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新緑の季節・癒しの植物達

2022-04-22 07:19:43 | 日記

以下文は、少し古いですが公益社団法人日本技術士会 北陸本部の記事、Social Design News(Judd et al.2002 Plant Systematics: A Phylogenetic Approach, Scond Ed. Synauer, Massachusetts U.S.A)、日本の野生植物・シダ草本・平凡社、一般社団法人日本植物生理学会、Plant-e、ウィキペディア等々参考にしていますが、植物に対しては素人のため可笑しい解釈が多々あると思います。植物・自然に対する日頃の思いを記しています。

 

新緑の候という挨拶が有りますが、基本的には5月から使う挨拶とされています。新緑の候に使われている新緑には晩春や初夏の頃の若葉のつややかな緑色という意味が存在していると言われています。もう直ぐ5月、鮮やかな新緑の季節を迎えようとしています。

鮮やかな植物の緑が、私達に計り知れない癒しを与えてくれていると思います。日本は世界でも稀な、際立った緑の自然豊かな国だと思います。海外に行った時、日本のように周りに多くの緑に接することは国にもよりますが少ないように思います。

世界にはどのくらいの植物の種類があるでしょうか?

世界の維管束植物(根・茎・葉という3種類の器官で構成)の種数は約235.500種、日本は約4.630種(変種や亜種等も含めると約7.500)位あるようです。

これらの植物は、水と二酸化炭素、光エネルギーから酸素と糖を合成する光合成、酸素発生型光合成を行う生物と定義されているようですが、何故、植物は緑か?大変興味深いものです。

日々、何気なく目にしている植物の緑、何故、植物の葉は緑色か精査するとはっきりしないようで説明がつかない面も多々あるように思います。

私達が植物を見て癒されたり、美しいと感じるのは植物が緑であるからだと思います。もし植物が金、銀、黄、紫、青、赤等色だったら全く感じ方が違うでしょう。

植物は太陽からの可視光線・緑色の光を反射しているために緑色に見えるそうです。緑色の可視光線は太陽から地球に降り注ぐ電磁波の中で最大量可視光線となるようですが、何故か不思議とこの緑の可視光線・電磁波エネルギーを多くの植物は一部しか利用していません。

植物の葉は、一般的には殆どの場合、光合成のための太陽光の量をなるべく多く捕えるために適応しているようです。

葉は長い歴史の中で、何度も形状等は進化してきたとも言われておりますが、何故、進化論に反するように緑の可視光線・電磁波エネルギーを植物は一部しか利用していないようです。

植物は自分ばかりでなく、太陽からのエネルギー・緑の可視光線を自らの取り分を小さくして、他の生命等に太陽光の最も豊かな部分を反射して他に分け与えていると言われていますが、これは単なる植物の偶然の結果でしょうか?

もし、植物が太陽からの緑の可視光線・電磁波エネルギーを独占した場合、他の生き物との共生の範囲を狭めえしまい、植物の生命も縮小するとも言われ、自然の法則に適合した道を選んでいるとも言えそうです。

植物が緑である不思議、植物以外の生物等は多くの種類の色を保有していますが、植物の葉は殆ど緑色で地球上の植物はどの種類も緑色をしています。

植物は多種ですが葉が緑以外は少ないようです。緑色という色は植物にとってエネルギー生成が悪い色とも言われています。

エネルギー生成から見たら植物の色は黒に近いほうが断然有利、理想的です。何故、植物は黒にならなかったでしょうか?植物は効率だけを考えるのなら緑色は選ばなかったはずです。

進化論があるとしたら、黒っぽくなったと思うのが自然だと思います。進化論に反しているようにも思います。

 

緑色は植物の生存には最も適さない、植物はなぜ緑色を選んだのか!

