極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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最新・黒崎愛海さん行方不明事件に思う。

2018-12-11 14:47:57 | 拉致

以下文はAFP-JIJI、ウィキペディア等々の文を参考にしていますが誤翻訳、可笑しな箇所が多々あると思います。新旧の記事があり、まとまりの無い文となってしまいました。(最後に英語原文を載せています。)

 

国際社会の責務

自国民を保護する責任(Responsibility to Protect)は、自国民の保護という国家の基本的な義務を果たす能力のない、あるいは果たす意志のない国家に対し、国際社会全体が当該国家の保護を受けるはずの人々について「保護する責任」を負うという新しい概念です。略称はR2P又はRtoPです。

日本には戦後最大の事案・事件の拉致問題がありますが全く解決できない状況だと思います。自国民が人攫(さら)いされても何も出来ない日本・・・拉致の本質を考えた場合、憲法改正でこの問題が一歩前進する可能性を秘めていると思いますが、憲法改正には反対・・・

 

忘れられようとしている、2016年、黒崎愛海(くろさき なるみ)さん行方不明事件 

2016年、黒崎愛海さん(当時21才)がフランス留学中に行方不明・・・事件性が明白で、殺害容疑のチリ人・ゼペタ容疑者の本人家族等は特権階級に属しているとも言われ、チリではこれらの事件はニュースにはならないようです。ゼペタ容疑者はチリ自国内で堂々と生活しています。

フランス当局の調査では黒崎愛海さんは殺害された可能性は極めて高いとされています。国際間の難しい問題も横たわっているかと思いますが、日本側はフランス当局にもっと協力できることはなかったでしょうか、当然チリ側とも話しの場を設けることはできなかっでしょうか、これほど明白な事実があり、この事件は解決しやすい事件だったと思います。日本の自国民が被害にあっており、日本はもっとフランス、チリに間接的にでも関与すべきです。少なくともチリのゼペタ容疑者に対しフランス当局の直接取調べが出来るよう日本はもっと関与すべきことがあるようにも思えます。

この事件ではこれまでの日本の対応が、一般国民には全く見えてきません。拉致問題よりも遥かに解決しやすい事件だったと思います。この事件が解決できないようでは拉致問題解決は絶望的でしょう。

 

最新の仏検察、黒崎愛海さんの捜査終結発表 留学中に行方不明記事が朝日新聞 2018年11月19日にありました。

筑波大学から仏東部ブザンソンに留学していた黒崎愛海(なるみ)さん(当時21)が・・・仏検察によるとコントレラス容疑者は事件前、別れ話を黒崎さんから切り出され、復縁を迫って脅していたという。(パリ=疋田多揚)朝日新聞社・・・何故か、この日本語記事は現在消去されています。

以下文は、Japanese student missing in France was ‘probably suffocated、AFP-JIJI、の文です。JAPAN TIMES NEWS(2018年11月20日)の翻訳文ですが、素人の翻訳で可笑しな訳が多々あると思います、参考程度にして下さい。

 

2016年にフランス東部で行方不明になった筑波大3年、日本人学生は、逃亡したチリの元ボーイフレンドによって大学の部屋で窒息死した可能性が高いと検察が報じた。
2016年12月4日の夜、フランス語を勉強していた黒崎愛海さんがブザンソン市で姿を消した。
地元の検察官エティエンヌ・マンテウ氏は、犬とダイバーを含む広範な調査にもかかわらず、黒崎愛海さんを見つけられなかったため、正確な死因の特定が難しいと述べた。
ブザンソン市の黒埼愛海さんの大学寮の部屋では、泣いている叫び声を12月4日、午前3時30分頃に仲間の学生が身体的な争いの声を聞いたというが、血液が見つかっていないことを確認した。
それは窒息によるものか?

恐らく、血を残すものではないと検察官エティエンヌ・マンテウ氏はブザンソンで記者団に語った。
彼は失踪前に彼女を脅かすビデオを投稿している。黒崎愛海さんの元ボーイフレンドのニコラス・ゼペダは、この殺害された主な容疑者と考えられていると語った。

 

ニコラス・ゼペダ容疑者は、黒崎愛海さんが最後にブザンソンのレストランで食事をした車で離れ、直後にフランスを離れチリに戻りました。

彼は彼女の死に対する責任を否定しています。

チリ当局は、フランスが国際逮捕令状を発行したにもかかわらず、これまで彼の逮捕を拒否しており、地元の検察官エティエンヌ・マンテウ氏は、このような措置を講ずるためには一定の怠慢があったこと認めています。

