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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

マークス「完全歯科医業学」:392

2025-01-28 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生

3回目の来院の中で、このように話す患者もいる。「私は金のインレーを希望しません。あまりに高くつきます。」歯科医師は質問に応じるために、前述の内の必要な要素を適応させ、以下のような説明と再保証を加えるべきである。
「金のインレーが高すぎるとお延べになることは、まず間違いなく金と銀と比べたときの価格の点から考えておられると思うのですが、これはそうではありません。おわかりかと思いますが、このような”つめもの当たりの料金”をとっていません。しかし、アマルガム充填と対比して、単独の治療項目として金のインレーをしたとすれば、相当な価格になると思われます。それは使用する材料のためでしょうか、そうではありません。銀のインレーを予定して装着したとしても、その費用は金を使ったときとほとんど変わりません。インレーの書かうが高くつくのは、歯を形成して装着するのに必要な時間と、その処置のためなのです。インレーが必要であるときにのみそれを改革します。--つまり、ムシバがひどく進行しており、歯のなくなった個所を十分な強さをもち、正確に設計された修復が求められるときにのみそうするのです。」



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マークス「完全歯科医業学」:391

2024-11-01 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生


そしてそれには非情に時間がかかります。ムシバのある歯が、それぞれどこにあるのかも関係してきます。ときには、いくつかの歯を一度に回復することもできれば、そうでないこともあります。このような要因のすべてが影響するのです。そして今日のほとんどの歯科医師と同様に、全体像の上にたって総額の費用を提示するのはこのためっです。率直にいって、そのことを個々の治療ごとに請求することで、ダメにしようとは思っておりません。それには通常はそうすることで、患者さんの負担がかえって少なくなることがわかり、あなたも驚かれるでしょう。」


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マークス「完全歯科医業学」:388

2024-06-28 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生

費用を提示した後で、材料についての質問が生じた場合には、歯科医師は全面的に失敗したと言えるだろう。何よりも歯科医師は費用を正当化しようとする防衛的な立場を強いられることを避けなければならない。材料そのものの話題に入り込んでしまうまでに、そこから引き揚げようと試みるが、あまり成功しないのである。
初回と、2回目の来院中の純然たる好奇心や、あるいは興味以外から起こってくる疑問には、このように対応する。
「とても良い質問だと思います。率直に言って、あなたのお口にはどのような修復が必要なのか、そのためにはどのような材料を使うのか、まだ私にはわからないのです。ご存じのようにいくつかのーーポーセレンや金、銀など――選択するものをもっております。そして、それぞれに優れた点があります。つまり審美性にすぐれたものもあれば、耐久性のよいものもあります。私がすることといえば、どの材料でそれぞれの歯に求められることを満足させられるかを、決定することなのです。




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マークス「完全歯科医業学」:387

2024-05-02 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生

3回来院によって、材料に関する過度な関心が高い好奇心の原因となり得ないが、より早く処理をされるべき隠された危険要因であるには違いない。歯科医師は、「なぜ、お尋ねになるのですか。」と、だしぬけに反論するべきである。次いで明らかにされたことに対して確固とした、しかし思いやりをもって扱うことになる。痛みへの恐れであれば、それは単に安心感を求めているのであろう。この遅い段階で、好みや偏見が明かになるようなときには、歯科医師が誠意をもってそうすることができるのであれば、治療計画を変更することもあれば、できなければ—ーあまり成功する機会は多くないが――偏見を克服しようと試みなければならない。しかしながら、費用への心配があるようであれば、歯科医師は患者をどこかへ見失ってしまったことに気づくであろう。予後の危険性を特に強調したああああ診断の再検討は、回復への唯一の望みを示すものである。


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マークス「完全歯科医業学」:386

2024-02-20 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生


「とても良い質問をされました。明らかにそれぞれの修復物は個々の状態に合わせて設計されるものだということを、あなたにはっきりとさせてきておりません。そのようにしてきたのは、状態や目的のすべてがわかるまでは、はっきりと材料を選択することができないからなのです。今回と次の来院までの間に、あなたの場合についてさらにくわしく研究するつもりにしております。次に来られるまでに、あなたのお口が最高の満足な状態が得られるような治療計画の概要について準備しておきましょう。何か使用する材料について質問があるようでしたら、その選択した理由についてはご説明しますが、そのときには今よりももっと理解できる立場におられるだろうと思います。」


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