植物の葉が緑の理由は葉が緑色の光を反射、透過、他色の光を吸収しているからと言われ、葉は緑色の光を必要としないと言うことになります。

光のエネルギーを入れて光合成により糖を生産するのに、不思議と緑色の波長領域のエネルギーの大部分を捨てていることになります。

太陽光の強さ、波長との関係から緑色の光は最強のピークとなり、この最強の緑色光を利用すれば曇りの日でも光合成が可能となり明らかに効率的のように思いますが、光合成を行う植物が強いエネルギーの緑色・光を吸収しないで捨てる・・・本当に不思議です。

どうしてこんな非効率的なことをするのでしょうか?

植物が選択した合理性は、自分に有利な強いエネルギーの光を捨てて相対的に低いエネルギー利用を選択することの意味を知っているでしょうか?

太陽光がその物質に当たった時、光は反射する光・吸収された光とに分かれると言われ、目で見える色は反射した太陽光で私達は物質の色を見ているのではなく、反射した光が目に入ったものを脳で感じているだけだと言うことになります。
葉が緑色に見えるということは、植物が緑の光を吸収しないで反射しているから緑に見えると言うことになります。

反射した光は意識しなくとも、反射した電磁波(光)を脳が感じていると言えそうです。

赤、緑、黄色のような様々な色は存在すると私達は思っていますが色は存在しないそうです。どうしてその色を人間は感じるのか不思議です。

私達は電波、マイクロ波、波長に色を感じているわけで波長に色などはついているわけもないのに、それを色と認識しています。
光とは・・・電波、マイクロ波、赤外線、紫外線、X線にも色はついていません。私達はこれらの波長を私たちは色と感じていることになります。
色のスペクトルを見みると、真ん中付近に緑色があり、緑の光は強い光となり大きなエネルギーを取り込むことが出来そうです。

地球に届く太陽光の強さと波長との関係を見ると、緑色の光に強さのピークがあります。不思議なことに太陽光の中で最も強い緑の光を、植物は吸収していないことになります。

光合成で生きる植物にとって、自分の体が緑色であるとことは、非常にエネルギー効率が悪いことになります。緑色の光は強いものでこれを吸収するほうが遥かに良いはずです。

色としては、黒が一番効率的と言われていますが植物はそれを選ばないで、最も非効率で不適切とさえ言える緑色で生きています。

光で生きる植物が効率よく生きるためには、当然緑色ではない方がいいと思います。

植物はすべてが緑・・・不思議です。
植物は光で生きていますが、エネルギー生成から見たら植物の色は黒に近いほうが断然有利、理想的です。

何故、植物は黒にならなかったでしょうか?植物は効率だけを考えるのなら、緑色は選ばなかったはずです。

もし、進化論があるとしたら、黒っぽくなったと思うのが自然だと思います。進化論に反しているようにも思います。

植物が光合成に対して効率のいい色だった場合、自然世界は違った風景となったと思います。黒色は緑よりはるかに効率的に光合成がおこなえ、曇りの日が続いても、弱い光しか入らない場所でも黒い植物は、効率的に体内に光を取り込め、植物自体の生存には優れているはずです。

私達は緑を見て癒され、美しいと感じますが、美しい光景を保つため、自らの生存条件を弱くまでして植物は緑色の存在として長い年月を自然界で生きてきたのは、他を思いやる心優しい植物達かと感動します。

何故、緑の光景を美しいと思うのかも謎かも知れません。地球のすべての植物が私達人間の味方でもあり植物と私達人間は共生一体をなすものと言えそうです。

私達に身近な植物とリラックス・・・私達は緑の自然を見たり、触れる時にリラックスしたり美しいと感じたりすると思います。緑を見て怒り出したり恐怖になったりする人はいないと思います。

植物でリラックスを感じるならば、植物と触れる時間が多いほどリラックス状態は長時間になると言われています。簡単に人の心をリラックスさせるものは植物が一番だと思います。

新潟大学名誉教授の安保徹氏は免疫学権威で、白血球中の顆粒球とリンパ球のバランスが崩れることで病気が発生するという説を確立されています。

緊張や感情が高ぶるような状態ばかりだと、白血球のバランスが崩れて病気が起きやすくなるそうです。緊張状態が過度に進むと、心だけではなく実際に体の病気を引き起こすそうです。リラックスできる緑の中で過ごしたり、植物にふれることそのものが健康法だと考えることに違和感はないと思います。

