博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

今週の『続・宮廷女官若曦』その4

2014年11月21日 | 中国近現代ドラマ
『続・宮廷女官若曦 輪廻の恋』(原題『歩歩驚情』)第18~22話まで見ました。

殷正は藍蘭の事故と失踪を隠して張暁を身代わりに立て、短編映画の撮影を続行させようとしたことで康震天に叱責されて管理部部長に降格となり、かわって康司瀚が副会長に。2人は妙峰山で藍蘭らしき女性が出現したという情報を知り、ともに捜索に向かって山中の廟で一夜を明かしたりしております。(どうも2人とも職場を無断退社して山に行ってるっぽいのですが)そこで突然現れた謎のおばさんが2人を見て「若曦娘娘と雍正皇帝が甦った!」と叫んで逃げ出したりしておりますが……?

そして張暁の育ての父張沢江と康震天が旧知の仲であったことも判明。25年前に康や殷正の父らが甘粛の砂漠で宝探し(?)をした時の案内人が張沢江で、張暁・藍蘭姉妹の実父が康らの一党蕭樺であり、甘粛で蕭樺が死んだ後、彼の妻で姉妹の母親秦雨貞が夫の死を信じられず、双子の赤子を抱えて甘粛の砂漠にやって来たという事情も明らかにされます。張暁、康震天の子供じゃなかったのね……

その頃、殷成貴は藍蘭の遺体を偽装。仕事では降格され、恋人も死んだと信じ込まされ、失意のどん底の非リアの星殷正に対し、仕事が上り調子の康司瀚は張暁をクリスマスに香港ディズニーランド宿泊デートに誘い、リア充生活を謳歌。しかしそんな彼に思わぬワナが…… ロンドン留学中に別れたはずの元カノ孟心怡が帰国。彼女の方は別れたとは思っておらず、しかも孟は張暁と大学時代からの親友同士で、おまけに震天集団の取引先の経営者の娘でもありということで、非常に難しい立場に立たされます。……これって要するに二股ということですよね?なお、孟心怡は前作で四阿哥に蒸し焼きにされた侍女玉檀の転生であるらしく、同じ女優さんが演じてます。

事情を察知した傷心の張暁は康司瀚への愛よりも孟心怡との友情を選び、康司瀚と別れることを決意。なおも孟心怡と別れて張暁との仲を修復しようとする康司瀚ですが、孟心怡が妊娠していることが発覚。ということで他人の不幸で飯がうまい、略してメシウマの展開となってきました(^^;) そして傷心の張暁に忍び寄る我らが非リアの星…… ここからはずっと殷正さんのターンということになるのでしょうか?

話的には盛り上がってきましたが、本作にこういう展開を求めていたのかと言われると、……なんですが。
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