ゆめ機構(夢のまちづくり「宝塚」市民機構)代表ー山田忠生
「宝塚新市民ホール運営検討委員会・中間報告書」 その23
ハードプランニングの大きな焦点は、舞台間口の考え方であり、色々な演目に対応できる多機能ホールとするため舞台間口も大切であるが、袖舞台の幅も重要との考えより、舞台間口を15m程度と位置付けている。
しかし、オーケストラコンサートに対応するには少し無理があると判断し、多目的としての公共ホールの間口の考え方、オーチャードホール(音楽専用ホール・バレエも可能)間口16,3mを参考に当ホールの間口9間(16,2m)で設計を進めているものの、一方では18mの間口要望もあるため、今後、設計協議の中で可能の範囲の検討を加えるというものであった。
当委員会は、市に対してホール建設後の運営管理についての方針、フレームづくりの提言を行うために設置されたが、委員会の議事進行の中でハードプランニング部分も提案があり、建設基本計画での協議経過もふまえ、可能な範囲で今後の施設計画に反映することを要望する。