博客 金烏工房

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『天意』その4

2018年06月30日 | 中国科幻ドラマ
『天意』第14~18話まで見ました。

膠陽の地では懐王の孫・熊心を手中に収めようと群雄が集結。その頃、韓信は海が見たいという小芳のリクエストに応えて海辺で舟を出しているうちに嵐に巻き込まれ、無人島に漂着してサバイバルする羽目になったのでした。……色々ツッコんだら負け感が (^_^;)

膠陽では熊心の偽物が出現したりしておりましたが、何だか訳がわからないうちに無人島から戻った韓信たちはその偽物が持っていた楚王の櫃を手がかりに、たまたま行き当たった酒場の老板が懐王の孫であることを突き止め、項梁はこのおっさん(下の画像参照)を祖父と同じ号の懐王として擁立。



韓信は劉邦側の使者としてやはり熊心を捜索していた張良と再会し、自陣で酒を酌み交わしますが、そこへやはり熊心を狙っていた墨舞が潜入。


秘密組織「隠鬼面」の使い手墨舞。これまでも韓信とは因縁がありましたが……

で、夜な夜な墨舞が熊心こと酒場の老板を暗殺。対処に困る項梁&范増ですが、この老板の義子で奴隷として虐待されていた二毛少年(状況を見かねた銭小芳によって保護されていた)の存在を知ると、「義子でもええやろ」ということでこの二毛少年を懐王として擁立。実はこの二毛少年が懐王の孫で、老板はそれを知りつつ隠して自分が王として擁立されたということで叩き出されるというエピソードが挿入されるのかなと思いきや、そういう説明一切抜きで殺されて終わりという展開になったので少々驚いております……

そして虞姫に墨舞との仲を疑われた項羽が、仲直りのために銭小芳からラブソングと振り付けを教わるのですが、そのラブソングというのが本作のEDテーマ「女主角」(ヒロイン)だったりします (^_^;)





そしてこのあたりで張良の主君となった劉邦(イケメン)と呂雉(美女)が登場。このドラマいろんな方向でやりたい放題ですよね……

韓信はと言えば、脳筋ばかりが揃った項羽陣営では自分の献策が受け入れられないことも多く、范増には評価されるようになるも、項羽との間には微妙に溝ができていきます。しかし項羽・韓信らは章邯の軍を追撃した際にその罠にはまって奥深くに誘い込まれたうえ、立てこもった駅亭が包囲されてしまい…… おかしい、このドラマ、ここにきて普通の歴史ドラマのようなノリになってます(困惑)

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