歯医者に連れていくのはほとんど歯を抜くためでした。そのために私たちは歯科治療を怖がるようになったのです。今日では両親、学校や歯科関係者が最初の歯の痛みを防ぐことによって、子どもに不愉快な経験をさせないように協力しております。あなたも母親としてジフテリア、発疹チフス、小児麻痺、はしか、百日咳などの病気を予防するための医学的な効果を、すでにご存じだと思います。

残念ながら私たち歯科医師は、歯科疾患を完全に予防する手段を発見しておりませんが進歩はしており、両親の援助さえあれば健康な口や、健康な永久歯を守ることはかなり可能なことであります。2歳か、3歳のころから定期的な診査を開始しますと、その子どもの顎や歯の成長を観察することができます。はみ出したものはその早期の段階で発見され、大事に至るまでに修正や予防処置がとられます。
しかし、そうしなければどのようになるのでしょうか。模型を見てみましょう。寄り集まった歯――歯の抜けている個所――傾斜したり、延びている歯に注目してください。このような口は、とてもひどい状態だといえます。こちらの正常な口の模型と比較してみましょう。その違いをわざわざ指摘する必要もないでしょう。私が最初にご覧にいれたような人は、外見も悪くきちんと噛むこともできなければ、歯に傷みももっておられたように思われます。」



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パンキー・マン・スカイラ―哲学による咬合再構築:補遺Ⅳ-17

2017-07-24 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


結論

1.F.G.P.テクニックについて詳細に述べられた。
2.使用する材料、器具の条件について述べられた。
3.上顎1/4顎での機能的咬合を再現する3つの方法について概説された。
4.それぞれの方法について概説された。
5.その方法のテクニックについて説明された。
6.個々の術者によって用いられる変法について述べられた。


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バークリー予防歯科の概要:116

2017-07-22 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


事実、誠実なアプローチは歓迎されるのである。このように歯科医学の限界を理解すると、歯科医学が患者の歯の将来をコントロールするものではないということが患者にわかるようになる。このように理解することにより、権威としての歯科医師に対する患者の潜在的な憤りが弱められ、長期間にわたる治療の必要性のためかなり緊急度がなくなり、そして長期的で高度な歯科的健康計画を受け入れることを認めるようになる。今すぐに完全に回復する必要性はないとわかるので、まさに完全な回復を据え置き性で受け取ることができる。

歯科医師の限界を知るとともに、患者は長期的な計画における自分の役割を知らなければならない。患者の将来における健康維持(そしてコントロールのチェックを思い出させるために患者を来院させるときに、受付が安心感をもてるかどうか)は、患者が責任を果たすことを歯科医師は十分期待するものだということを、患者がわかるかどうかに大いに左右される。

歯科医師は、患者は気に入らなければ無料で拒否することができるということをわからせた上で、考え方を論じて、診断や長期的な計画を完了し、最初の診療時間を容易に過ごすことができる。歯科医師側でのこのような自信により、歯科医師のアプローチは誠実で効果的、長続きするということが言葉ボ上だけではない、極めて強いものとして伝達される。歯科医師の中には、このようにすることにより買い物客が勇気づけられるかもしれないと心配する人もいたが、経験からこの不安には根拠がないとわかった。ほんのわずかな拒絶をする患者でさえ、自分たちの経験から必ず学び取り、次の歯科医師のところではきっと心を開くようになる。


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