極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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支配のツールとなった心理学

2016-04-16 09:19:08 | 日米
自国を自虐的に見る国民、世界広しと言えど日本ほど可笑しな先進国はないように思います。戦後日本人の持つ道徳、価値観はGHQにより大きく変えられてしました。

アーネスト・ヒルガード(1904~2001)、スタンフォード大学教授で催眠研究の権威として心理学者なら知っている有名な人で、20世紀を代表する催眠と洗脳の専門家です。
そのアーネスト・ヒルガードは戦後日本の教育の非軍事化のためGHQに呼ばれて来日しています。苫米地氏(とまべち、認知科学者)によると、アーネスト・ヒルガードが没した2001年にスタンフォード大が出した追悼文に来日等々載っていたそうです。

教育による非軍事化、日本人が戦争に自己罪責感をもつためのプログラムWGIP(War Guilt Information Program)とは、戦後、昭和20年から昭和27年までの7年間の占領期間に、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が占領政策として行った、戦争への罪悪感を徹底的に日本人の心に植えつける洗脳計画です。
WGIPの計画により政、財、官、法律、教育等あらゆる分野で、枢要の地位を占める人を始め、多くの日本人の思考を今も縛っています。
WGIPプログラムにアーネスト・ヒルガードが加担していたのは事実のようです。

アメリカの政策
*金持ちを作らない。
*天才を作らない。
*エリートを作らない。
これらを元に、日本の教育を変えて今後は天才を出さないようにのスローガンで作られました。

更に・・・
*白人に対する徹底的な劣等感を植え付けること。
*アメリカは素晴らしい国だと信じ込ませる事。
*自分独自の意見を作らせない事。
*討論、議論を学ばせない事。
*受身のパーソナリティーを作る事。
*一生懸命勤勉に仕事させる事。
*目立つ人の足を引っ張る事。
これはイギリスの植民地だったインドで実践された教育方針の丸写しだそうです。

巧妙なのは占領軍は日本人に対しては直接実行する方式ではありません。利権、特権等々を持たせた政府関係者等々、報道機関等を通じて行った間接統治であったことがこの作戦の巧妙な所です。
日本人は、それらの思想が占領軍から押し付けられたことにまったく気づいていません。日本政府、日本人自らが行ったと錯覚させられてしまっています。

我々日本人の心に、戦争を起こした私たちは愚かな罪人だという情報の書き込み洗脳が徹底的に行われました。

アーネスト・ヒルガード教授ほどの人物がWGIPに関わっていたという事実、日本人が受けた洗脳教育がいまでも日本人を縛っている事実、アーネスト・ヒルガード教授の指導でGHQが洗脳教育を行ったとすれば、新聞検閲、情報操作、要人の洗脳程度では済まないでしょう。
日本人洗脳のために日本のメディアを操作、どんな情報を流すかを考え実行してきました。電○、○本電波網、○売等を立ち上げ・・・

特に東京裁判(日本=戦犯国家)は、占領軍が行ったWGIPの日本人洗脳作戦の核心部分と言われ、最優先かつ最重要な案件です。

支配のツールとなった心理学・・・悪用の恐ろしさ、我々日本人は戦後を精査し、新しい日本人による憲法を作らなければ日本の主権、独立性が保たれず、永遠に貢国家に成り下がり、日本の未来はないでしょう。
月刊正論5月号等々を参考にしています。


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