goo blog サービス終了のお知らせ 

山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

■ホームページ検索 ⇒ yamadashika-ec.com
■ゆめ機構・代表 

沈黙の破壊者:咬合病ー2

2021-02-27 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介

歯科医師・山田忠生

 

歯は3つの病気、つまりう蝕(ムシ歯)、歯周病(歯肉炎)、咬合病(かみ合わせの病気)の悪影響をうけている。ほとんどの人はその個人的経験からも、最初の2つの病気の徴候、症状、そして治療については知っている。歯科医師はう蝕や歯周病の診断と治療については、高度に訓練されている。歯科医師は教育や経験を通して、できるだけ早く取り扱うことで、これらの病気の悪影響を最小限にするため、薦められる適切な治療をすることができる。

咬合病は常にそれほど明白に現れるものではない。摩耗、知覚過敏、歯のひび割れ、歯の動揺、歯折、筋肉痛、顎関節痛、頭痛ーーこれらは咬合病の影響であり得るのである。その早期の段階では歯折のような明白な障害が、ときには潜在的な原因を隠していることがある。咬合病であることをできるだけ早期に認識することは、高齢になっても歯を保持する可能性を増大させる。咬合病の徴候について早い段階で認識し対処しれいれば、成人になって経験するブリッジ、冠、義歯などの多くは避けられたかもしれない。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バークリー予防歯科の概要:204

2021-02-26 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.

歯科医師・山田忠生

 

以上、記述したようなシステムを取り入れることによって、アポイントメント・ブックは単に患者の名前と診療に要する時間のみを列記するだけでなく、その時間内に行う治療内容を明記することにもなる。歯科医師が将来においてどれほどの患者を消化していけるかということを、秘書がコントロールすることも可能になってくる。生産目標を立てようとするのなら、秘書の責任の許に1日、または1週間単位で生産の目標レベルが達成できるよう、アポイントメントをアポイントメント・ブックに振り分けていくこともできる。しかし将来、専門外の人がこの役を受け持つようになれば、この種の生産のコントロールはオフィスにおいて、今以上に批判的なものにさえ、なり得ると思われる。

白紙のページをアポイントメント・ブックに差し込む前に、予定の骨組みを大雑把に組み入れる。昼食、コーヒーブレイク、急患者、経営会議、職員会議、研究などの時間を色帯で表すか、その旨を記入する。歯科医師が歯科医師自身の治療を行うのであれば、それも骨組みの中に入れておく。月の初めに秘書が、その月に済ませてしまう診療の回数を数え、支障なく診療のできる程度の時間をアポイントメント・ブックの中に割り振りをする。枠内を色付けすることによって、種々の予約時間をすばやく見分けることができる。そして、この予約時間は必ず守らなければならない。一度妥協してしまうと、このシステムの効果は台無しとなってしまうのである。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エクセレンスの追求:35

2021-02-25 | APAプロフェショナル・シンポジウム:ロッカード講演録

歯科医師・山田忠生

 

この卓越性というのは、個人個人が心の中に求めるものであります。これはオフィスの壁に飾ってある証明書とか、あるいは銀行にいくら預金があるということではありません。その日々の生活の中のさまざまな分野において完全性、完璧さを求めるという意味をもっております。

卓越性ということですが、これは完璧さを求める旅路であるということができます。言葉を変えていえば、毎日よりよいものにしようと変化を求めるチャレンジであり、ベストに向かって変化していくこと、それがチャレンジであります。私のフィロソフィ、あるいはモットーとしていることは、”完全に向かって努力せよ”ということであります。何事にあっても完全ということはあり得ないわけでありますが、しかし他より秀でるということは達成可能であります。この人生は、あなたの人生であります。力を得て、自分のやりたいと思うことを選び取り、そしてうまくやることです。力を得て、自分の人生の中で何をやりたいのかを選ぶことです。そして、それを心から愛することです。力を得て、林の中を歩きなさい。自然の一部になりなさい。そして力を得て、自分の生活、自分の人生をコントロールしなさい。なぜなら、他の人があなたに代わってそれをしてくれるものではないのだから、力を得て、自分の人生を幸福なものにすることです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マークス「完全歯科医業学」:338

2021-02-22 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

歯科医師・山田忠生

 

 

18-2 治療中の教育パターン

患者は目的や治療に伴う危険性について、絶えず思い出させるようにされない限り、忘れがちであるということを認識するならば、歯科医師は治療中の教育と興味と、そして熱意を維持するためにも明確な方法を確立しなければならない。幸いにことに治療の各段階は目的があり、しかも流動的なものであり、そしてプログラムに役立つものである。

以下の方法が成功裡に用いられている。

1・各来院のはじめに

 a.その来院時に予定されている治療を言葉で表現する。

 b.治療のこの特定のタイプの目的と、全体計画との関係を説明する。

 c.治療中の危険性について説明する。そして、患者を安心させ、それを最小限とするために患者の協力を得ることが求められる。

 d.予想される当面の効果を指摘して、患者を勇気づける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シュースター「卓越歯科医業学」:203

2021-02-20 | シュースター「歯科開業学」

歯科医師・山田忠生

 

時間をよりうまく組み立てることで、あなたは今週にやりたかったことや、やらなくてはならないことができるようになるだろう。

 

あなたは本当に向上しただろうか。今すぐにでもやりたいこと、すなわち自分の成長のための勉強のスケジュール作りを始めるだろう。私の見たところによれば、ほとんどの歯科医師は読書をしない。私の父は、”すべての知識は書物にある。”と語っていた。もちろん、他のものにもあるかもしれないが、かなり豊富な知識がそろっているのは、やはり書物である。毎日少しずつでも読書に時間を充てるようにしてみることだ。そうすることがあなた自身を技術的に、心理的に、そして周囲とのつき合いの面において、ひいては精神的に成長させる鍵となるのである。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする