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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

パンキー歯科診業哲理:164

2017-06-30 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


蔗糖を多量に含んでいる食品にはミント入り菓子、せき止めシロップのような液状の薬品、せき止めドロップ、チョコレート、キャンディ、そしてよく広告で見るオートミールやコーンフレークなどがある。蔗糖をあまり含んでいない食品位はチーズ、肉類、パン、新鮮な果物や野菜がある。
しかし、食物がウ蝕誘発性をもっているかどうかについては、砂糖を含有しているかどうかということ以外にも素因があり、考えるべき要因には口腔内での滞在時間、歯や歯肉への粘着の程度、そして食品のPHなどがある。

患者の食習慣をみることによって、患者がどれ程に自分の健康を自覚しているかが理解できる。食餌はウ蝕以外の数多くの機能障害とも牽連しているので、食習慣を意識しているのは、大抵の場合は健康を意識しているといえる。そのためには患者とのインタビューの中で、必ず食餌についての質問をするべきである。以下に例を挙げる。


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マークス「完全歯科医業学」概要:238

2017-06-29 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


両親のどちらか、あるいは両方がその歯科医師の患者であるなら、教育はあまり広範囲にわたって必要はないが、それでも子どもの年齢に合わせて子どもの口腔状態に関連した教育をしなければならない。両親が患者でないとき(小児歯科医師の場合は子どもが来院してくる最初の家族に一員ということになる)は、完全な教育を実施することが必要であり、子どもが幼ければなおさらに両親を教育している間、おとなしくしていない子どもを満足させておくという問題に歯科医師は直面することになる。
歯科医師が子どもの訴えを、それがいくつあるにしても一度に治療すればこのことは容易になる。心配をしなくなれば子どもは本か、おもちゃで気を紛らわすか、あるいはアシスタントが相手をすることになる。子どもを理解し、子どもを相手の仕事を好む(そして、そうでなければするべきでないが)歯科医師は、子どもを相手にすることに熟達するようになる。最も重要なことは待合室で長時間過ごすことは落ち着けない、そして管理しにくい状態であることを認識することであり、待ち時間が最小となるようにアポイントメントを計画することである。


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プラック・バイオフィルムの正体

2017-06-28 | 歯科知識のレベルアップ
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


およそ「食べカス」や、「歯垢」という言葉からは、そこに細菌を含んでいるイメージはおこらないのではないだろうか。しかし、私たちがムシ歯や、歯周病を予防するために相手にしているのは細菌であり、それを効果的にコントロールすることである。





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バークリー予防歯科の概要:114

2017-06-27 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


人びとの中には、ときどきよく考えないで行動しているように思える人がいるが、実際には彼らは情緒的に行動しようとして十分に考えているのである。そのような人にとっては歯科医学とは、”今しなければいけないと思われることをしよう”ということの連続であるように見えるかもしれない。そのようなアプローチは、私たちが治療しているときでさえ価値があるかどうか疑わしいが、私たちが最高の健康状態を達成しようとしているときには、なおさらそのアプローチを受け入れることははとんどできない。

患者が自分の将来について歯科医師や補助者と協議することは新しい体験かもしれないが、親切に扱われ、強制されることもなければ、患者はこれから先をどうするべきかを自分自身で認識することができる。そのときには、今、何をするべきかが患者自身に一層よくわかるのである。

患者が歯科医学の限界を悟ったように見えることはほとんどない。というのは私たちが歯科医師として誤った自己概念をもっていて、人間の健康について私たちが実際に行っているよりも、もっと重要な役割を果たしているという印象を形成してきたからである。


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ザ・デンタルフィロソフィ:62

2017-06-26 | ロッカード「ザ・デンタルフィロソフィ」
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


共診断と治療計画のアポイントメント


共診断と治療計画のアポイントメントは、患者が自分自身の健康に対する責任を引き受ける過程において特に重要なものである。患者が口腔の健康の将来を決定するのを援助することで、患者はより一層の義務を所有することになり、歯を救い健康に達するために相互の努力がなされるのである。

患者は、自分に影響のある決定に参加することを望んでいる。しかし、問題点と選択を理解するだけの教育がなされていなければ、賢明な決定はできないのである。教育をされた患者こそが、最良の関心をもって決定を下すであろう。





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