『大軍師司馬懿之虎嘯龍吟』第31~36話まで見ました。
太傅となって長安防衛以外の兵権を手放さざるを得なくなった司馬懿ですが、実はこれに備えて山里で私兵を養っておりました。臣下が私兵を養うのは謀反の意志があるということで御法度のようで、私兵の徴収と練兵は司馬懿と司馬師、そして汲布の三人だけで秘密裏に進められますが、当然秘密が漏れない道理がないわけで、曹爽や何晏の察知するところとなります。
曹爽は司馬懿を呉軍に包囲された樊城の救援に追いやる一方で、自らの蜀討伐に司馬昭を帯同。司馬師は弟の護衛のために30名の私兵をつけてやりますが、実はこの蜀遠征事態が司馬氏の私兵の存在をあぶり出す罠なのでした。で、蜀軍の急襲と見せかけて手兵に司馬昭を襲撃させ、尻尾をつかもうとしますが、事態を察知した司馬昭は護衛として引き連れてきた私兵を全員処刑させます。しかし司馬昭の護衛が不自然に強いというので、曹爽は私兵の存在を確信。目的は果たしたということで蜀とろくすっぽ矛を交えないまま帰還します。
一方、司馬師の妻で曹爽の従妹にあたる夏侯徽は両者の対立に心を痛めますが、うっかり司馬氏の私兵の存在に気付いてしまいます。そしてそれを察知した司馬倫(司馬懿と柏霊筠との間に生まれた子)は兄嫁を密かに監禁。次兄司馬昭にその処置を委ねます。この司馬昭、実は昔から兄嫁を密かに恋慕していたという設定で(史実通り王元姫と結婚して子供も何人か産まれているのですが)、「昔から好きだった。私と誰も知らない所に逃げて一緒に暮らそう」と彼女に下心をぶちまけますが、さっくり拒否されてしまい、逆上して彼女を絞殺。
そして夏侯徽の遺体が発見されて司馬府へと運ばれると、早速曹爽が駆けつけて「私兵はやはり存在した!従妹はそれを目撃して口封じされたに違いない!謀反だ!」と騒ぎ出します。彼女が司馬師の装飾品を握りしめていたことで彼が下手人と疑われ、曹爽に連行されて拷問を受けることに。そのショックで張春華が昏倒。実は彼女は前々から病気を抱えていたらしく、司馬懿は医師から彼女は余命幾ばくも無いと宣告されてしまいます
騒ぎの中、柏霊筠は司馬倫が事件に関わっているに違いないと確信し、息子の裏の顔に気付いてしまいます。家庭環境から精神を病んだ曹叡とは違って司馬倫の場合はそういう外的な条件がないだけに、余計に闇の深さを感じますね……
司馬懿は妻が亡くなる前に何とか司馬師の身柄を取り戻して再会させようと、曹爽に見返りとして長安の兵権を差し出したり、亡き曹真の遺品に叩頭したりしますが、司馬師が母親の枕頭に駆けつけた頃には既に息を引き取っていたのでした…… ということで今回かなり無茶な展開がダマになってぶち込まれております (^_^;)
太傅となって長安防衛以外の兵権を手放さざるを得なくなった司馬懿ですが、実はこれに備えて山里で私兵を養っておりました。臣下が私兵を養うのは謀反の意志があるということで御法度のようで、私兵の徴収と練兵は司馬懿と司馬師、そして汲布の三人だけで秘密裏に進められますが、当然秘密が漏れない道理がないわけで、曹爽や何晏の察知するところとなります。
曹爽は司馬懿を呉軍に包囲された樊城の救援に追いやる一方で、自らの蜀討伐に司馬昭を帯同。司馬師は弟の護衛のために30名の私兵をつけてやりますが、実はこの蜀遠征事態が司馬氏の私兵の存在をあぶり出す罠なのでした。で、蜀軍の急襲と見せかけて手兵に司馬昭を襲撃させ、尻尾をつかもうとしますが、事態を察知した司馬昭は護衛として引き連れてきた私兵を全員処刑させます。しかし司馬昭の護衛が不自然に強いというので、曹爽は私兵の存在を確信。目的は果たしたということで蜀とろくすっぽ矛を交えないまま帰還します。
一方、司馬師の妻で曹爽の従妹にあたる夏侯徽は両者の対立に心を痛めますが、うっかり司馬氏の私兵の存在に気付いてしまいます。そしてそれを察知した司馬倫(司馬懿と柏霊筠との間に生まれた子)は兄嫁を密かに監禁。次兄司馬昭にその処置を委ねます。この司馬昭、実は昔から兄嫁を密かに恋慕していたという設定で(史実通り王元姫と結婚して子供も何人か産まれているのですが)、「昔から好きだった。私と誰も知らない所に逃げて一緒に暮らそう」と彼女に下心をぶちまけますが、さっくり拒否されてしまい、逆上して彼女を絞殺。
そして夏侯徽の遺体が発見されて司馬府へと運ばれると、早速曹爽が駆けつけて「私兵はやはり存在した!従妹はそれを目撃して口封じされたに違いない!謀反だ!」と騒ぎ出します。彼女が司馬師の装飾品を握りしめていたことで彼が下手人と疑われ、曹爽に連行されて拷問を受けることに。そのショックで張春華が昏倒。実は彼女は前々から病気を抱えていたらしく、司馬懿は医師から彼女は余命幾ばくも無いと宣告されてしまいます
騒ぎの中、柏霊筠は司馬倫が事件に関わっているに違いないと確信し、息子の裏の顔に気付いてしまいます。家庭環境から精神を病んだ曹叡とは違って司馬倫の場合はそういう外的な条件がないだけに、余計に闇の深さを感じますね……
司馬懿は妻が亡くなる前に何とか司馬師の身柄を取り戻して再会させようと、曹爽に見返りとして長安の兵権を差し出したり、亡き曹真の遺品に叩頭したりしますが、司馬師が母親の枕頭に駆けつけた頃には既に息を引き取っていたのでした…… ということで今回かなり無茶な展開がダマになってぶち込まれております (^_^;)