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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

言葉の一人歩きー1

2013-11-29 | 「歯福のひととき」レターより転載
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生



「一人歩き」とな新明解国語辞典によれば”当時shあのまったく関知していない誤った情報が、勝手に伝搬していくこと”とある。たとえて言えば「歯周病」など、歯科の分野ではその典型ではないだろうか。

かつて、「歯周病」は、あるいh合間でも「歯槽膿漏(症)」と言われており、当事者である歯科医師は同じ病気の名称と認識している。
それでは、あなたはその「歯周病」とはどのような病気ですかと問われたとき、どのように表現されるだろうか。それぞれが異なった認識をもっておられると思われる。
それには歯科医師から受けた説明もあれば、テレビからの情報、あるいは他のメディアまらの知識、そして何より友人、知人からの情報など…。

ここで問題となるのは、歯科医師が何の説明もなく、目の前の患者さんに「歯周病ですよ。」などと、ごくごく軽い気持ちで説明もせずに話すことである。
その患者さんが「歯周病」についてどれほどの知識があるのかを確かめもせず、ただ「歯周病ですよ。」と言うほど罪作りなことはない。語る以上は歯周病についての自分の専門家としての見解を述べてからするべきだと考える。




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第8回『口福寄席』-無事、盛会裏に終了

2013-11-26 | 独断と偏見と異見
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生



11月14日、お天気にも恵まれ、約110人という予想以上の参加者があり、無事に終了した。
毎回のことだが、実行委員としてボランティアで活動をしていただく患者さんには、感謝、感謝である。続けてこられたのも、この方々の協力が大きい。

終わってからの感想で、「先生、落語も楽しかったけれど、先生の講演が良かった。」という評価が、これまで以上に多くの人々から寄せられた。まんざら、お世辞でもないようで、やってよかったと喜んでいる。

五代目「桂文三」さんの噺も、これまでで最高の出来ではなかったかと思っている。着実に力をつけてきていることが素人の私にもわかる。今回の演目は「井戸の茶碗」だった。関西では手がけている噺家は少ないのだろうか…。私も、うっかりと「はてなの茶碗」と誤解していたことがある。

今回は終わった後の疲れも最高だった。かなり疲れたようだ。しかし、充実した『口福寄席』事業だった。満足はしている。



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パンキーフィロソフィ(102)

2013-11-20 | L.D.パンキー歯科診療哲学:講演抄録
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生



ご婦人の患者のケースを初めの方で紹介しましたが、それはひどい病状で、22の質問をすべて行わなければならなかったのですが、彼女は前歯にプラスティック・ジャケットを装着しており、それにチューインガムがくっつくのを面白がっておりました。

質問をしている間に、徐々に自らの病状に気づき、「この夏、旅行をする予定でしたが治療することが優先ですね。」と話されました。このように患者が気づいてくれますと、半分は成功したといえるのです。



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兵庫口福寄席事業・報告

2013-11-13 | 小人閑居為不善
宝塚アートサポート・山田忠生


兵庫口福寄席事業・報告ー13


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咬合器のある人生ー6

2013-11-12 | デンタル・トーク
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


昨今は無くなってしまい、とても残念なことがある。もう、その感覚を失ってどれ程になるだろうか。10年以上は経過しただろうか…。

このようなことだ。オフィスで仕事をしている、それも土曜日の午後に限り、かつてほんの一度か二度ばかり滞在したことのある東京上野の、ある技工室にいるような、そこにタイムスリップしたような感覚になるのだ。そのとき、そこで特別な経験をしたということもない。

そのことを感じるのも、私の技工室にいるときだった。ほんの数秒間のことだ。とても気持ちの良い瞬間だった。あるいは、咬合器に触れていたときかもしれないが…。




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