想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

安倍の死角になるか

2017-02-18 11:06:40 | 政治

予算委員会の中継を見ていて驚いた。
トランプは自分に都合の悪い報道について、報道陣と対立しているが、日本では、安倍に都合の悪い報道はほとんど出ない。
安倍1強とかで、締め付けがあるのだろうか。
豊中の国有地が、安倍夫人が名誉校長をしている学校に周辺の10分の1の価格で払い下げられたとのことである。
安倍は、質問に対して、「自分は全く関与していない。もし、していたら、議員を辞める。」とタンカを切った。
もし、直接関与していなかったとしても、取り巻きが配慮することは充分に考えられる。
しかも、その学校は、安倍好みの学校のようである。
南スーダンのPKOで自衛隊員に死者が出たら総理を辞めると公言しているので、辞める要因が二つになった。
利益相反は、上に立つ者は最も留意せねばならぬことだが、安倍の周りには、これは不味いと忠告する者が居ないのだろうか。

バタつくトランプ政権

2017-02-17 10:43:59 | 政治

トランプ政権の閣僚の承認が遅れている。
フリン大統領補佐官の辞任は、問題がロシアがらみだけに、今後も尾を引きそうだ。
もともと、第1次安倍お友達内閣と同じで、自分に近い人物ばかり登用しようとしているので人材的に無理があるとは予想された。
労働長官候補が辞退を表明した。共和党内にも反対があり、承認が困難と判断したためとされる。
日本の大臣と異なり、一人ずつ、上院で閣僚に適正かどうか議論されるのは進んでいる。
レベルの低い日本の大臣も何か考えねばならないのではと感じる。
大統領報道官の記者会見の様子を見ると、不埒で不快感を持つのは私だけでないだろう。
トランプが言いたいことを発言するので、それを上手くカバーするのも報道官の役目と思うが、これでは、火に油を注ぐようなものだ。
ホワイトハウス内で、多様な意見が議論されるのは良いが、あまりがたついてもらっても困る。

東芝はどうなる?

2017-02-16 11:24:09 | 社会・経済

かっては日本を代表する企業であった東芝が消えるのだろうか。
電球や家電製品で生活に密着した親しみのある企業であり、TV番組でも、東芝日曜劇場は良く見たものだ。
不正会計問題が出たときは、きちんと対応すれば再生できるだろうと思っていたが、根が深かったようだ。
大企業に安住して育った経営者の資質に問題があったのだろう。
成長が期待できるメディカル分野を売却し、原子力を成長分野と判断した誤りは大きすぎる。
今度は、再建のため、半導体事業を手放す計画らしいが、これでは、東芝に何が残るのかと思いたくなる。
倒産すると、グループ企業を含めて16万人以上の従業員がいるというから、影響は大きい。
それにしても、ここまで来るまで、社内から強い改革の動きが出なかったのは残念だ。

梅見の散策

2017-02-15 21:15:59 | 日記

梅の開花情報が出ているが、このところ、風が冷たく寒い日が続いているので中々足が向かない。
今日は、天気も良いので、思い切って出かけることにした。
花はタイミングが難しいが、梅は種類も多く、咲く期間も比較的長いので、楽しむ時期は長い。
インターネットで開花状況を調べ、都内では交通の便も良く、有名な湯島天神と東御苑を訪れることにした。
湯島天神は境内が狭いので混雑しており、一渡り見て退散した。
受験シーズンでもあり、合格祈願の絵馬があふれていた。
2,3見てみると、8つの大学の医学部を並べ書いている欲張りがあった。
「困ったときの神頼み」と言うことであろうか。
それに比べ、東御苑は、広い上に、意外なほど人が少なく、ゆったりと眺めることが出来穴場のようだ。
東御苑を訪れるときは、必ず三の丸尚蔵館に立ち寄ることにしているが、いつも貴重な美術品を見ることが出来る。
どのくらいの貯蔵があるのだろう。

トランプ流交渉術

2017-02-13 11:18:57 | 政治

トランプは、ビジネス・スクールで学んだ交渉術で、ビジネスで成功してきたといわれている。
日本でも、昔の労使交渉では、足して2で割るという解決策があった。
トランプは、先ず、極端な花火を上げ、自分の土俵に寄せたところから、交渉を始める手法のようだ。
この場合、真ん中で決着しても、相手は大損をしなくて済んだという気持ちになる。
この交渉術は、2,3度は良いとしても、次第に足元を見られることになる。
安倍は、今回の訪米で、トランプから、大変な接待を受けたようだ。
しかし、ビジネスの世界で、接待は、タダではないということは、常識である。
私は、就職前に、「タダ酒は飲むな。」と忠告され、それを出来るだけ守り通した。
しかし、先輩からは、「君は清流に住む鮎だな。泥水の中では生きて行けないぞ。」といわれたことがある。
安倍の訪米は、100点満点の成果だと、喜んでいる節があるが、そんな甘いものではないと認識しておくべきだろう。