10日間にわたる陸上世界選手権カタール大会が閉幕した。
マラソンは予想通りダメだったが、50kmと20kmの競歩で、2つの金メダルを取ったのは驚きとともに賞賛される。
競技は見なかったが、20kmの競歩で優勝した山西選手が京大卒と知って驚いた。
今回の大会では、特にママさん選手の活躍に驚かされた。
100mで優勝したフレーザー・プライスは、出産、子育てのため練習に復帰したのは大会4ヶ月前で、他にもメダルを取った選手がいる。
最後まで、金メダル争いが続く熱戦が多く、男子砲丸投げでは、メダルの3人が1cm差などこれまで見たことがない。
女子の10000mと1500mに出場したハッサンは長・中距離の2種目に優勝し、これまでの常識を崩した。
男女ともに4*400mリレーで圧勝した米国は層の厚さを見せつけた。
日本の期待された男子4*100mリレーは、接戦の中、銅メダルを獲得した。
世界に100mで10秒を切る選手は珍しくなく、今後も接戦が続くのだろう。