博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『三国機密之潜龍在淵』その4

2018年04月24日 | 中国歴史ドラマ
『三国機密之潜龍在淵』第16~21話まで見ました。

司馬懿のごまかし作戦が功を奏し、ダミーの楊平似顔絵をつかまされる郭嘉&満寵。しかし今度は幼馴染みで片思いの相手だった董妃の遺志を受け継ぎ、劉平の身元を探っていた趙彦から司空府(曹操の邸宅)の仮皇宮で「お前は一体何者なのだ!?」と詰め寄られ、劉平は彼に真相を告げます。趙彦を動かして真相を探ろうとしていた郭嘉&満寵ですが、趙彦は司空府の外で待ち受けていた二人の前で自ら舌を切り取ったうえで絶命……

郭嘉&満寵は結局皇帝が入れ替わっているという真相に近づくことができず、劉平が袁紹と通謀しているのではないか、楊平は袁紹の密使となるために死んだことにされたのではないかと、真相からはずれた発想で探りを入れ続けることになります。

その劉平は官渡で袁紹と対峙する曹操をバックアップするべく鄴に親征すると言い出し、各方面に波紋を引き起こします。こちらはこちらで本当に袁紹と接触しようと考えるようになった模様。で、劉平はひょんなことから弘農王妃唐瑛がどうやら袁紹のスパイらしいと察知してしまいます。彼女の経歴がもうひとつよくわからないのですが、袁紹の親衛隊あるいは特務機関的な「西園衛」に所属していた時期がある模様。

そしてなぜか劉平&伏寿が郭嘉のお誘いでお忍びで出歩くことになりますが、そこで任紅昌が孤児たちを引き取って一緒に暮らしていたことが判明。この手のドラマで時々出てくる中華時代劇版孤児院ですね…… その際に郭嘉から「親征は皇帝としてだと角が立ちますが、今やってるお忍び歩きと同様に一介の「劉兄」という立場ならどうでしょうね?」と示唆を受け、官渡の曹操のもとへと護送される董承の護衛兵に扮して、なぜか男装した伏寿や曹丕と一緒に北方に向かうことになります。

で、董承の身柄を奪取しようとする淳于瓊が一行を襲撃しますが、肝心の董承は郭嘉の仕込んだ毒により死亡。曹操の手先だろうということで拘束され、鄴に連行される一行ですが、劉平は正体を隠したまま袁紹の軍師という蜚先生と対面。郭嘉の兄弟子ということですが、例によって郭嘉が華佗の娘を手込めにした時にとばっちりを受けたようで、郭嘉を酷く恨んでおります。

一方、司馬懿も鄴に潜入し、袁紹の寵臣審配の息子の審栄に接近しますが……
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