音楽交差点という番組に、サクバットというトロンボーンの前身の古楽器が登場した。
１２００年ほど前の楽器だそうだ。
私は、楽器の経験はないが、スライドで音程をとるので、とても難しそうだ。
世界的にトロンボーンの女性奏者は少ないが、吹奏楽が盛んな日本が一番多いそうだ。
これだけ単純な構造で、随分柔らかい音がする。
演奏者の力量によるものなのだろうが・・・
最近、古楽器の演奏が見直されている。
作曲家が生きていた時代の楽器を基に作曲した曲を現代楽器で演奏すると、作曲家が想定したイメージと異なる可能性がある。
モーツアルトのピアノ曲を昔のピアノ演奏で聴くと、確かに印象が違う。
ホールも音響効果が工夫され、作られた音に慣れすぎているようだ。