博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『実習女捕快』

2020年09月12日 | 中国古典小説ドラマ
タイムスリップ物の最新作『実習女捕快』全24話を見ました。

ヒロイン金虔は現代の女子大学生。試験に落第しそうなので、親友が研究しているタイムマシンで試験の前まで戻ろうとしたところ、タイムマシンの不具合で北宋の時代にタイムスリップ。そこで医仙&毒聖の老人二人組に無理やり弟子入りさせられて医術を仕込まれ……


あれやこれやで開封府の捕快(捕り手)にスカウトされるという、清々しいぐらいに出来心と思いつきで作ったような作品ですね (^_^;)


展昭はヒロインの憧れの人ですが、自分が女性であることを伝えていません。包大人こと包拯はこのドラマではイケおじですw そして本作では守銭奴という設定が付加され、中盤以降は美女とのロマンスもありと、包青天物には珍しく公孫策が存在感を主張しています。


そしてなぜかナルシストで、敵にすると厄介だが味方にすると頼りない白玉堂。

ストーリーは鍘美案から始まり、鍘龐昱、狸猫換太子、そして襄陽王の謀反とお馴染みのエピソードが続き、合間合間にパロディネタの応酬となります。意外と『三侠五義』のネタを拾ってるV5(威武)なドラマですw

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2 コメント

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コメディは (wanko)
2020-09-23 13:50:56
コメディは低予算と勢いに限りますよね。
穿越しているのは主人公だけかと思いきや、
早くの皆さんも思いっきり現代用語でしゃべってるという。
白玉堂押しのワタシとしては、今作が一番イメージに近い感じがしました。
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Unknown (さとうしん)
2020-09-24 08:41:39
周りの皆さんもきっちり現代語というのは言わない約束でw 白玉堂は確かに今までの作品だと補正されすぎている感じがありまして、あれぐらい抜けてる方がイメージに合いますね。
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