スーパー・ボウルは劇的な試合内容だった。
下馬評は、ペイトリオッツやや優位であったが、ファルコンズは、シーズン2位であったものの、快調な試合内容でスーパー・ボウル出場を勝ち取り、調子は上がっているので、好試合が期待できた。
ところが、試合が始まってみると、名QBブレイディのパスが全然通らず、ファルコンズの良さばかりが目立った。
第2Q、ペイトリオッツが追い上げ、少なくとも、フィールド・ゴールで、14-3の
11点差となれば、これからのゲームであるが、インターセプトで、21-0となっては、さすがに逆転は無理かと思われた。
ファンは、ハーフ・タイム・ショーで流れが変わり、接戦となることを期待したが、これが現実になった。
何度もスーパー・ボウルを制覇している強さだろうか、ギャンブル、ラッキーもあり、なんと25点差を延長に持ち込んだ。
こうなると、流れはペイトリオッツで、コイン・トスで先攻を勝ち取り、ブレイディも輝きを取り戻し、一気に試合を決めた。
スーパー・ボウルでの延長は初めてのことのようだが、すばらしい試合だった。