博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『神話』その3

2010年10月28日 | 中国科幻ドラマ
『神話』第14~19話まで見ました。

易小川は蒙恬とともに玉漱公主を咸陽まで送り届けたものの、彼女への恋慕が断ち切れず、酒浸りの日々を送ります。その間に神医・崔文子(以前小川疫病にかかった時に治してくれた。)と再会したり、お忍び旅にやって来て山賊に襲われた始皇帝をそれと知らずに助けたりしております(^^;) 

そんな中、玉漱が疫病に冒されたと知った小川は、矢も楯もたまらずに崔文子が調合した薬を持って宮中へ。看病の甲斐あって順調に回復する玉漱ですが、そこで小川はバッタリと高要と再会。高要は胡亥の料理番となった後、更に玉漱のお気に召す料理を作ったと言うことで、今や始皇帝からも目をかけられるようになっていたのでした。再会を喜び合う2人。しかし去勢されたり同僚にいじめられたりと色々あったせいか、高要はすっかり冷酷で野心的な性格になってしまった様子。

現代では物語冒頭で発掘された墓に葬られていた女性の遺体の研究が進み、易大川はコンピュータで彼女の容貌を再現しますが、これが何とどういう訳か高嵐と瓜二つ……

で、その頃、高要はその高嵐と瓜二つの宮廷侍女・小月と出会っていたのでありました(^^;) 彼女を本当の妹のように扱い、彼女を小川とくっつけようとしますが……

一方、小川は項梁・項羽や劉邦と再会。彼らは始皇帝の皇子扶蘇が「挙賢堂」を立ち上げ、旧六国の賢人を募集するのに応じて咸陽にやって来たのでした。劉邦と一緒に呂公・呂雉も着いて来たということで、小川は2人に呂素の死を告げることに…… その呂素の葬儀の席で小川に前から好きだったと告白する呂雉ですが、当然のごとく「ごめん、今はそんな気になれない」と断る小川。

呂雉は今まで思わせぶりな態度を取りながら(そういう描写があったのです)自分を袖にした小川を深く恨み、やけくそで劉邦からのプロポーズを受諾し、結婚の条件として劉邦が十年以内に小川より多くの土地・財産、高い地位を得ることを提示。それが出来なければ劉邦の首をいただくと言い放ちますが、「それでいいです」とあっさりうなづく劉邦。やっぱり大物のやることは違うな(^^;)

ということで、咸陽にやって来て展開が中だるみしてきたなあと思ったところで項羽や劉邦らが再登場して話が面白くなってきました。そして呂雉はこのドラマでもやっぱり鬼婆化しそうです……
コメント
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