昨日で今学期の講義がすべて終了。ということで今回も受講した講義をアップしておくことにします。まずは古文字関係の科目から。
戦国文字研究
戦国金文・印璽などの資料をPower Pointでひたすら紹介していく。モニターを使った講義は外国人にとってはありがたいところ。
甲骨文字研究
『甲骨文合集』所収の甲骨文を賓組・出組など黄天樹の分組・分類に沿って講読していく。途中で分組・分類の解説や重要論文の講読を挿入。
古文字方法研究論
4人の教員によるリレー講義。各教員が研究における電脳の利用、音韻学と通仮、論文の構成と書き方、主要工具書の紹介といったテーマで講義。ここ2~3年ぐらいで新しく開講された科目らしい。日本語で説明されても分からなかった音韻学が中国語で説明されてある程度飲み込めたのは良い思い出(^^;)
古文字研究論著導読
ようするに博士課程の演習科目。毎回2人程度の院生が研究発表。私も1度発表しました。
以下は考古系開講の科目。
夏商周考古
『中国考古学 夏商巻』『同 両周巻』をテキストに夏商周三代の主要な遺跡について紹介・討論。発掘の成果を文献資料の枠組みの中でしか解釈しようとしない、政治・制度に関するものにしか触れないといった、中国考古学・先秦史の悪い面がモロに出ている講義でした(^^;)
両周考古文献学(仮)
(仮)としているのは、知り合いに誘われて正式な科目名が分からないまま受講していたため(^^;) 『詩経』『礼記』『逸周書』などの古文献から考古学・古文字学に関わる部分を紹介・講読。当世の信古的な研究に批判的で、先学期受けた「金文研究」とともに吉大で受けた中で最も面白かった講義。
戦国文字研究
戦国金文・印璽などの資料をPower Pointでひたすら紹介していく。モニターを使った講義は外国人にとってはありがたいところ。
甲骨文字研究
『甲骨文合集』所収の甲骨文を賓組・出組など黄天樹の分組・分類に沿って講読していく。途中で分組・分類の解説や重要論文の講読を挿入。
古文字方法研究論
4人の教員によるリレー講義。各教員が研究における電脳の利用、音韻学と通仮、論文の構成と書き方、主要工具書の紹介といったテーマで講義。ここ2~3年ぐらいで新しく開講された科目らしい。日本語で説明されても分からなかった音韻学が中国語で説明されてある程度飲み込めたのは良い思い出(^^;)
古文字研究論著導読
ようするに博士課程の演習科目。毎回2人程度の院生が研究発表。私も1度発表しました。
以下は考古系開講の科目。
夏商周考古
『中国考古学 夏商巻』『同 両周巻』をテキストに夏商周三代の主要な遺跡について紹介・討論。発掘の成果を文献資料の枠組みの中でしか解釈しようとしない、政治・制度に関するものにしか触れないといった、中国考古学・先秦史の悪い面がモロに出ている講義でした(^^;)
両周考古文献学(仮)
(仮)としているのは、知り合いに誘われて正式な科目名が分からないまま受講していたため(^^;) 『詩経』『礼記』『逸周書』などの古文献から考古学・古文字学に関わる部分を紹介・講読。当世の信古的な研究に批判的で、先学期受けた「金文研究」とともに吉大で受けた中で最も面白かった講義。
やはり英語でもそういうことがありますか(^^;) 文献の場合だと言語的な問題のほかに翻訳者の技量によって内容が分かりにくくなることもありますし、何でも日本語で理解してしまおうというのも良し悪しですね。
こういうのってありますね。
仕事で必要なので、科学・化学の本を読むことがあるのですが、日本語で説明されるよりも英語で読んだほうがわかりやすいという^^;
翻訳されて、普段使わないような漢字やカタカナも、英語で読むと「ああ、なるほどな」と思うことがあるんで、原語をやることの重要さが良くわかります。