井山の記録を破る19歳の新名人が誕生した。
今回の名人戦シリーズは、これまでの対戦成績で、張名人は芝野に分が悪く、相当なプレッシャーがあったようで、一方の芝野は、失うものが無く、上り調子で伸び伸びと打っていたようだ。
最近の碁は、AIの推奨する着手をした方が勝率は高く、ほとんどの棋士が勉強して、採用しているようだが、やはり若い棋士のほうが修得は進んでいるようだ。
いずれ、井山名人に芝野が挑戦すると思っていたが、逆転し、井山が挑戦する立場になってしまった。
王座戦で芝野が挑戦者になっているので、井山王座とのシリーズが益々楽しみになってきた。