『延禧攻略』第31~35話まで見ました。
嫻妃の提案で水害に遭った避難民に炊き出しを行うことになりますが、そこへ高貴妃の意を承けた暴徒が押し入り、「炊き出しなどお為ごかしだ」と騒ぎ立てますが、その場に居合わせた袁春望さんが暴動に発展する前に暴徒を処断。嫻妃の覚えめでたく辛者庫の管事に出世します。まあやる気になれば何でもできる人なんですね。
一方、高貴妃は芸人を雇い入れ、皇太后の誕生祝いの宴の出し物として「万紫千紅」を練習させますが、これは木の棒の先端に穴を空けて溶かした鉄を入れ、それを振り回して火花を派手に散らせるという危険の多い出し物で、練習を強要させられた芸人たちの怨みを買っておりました。で、その予行演習を乾隆帝&嫻妃に見せようとしたところ、芸人たちは敢えて高貴妃に接近して火花を散らせ、彼女の背中に大火傷を負わせます。
しかも「万紫千紅」の原料には「鉄水」だけでなく「金水」、すなわち糞尿も含まれており、火傷の痕から病原菌が入り込むようにするという手の入れよう。これで高貴妃は自慢の肌つやの良さを失うばかりか命の危険にさらされます。これは皇后突き落としの一件で意趣返しを図っていた瓔珞の入れ知恵なのでした。高貴妃は格下扱いしていた嫻妃からも「仮に一命は取り留めたとしても、これでもう皇上の寵愛は得られないわねえ」と脅しを食らいます。高貴妃はプライドの高さから治療を拒絶し、最後に乾隆帝に美しいままの姿で崑曲を踊る姿を見せて自害。彼女は『宮廷の諍い女』で言うところの華妃のポジションなんですが、全体の半分を待たずして退場です。嫻妃は彼女の穴を埋めるように貴妃に昇格。
さて、瓔珞はかつての侍女仲間の明玉の手引きで夜な夜なこっそり長春宮に通い詰め、昏睡状態の皇后を見舞っておりました。乾隆帝はそんな彼女の姿を見て赦免しようと思い立ちますが、爾晴の陰謀でおじゃんに……

爾晴は傅恒との結婚を望んでおり、彼の心をつかんだ瓔珞が許せないのでした。乾隆帝も傅恒を大官の孫娘である爾晴と結婚させようとします。更に瓔珞は木偶を使って高貴妃を呪詛したと告発され、乾隆帝直々の取り調べを受けることになります。実はこれは純妃の陰謀で、彼女も傅恒に惚れていたのでした。無論皇帝の妃嬪の身ではもちろん自分が彼と結婚するわけにもいかず、せめて生まれが良くて才徳のある美女と結婚させようとあれこれ画策していたところ、傅恒が身分の低い瓔珞に惚れてしまって敵意を燃やしたという次第。発想が何かダメなアイドルファンっぽいですが……
事態を知った傅恒は瓔珞を救うために彼女との結婚を諦め、乾隆帝から提案されていた爾晴との結婚を決意するのでした…… お陰で罪には問われずに済んだものの傷心の瓔珞に、袁春望さんは「お前をずっと守ってやれるのは私だけだ」なんて言ってますけど、こいつも心に何か歪んだものを抱えてそうです。で、ついでに袁春望さんの身の上が語られますが、どうも雍正帝の落とし子だったのが諸事情で民間で育てられたうえ、父親の認知が得られないまま人に騙されて宦官にさせられてしまったということのようです。
そして遂に皇后が目覚めますが、傅恒の婚約を知って失望。更に乾隆帝が傅恒と瓔珞の結婚を認めないのは、実は乾隆帝が瓔珞に惚れているからではないかと察してしまいます……
嫻妃の提案で水害に遭った避難民に炊き出しを行うことになりますが、そこへ高貴妃の意を承けた暴徒が押し入り、「炊き出しなどお為ごかしだ」と騒ぎ立てますが、その場に居合わせた袁春望さんが暴動に発展する前に暴徒を処断。嫻妃の覚えめでたく辛者庫の管事に出世します。まあやる気になれば何でもできる人なんですね。
一方、高貴妃は芸人を雇い入れ、皇太后の誕生祝いの宴の出し物として「万紫千紅」を練習させますが、これは木の棒の先端に穴を空けて溶かした鉄を入れ、それを振り回して火花を派手に散らせるという危険の多い出し物で、練習を強要させられた芸人たちの怨みを買っておりました。で、その予行演習を乾隆帝&嫻妃に見せようとしたところ、芸人たちは敢えて高貴妃に接近して火花を散らせ、彼女の背中に大火傷を負わせます。
しかも「万紫千紅」の原料には「鉄水」だけでなく「金水」、すなわち糞尿も含まれており、火傷の痕から病原菌が入り込むようにするという手の入れよう。これで高貴妃は自慢の肌つやの良さを失うばかりか命の危険にさらされます。これは皇后突き落としの一件で意趣返しを図っていた瓔珞の入れ知恵なのでした。高貴妃は格下扱いしていた嫻妃からも「仮に一命は取り留めたとしても、これでもう皇上の寵愛は得られないわねえ」と脅しを食らいます。高貴妃はプライドの高さから治療を拒絶し、最後に乾隆帝に美しいままの姿で崑曲を踊る姿を見せて自害。彼女は『宮廷の諍い女』で言うところの華妃のポジションなんですが、全体の半分を待たずして退場です。嫻妃は彼女の穴を埋めるように貴妃に昇格。
さて、瓔珞はかつての侍女仲間の明玉の手引きで夜な夜なこっそり長春宮に通い詰め、昏睡状態の皇后を見舞っておりました。乾隆帝はそんな彼女の姿を見て赦免しようと思い立ちますが、爾晴の陰謀でおじゃんに……

爾晴は傅恒との結婚を望んでおり、彼の心をつかんだ瓔珞が許せないのでした。乾隆帝も傅恒を大官の孫娘である爾晴と結婚させようとします。更に瓔珞は木偶を使って高貴妃を呪詛したと告発され、乾隆帝直々の取り調べを受けることになります。実はこれは純妃の陰謀で、彼女も傅恒に惚れていたのでした。無論皇帝の妃嬪の身ではもちろん自分が彼と結婚するわけにもいかず、せめて生まれが良くて才徳のある美女と結婚させようとあれこれ画策していたところ、傅恒が身分の低い瓔珞に惚れてしまって敵意を燃やしたという次第。発想が何かダメなアイドルファンっぽいですが……
事態を知った傅恒は瓔珞を救うために彼女との結婚を諦め、乾隆帝から提案されていた爾晴との結婚を決意するのでした…… お陰で罪には問われずに済んだものの傷心の瓔珞に、袁春望さんは「お前をずっと守ってやれるのは私だけだ」なんて言ってますけど、こいつも心に何か歪んだものを抱えてそうです。で、ついでに袁春望さんの身の上が語られますが、どうも雍正帝の落とし子だったのが諸事情で民間で育てられたうえ、父親の認知が得られないまま人に騙されて宦官にさせられてしまったということのようです。
そして遂に皇后が目覚めますが、傅恒の婚約を知って失望。更に乾隆帝が傅恒と瓔珞の結婚を認めないのは、実は乾隆帝が瓔珞に惚れているからではないかと察してしまいます……