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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

歯福の講演会:3

2022-12-23 | 高齢者と歯科

歯科医師・山田忠生

 

■調査でわかったこと

全体数の割合では、私のオフィスに来院されます患者さんは、主に60歳代以降の方が圧倒的であり、口腔内保湿環境が良好な方の割合と、やや乾燥状態、かなりドライマウスな方の合計が拮抗した状態でありました。つまり、2人に1人はドライマウスか、それに近い状態ということです。

これをそのまま日本全体に適応しますと、65歳以上の日本人の約1.800万人がドライマウスか、その予備軍ということになります。

女性、男性別では、男性の方が高めの数字となりましたが、喫煙、コーヒー、アルコール摂取の影響かもしれません。

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歯福の講演会:2

2022-12-20 | 高齢者と歯科

歯科医師・山田忠生

 

それでは、2022年度の「歯福の講演会」の講演内容をご紹介しましょう。

3つの実話に基づいた内容の話を進めていきますが、その前に昨今、私も対応に苦慮しています「どら馬椅子」の現状について、患者さんを対象に調べましたので、その結果を紹介します。

調査には、唯一のお口の乾燥状態を計測できる機器であります口腔水分計「ムーカス」(商品名)を使用して計測しました。

 

 

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歯福の講演会:1

2022-12-15 | 高齢者と歯科

歯科医師・山田忠生

 

2022年11月、私は一般の人々を対象に「歯福の講演会」を開催しました。過去10数回に渡り、同様の講演会を開催してきました。

今回は思うところあり、その講演内容を加筆修正しながら、これからご紹介します。

このような一般の方々を対象とした講演会を開催したいと思うようになったのは、かなり以前のことになります。決して自らが望んで歯科医師になったわけでなく、大学在学中は何度も止めたいと考えたものでした。しかし、卒業してからのひととの出会い、得難い体験などから歯科医師であることに誇りを感じることができるようになったのです。

 

 

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高齢者と歯科

2019-07-18 | 高齢者と歯科
歯科医師・山田忠生


■とてもやっかいな病気 『咬合病』

「歯」を破壊しながら「人生」を歩む。
それが『咬合病』をもった人の宿命でしょうか…。
別名「沈黙の破壊者」とも称されています。

いわゆる「ムシ歯」や、「歯周病」は、
それぞれを引き起こす複数の細菌感染が原因です。
それだけに予防することも可能なわけです。

ところが、『咬合病』は、
咬合病菌というような細菌の感染ではありません。
つまり効果的な予防法がないと言えます。
『咬合病」をもった人に、
共通した発症メカニズムもよくわからないのが
現状でしょうか。
ただ、それなりに手を尽くすことは可能ですが…。




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高齢者と歯科

2019-06-25 | 高齢者と歯科
歯科医師・山田忠生


■やはり、義歯は外して寝ている

もうすでに20年以上前になりますが、
阪神淡路大震災のとき、まだ多くの方は
就寝中でしたから、あわてて家を飛び出し
その家が被災して、多くのものがガレキとなり、
義歯は外して寝ていたので、どこにあるのかわからなくなり、
とても困られたということを聞いたことがあります。

まだまだ、就寝中は義歯を外してくださいと、
歯科医師も話していたのかも…。
そのような被害に合わないためという理由だけでなく、
就寝中も義歯はつけておくのが歯科常識でしょう。
特に、咬合病で部分義歯をつけておられる方など。


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