植物の健康も人間が改善させてあげることができるとも言われています。

驚異の植物の防衛力アップ法が米国の生物学者の研究で分かってきています。その方法は「触ること」とです。

米国、ライス大学の生物学者達は植物が人間に触られることでジャスモン酸エステルという植物のホルモンを多く分泌することを突き止め、このジャスモン酸エステルこそが植物を強く美しくするのだそうです。

植物は毎日触るだけで強くなる!
毎日触り続けた植物が姿形が乱れることなく、茎も曲がらず、まっすぐ育っていることが分かるそうです。ジャスモン酸エステルは虫の嫌う成分ですので、触れば触るほど、虫がつきにくくなるそうです。
触らない植物、毎日さわり続けた植物、触っていない方は背丈こそ伸びていますが、茎も弱そうで、虫や病気にも弱いそうです。

私達人間が植物にふれると心身共に健康になるのと同じように、植物のほうにも人間にふれられると健康になるプログラムがあることが分かってきたそうです。植物は人間に触れられるために作られたとも言えるかも知れません。

植物は、発電法を含めたエネルギーと人間との共有をスムーズに行う意味で緑でなければならなかったということにもなり、植物の緑色は人間が食べてその体を維持するすべての栄養素が含まれている意味も含むはずです。
植物と人間との共存の中での完全性を示す色が緑、植物が緑色以外であることは考えられないと言えそうです。

私達人間が植物と完全に共生・共存できた時に、私達の生活システムが完成したと言えるかも知れません。 

 

韓国、済州島では心優しい緑豊かな植物達(木)の多くが引き抜かれ、伐採、木の命が尽きる可能性があると言われています。済州島以外にも多くあるようです。

世界でも思想信条等のため、木を引き抜く、伐採すると言う発想等は世界の歴史でも過去イスラエルが多くのパレスチナのオリーブの木を 引き抜いたという以外はないようです。日本は朝鮮統治時代樹木が無い山が散見され、災害等々の防止等のため日本人自ら植樹を行い、大変な努力の末、緑豊かな国にしています。

韓国南部、済州島では学校のシンボルとして親しまれてきたカイヅカ・イブキ(貝塚伊吹)・・・原産地は中国、日本、漢名を龍柏といい中国では山東省以南の各都市で広く植樹され台湾、香港でも一般的です。

日本による朝鮮半島統治時代の残滓(ざんし=残りかす)を清算しようという条例案が可決されこの木が清算の対象に上がっています。2019年、日帝強占期植民残滓清算に関する条例案として済州道議会で、6月20日の本会議で満場一致で可決、成立しています。
各学校のシンボルとなっているヒノキ科の常緑針葉樹カイヅカ・イブキを校木に指定した道内の小中高校は21校あり、計2157本が緑豊かに育っています。児童・生徒や卒業生が慣れ親しんできた母校のシンボルが親日の烙印(らくいん)を押されて引き抜かれる可能性があります。一部の人達だと思いますが、植物達の心優しさなんか全く感じないでしょうか・・・多くの済州島の人達にも緑豊かな樹木は癒しを与えていると思います。

 

私達に癒しを与える、心優しい植物達、私達に何を語っているでしょうか、進化論では到底説明がつかないように思います。

私達に創造主は人間と植物の共存共栄と言う素晴らしいプレゼントをしたかも知れません。

皆さんも心優しい植物達に、是非、直に触れて何かを感じて下さい。人とは違った素晴らしい触れ合いを感じ取るかも知れません。

私達、誰にでも分け隔てなく心優しい植物達は緑を与え癒しの恩恵を与えていると思います。

私達は自然、植物に生かされ、共存していると感じている昨今です。新緑の5月、是非、植物達が一段と映える緑を満喫しましょう。

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