フランス当局の担当者が、チリを訪問してゼペタ容疑者にインタビューすることができるかどうか尋ねるために、チリ側に今後、数週間以内に要求を出すでしょう。

フランスは犯行の捜査をチリに依頼していないとし、フランスがチリの自国民に裁判を求めることは難しいと付け加えています。

 

最も可能性の高い結論は・・・

フランス当局によって収集された証拠に基づくチリの裁判

不在のゼペダを判断するフランスの裁判

であると示唆しています。

 

先週、フランスを訪問した黒崎愛海さんの両親は、娘の生存の可能性を残し続けています。遺体が見つからない限り、生きているとの希望を持っており、調査官が収集した証拠を示しても遺体もなく死んだと信じることは難しいようです。

彼女の身体を探すために、警察はブザンソン郊外の広大な森林地帯での捜査には全力を尽くしました。

検察官エティエンヌ・マンテウ氏は、体がどのように処分されたのか・・・ゼベタ容疑者は黒崎愛海さんが消えてしまう前にスーパーマーケットで5リットルの可燃性液体とマッチを購入しています。

先週、フランスを訪問した黒崎容疑者の両親は、娘が再び見える可能性を残し続けている。遺体が見つからない限り、生きているとの希望に執着し続けている・・・同氏は調査官が収集した証拠を受けて死んだと信じていると付け加えた。

 

フランス留学中の筑波大3年、黒崎愛海(なるみ)さん(21)が行方不明になった事件で、フランス当局に国際手配されている元交際相手のチリ人・ニコラス・セペダ・コントレラス容疑者(26)が昨2017年年12月末、チリの捜査当局に殺人容疑などを否認する書面を提出していたことが14日、分かった。
書面でセペダ容疑者は黒崎さんと再会し、黒崎さんの部屋に泊まったことは認めた。ただ翌日に再び会う約束をして部屋近くの非常口から退出し、その後、黒崎さんから連絡はなかったと説明している。

 

この事件も、泣き寝入りThe endの可能性があると思います。同胞である日本人がこのような事件に巻き込まれ、ゼペタ容疑者は堂々とチリで生活しています。国際社会の難しさかも知れませんが、残された家族にとっては到底納得できないでしょう。

愛海さんの両親は、今年フランス当局を訪れています。今後も多くの両国民が、この理不尽な事実を知る必要があると思います。まだ事件解決の糸口はあると思います。この事件は、善良な多くのチリ国民にとっても悲劇です。

 

原文

DOUBS, FRANCE – A Japanese student who went missing in eastern France in 2016 was probably suffocated to death in her university room by her fugitive Chilean ex-boyfriend, prosecutors said Monday.

Narumi Kurosaki disappeared in the city of Besancon, where she had been studying French, on the night of Dec. 4, 2016.

Local prosecutor Etienne Manteaux said that determining the exact cause of death was difficult because investigators had not found her body despite extensive searches involving dogs and divers.

But he confirmed that no blood had been found in her room in a university residence in Besancon where terrified cries and the sound of a physical struggle were heard by fellow students at around 3:30 a.m.

“Was it by suffocation? Probably. That doesn’t leave blood,” Manteaux told reporters in Besancon.

He said Kurosaki’s former boyfriend, Nicolas Zepeda, who posted videos online threatening her before her disappearance, was “more than ever considered the main suspect in this killing.”

 

Zepeda left France and returned to Chile shortly after Kurosaki was last seen dining with him in a restaurant a short drive from Besancon. He has denied responsibility for her death.

Chilean authorities have so far declined to arrest him, despite an international arrest warrant issued by France, and Manteaux admitted that there had been a “certain reticence” to take action.

French authorities will send a request to their Chilean counterparts “in the coming weeks” to ask if a French magistrate can visit the country to interview the suspect.

France had not sent an extradition request, Manteaux said, adding that it is difficult to get countries to extradite their own nationals for trials overseas.

He suggested the most likely conclusion was either a trial in Chile, based on evidence collected by French authorities, or a trial in France which would judge Zepeda in absentia.

Kurosaki’s parents, who reportedly visited France last week, continue to hold out hope that their daughter might be seen again.

“For as long as the body has not been found, they continue to cling to the hope that she might be alive,” he said, before adding that investigators believed she is dead given the evidence they had collected.

In their search for her body, police have focused their efforts on the vast Chaux forest area on the outskirts of Besancon.

Manteaux gave a hint of how the body might have been disposed of, saying that Zepeda had bought five liters of flammable liquid and matches at a supermarket days before the student disappeared.

 

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