博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『花間提壺方大厨』その1

2017年08月16日 | 中華時代劇
ここんところ重量級の大作・力作ばかりを見ていたので、たまには軽いものをとネットオリジナルドラマ『花間提壺方大厨』を見始めました。2シーズン×18話の全36話構成で、今回は第1~6話まで鑑賞。

街で屋台を営む腕利きの料理人娘方一勺は、たまたま知り合った同姓の方員外の陰謀で、彼の娘方瑶のかわりに知府の息子で札付きのワルと評判の沈勇に嫁入りさせられることになります。方瑶は「あんなのと結婚させられるぐらいなら自殺する!」と結婚を拒絶。かと言って方員外は有力者相手に結婚を断れないということで方一勺を花嫁の身代わりにしたという次第。

方一勺は不本意な状況で偽花嫁に仕立て上げられたということで、秘密を守ろうという意志がイマイチ薄く、親のことを尋ねられて方員外ではなく実の両親のことを答えたりして不審がられつつも、優秀な父親へのコンプレックスから悪ぶっている沈勇を更正させようとしたり、夫や義理の両親にに毎日おいしい料理を振る舞ったりして一家になじんでいきます。


ヒロイン方一勺と夫の沈勇。二人して悪いことを考えている場面ですw

で、以下が方一勺が披露する料理の一部。一番上の料理は「哈密瓜找蝦仁」(メロンのエビ炒め)。







で、二人がなじみの酒場で料理人と料理勝負を行い、迷惑をかけたということでしばらくその酒場で働くことになるのですが、酒場の掌櫃的が何者かに刺殺されるという事件がおこり、沈一博が取り調べを行うことに。これと前後して方一勺&沈勇が母親の沈夫人と尼寺に安産祈願へと向かいますが、そこでなぜか殺された掌櫃的の指輪を発見。尼寺で匿われていた瘋和尚(気が触れた坊さん)が怪しいということで連行され……というあたりで次回へ。

中華版『みをつくし料理帖』みたいな感じかなと思いつつ見始めましたが、軽快なノリでサクサク見られますね。謎の組織の刺客に追われているヒロインの身の上も気になるところです。
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