宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
対象を見つめる「眼」
すべての人がそうだとは言えないだろうが、年齢を経ても、とてもするどく対象に迫る「眼」をもった人と、直接に、あるいは間接的に見ることがある。一般的に誰でもが知っている人では、ピカソであり、岡本太郎であり、荻須高徳がそうである。
あまり多くの人を知っているわけではないが、思いつく3人ともに画家だ。何とも魅力的な「眼」をもっている。誤解を恐れずに言えば、獲物を狙う「鷹の眼」のような印象がある。
クラシック音楽の世界でも、とても魅力的な眼をもった指揮者が、何人も存在する。彼らのあの「眼」は、何を見つめているのだろうか…。少なくとも、対象とするものは、画家とは異なっているはずだが。