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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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パンキーフィロソフィ(71)

2012-03-26 | L.D.パンキー歯科診療哲学:講演抄録
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


Ⅳ カリエスと歯周疾患をコントロールする予防的手段

私たちは患者の口腔の臨床旅行を終え、さまざまな質問をしている間に、この患者がどのような状態で、どのカテゴリーに属しているかが判断できるはずであります。そして、人間は年齢を経るにつれて歯周疾患も増え、咬合状態も悪くなり、歯を失っていきやすい環境にあるので、誰かがこの状態を早く捉えて、事実を知らさなくてはならないのです。

年代学別にみると、生物学的に約30年の年齢に達するまでを青年、30~55歳までは中年、55歳以上は老年というように分けることはできますが、歯科医学的見地からは、歯が存在し、歯肉・歯周組織が健康である限りは青年とみなします。歯の喪失がみられたり、傾斜歯が存在したり、咬合異常があり、歯周組織が不健康な状態の人は、実際の年齢に関係なく中年(成人)と呼びます。

その程度は発見が早いほど、私たちはそれらの歯を再度活用することができるのであります。歯の喪失部に義歯を装着し、咬合を修正して、さらには歯周疾患を治療し、歯肉を健康な状態にして、患者のこれからの人生に十分役立つものにすることができるのであります。



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