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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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兵庫口福寄席事業・報告

2013-04-30 | 小人閑居為不善
宝塚アートサポート・山田忠生


兵庫口福寄席事業・報告ー5


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歯科診業パンキー哲理:43

2013-04-28 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生



パンキー・マン・スカイラ―法の開発

1931年の夏、私は初めて”オクル―ジョン(咬合)”という言葉に出会った。今日ではよく知られた言葉だが、当時は歯科用語にもなかった。ノースウェスタンにいたときアメリカ歯科医師会を訪れ、図書館員にオクル―ジョンに関する論文の”一括貸出し”を依頼した。館員はオクル―ジョンとは何であるかを知らなかったが、調べてみるということだった。数日後、彼女はオクル―ジョンについて唯一の論文を見つけてくれた。

それはニューヨーク・デンタルジャーナルの1926年版から、Dr.クライド・スカイラ―の著した短い論文だった。その論文には咬合の機能と、機能不良(不正咬合)についての基本原則と、咬合の調和を修復するための基本的必要条件が記述されていた。

当時、私はDr.スカイラ―の記述していることが理解できなかった。しかし、その当時はほとんどの歯科医師がそうだったのだ。ついには私にも理解できるようになり、しばらくたってDr.スカイラ―と個人的に付き合えるようになってからは、基本原則の概略を2ページに要約することができた。Dr.スカイラ―の協力で作成した要約は、現在でもインスティテュートの教材に含まれている。1926年にDr.スカイラ―が述べたことは現在でも十分に通用するのである。意外なことに、咬合についての概念をどこで得たのかを彼は説明できなかった。人はそれをインスピレーションとか、直観とか呼ぶようだ。数年後、スウェーデン・マルモのDr.ウルフ・ポッセルが、Dr.スカイラ―の原則について広範な研究を行い、その正当性を確かめ、それを「咬合の生理とリハビリテーション」という本に著した。



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人は思考するように:34

2013-04-27 | 人は思考するように:ジェイムズ・アレン著
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生



思想と目的

思想は目的がなければ知的な作業はできない。多くの人生が存在する海洋の上を漂っている。目的がないということは悪である。そして大災害や破滅を避けようとするのなら、いつまでも漂っていてはいけない。

人生に目的をもっていない人は、わずかな心配事、恐れ、トラブル、自己憐憫などの、巧みに仕組まれた罪と同じように、確実に失敗、不幸、喪失を招くものの餌食になるだろう。なぜなら、臆病は力強さのみなぎった宇宙では生存できないからである。



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腕だけでは、どうにもならないのが歯医者ー(30)

2013-04-27 | デンタル・トーク
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


「眼」は「考える頭」の最前線ー5

そこには、ひとつの診療スタイルを確立した上で、計画された治療計画に基づいて診療を行う歯科医師と、それを信頼する患者との間で醸し出される時空間的診療環境を、同時体験することと言える。

よほど特殊なケースでない限り、私たち歯科医師は多少部分麻酔で口腔内がしびれていたりしても、意識においては清明な患者を対象として、できるだけリラックスした状態を維持しながら、口腔内という特殊な分野にさまざまな処置を施していくのが仕事である。

その歯科医師、患者、そしてアシスタントで構成される診療空間は、何か他のもので例えることができないような非常に特殊な時空間環境であり、それこそを見学し、体験していると言えるかもしれない。



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パンキーフィロソフィ(95)

2013-04-26 | L.D.パンキー歯科診療哲学:講演抄録
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生



以上の例のように、知的、社会的水準に問題が無くても、肉体的、情緒的な問題がある場合は、治療を急ぐべきではありません。また、別に経済的に問題をもっている人も、その問題が解決しない間は治療には良い機会ではないので、ホールディング・プログラムを用いると良いでしょう。どちらにしても、長期にわたる年月がかかります。つまり誰もが来院したときに、すべての医療を受けないといけないということではないのです。

しかし、総義歯をしなくてはいけない場合や、患者の歯科医学的年齢が中年を越えているような場合は、絶対的に必要でない限り、ホールディング・プログラムは用いられません。つまり総義歯にしなくてはならない程度まで歯周組織が破壊されていて、ひどい状態にある場合には、私たちは暫定的な治療ができるまで歯を一時的にスプリントします。

これは診療方法に関係のあることですが、ときには情緒的、経済的な問題も関係します。これにはどう対処するべきでしょうか。私たちは患者が来院したときの状態や、話し方、服装、呼吸の仕方などから、かなりの判断をすることができます。その患者の所有している車、どの地域に住んでいるか、どの程度旅行をしているか、職業は何かなどが知的、社会的、経済的な分類の大きな要素を占めます。これらの情報を患者のために役立てると良いでしょう。

結局、歯科医師の仕事は一般大衆のためのものですから、自らの利益の前に大衆を優先させるべきであります。そしてこの考え方こそが、私たちの職業意識というものなのです。




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