安倍内閣の「適正」の感覚

豊中の国有地の払い下げに関連して、麻生財務大臣は、「適正」に処理していると答弁した。
又、菅官房長官も、記者会見で、「適正」と表明している。
処理費として値下げされた３億６０００万円が使用されていなくてでもある。
しかも、学校の設立が認可される前に、随意契約で払い下げられているというから驚きだ。
そういえば、政治資金の不正使用時にも、法律にのっとって「適正」に処理しているとコメントしていた。
沖縄の埋め立てでも、「適正」に進めていると発言している。
彼らの「適正」の基準は、一体どうなっているのだろう。
自分に都合の良い判断が正しいというトランプの判断基準と共通するものがあるようだ。
安倍には、間違っていたと取り下げるくらいの勇気が必要だ。
マスコミがおとなし過ぎるのも不気味だ。

おもしろかったＮＢＡオールスター

今年のＮＢＡオールスターはニューオーリンズで行われた。
このオールスターに選ばれることは、ＮＢＡを代表する一流プレーヤーの証であるが、その先発メンバーはわずか１０名であるから、その頂点といえる。
夢の１試合であるが、ベライゾン・スラムダンクや３ポイント・コンテストが行われ、まさにお祭りである。
このところ、ウエストが２連勝しているが、このメンバーを見ると、やはりウエストの方が１枚上である。
普段のゲームのように、厳しいガードをしないので、どんどん得点が入る。
お互いが、見せ場を作らせるので、会場は沸き返る。
ＭＶＰは地元ペリイカンズから唯一出場したアンソニー・デイビスが獲得したが、皆で取らせたということだろう。
これから後半戦、プレーオフと進み、やはり、ウォリアーズが勝つのだろうか。

物流倉庫の火事

アクスルの物流倉庫の火事は、東京ドームに近い面積まで広がり、依然鎮火できないようである。
コンピューター管理された最新の物流倉庫であるが、当然それに見合うスプリンクラー等の消防設備や防火仕切りシャッター等があるはずだが、どうなっているのだろう。
物流の配送センターでもあるから、段ボール箱のような燃えやすいものが多量にあり、いろいろな製品があるようだから、中には燃えると有毒ガスを発するものもあるかもしれない。
今のところ、近隣の住民への直接的被害は出ていないようだが、会社からは何の発表もないようだ。
先日の糸魚川の大火は、民家を焼き尽くす大被害になったが、今のところ、被害は倉庫内だけのようなので、不幸中の幸いと思うべきなのだろうか。

今年も確定申告を終える

今年も確定申告のシーズンになった。
年金しか収入がないので、普通は申告の必要はないのだが、証券会社の口座が複数社あるので、損益を通算するため、毎年確定申告をしている。
昨年は、家族皆、大きな病気をしなかったようで、ギリギリ医療費控除の対象にならなかったのは、良かったと思うべきなのだろう。
先日、個人カードの登録を終了しておいたので、Ｅ－Ｔａｘの手続きは順調に済んだ。
以前、税務署に出向いたことがあったが、混雑で半日仕事であったことを考えれば、随分楽になった。
ソフトも充実し記入漏れがあると指摘してくれるので、誤りも少ない。
毎年継続していると、さほど苦にならなくなった。
折角の個人カード・システムだから、もっともっと有効に活用されるべきなのだろう。

気温の変化に悩ませられる

気温が２０℃に上昇したかと思ったら、翌日は、又１０℃に下がる。
このところ、気温の変化が激しい。
年をとると、適応力が低下するので過ごしにくい。
咲き始めた梅も、さぞビックリしていることだろう。
北極の氷の量が最小になったと報告されている。
気がかりなのは、トランプが地球温暖化問題に無知で無関心であることだ。
アメリカ・ファーストでも良いが、自分の国の利益のためが、地球全体に不利益をもたらすとなれば、世界の指導者としては失格だろう。
変革には、多少の混乱はつき物だが、聴く耳を持たず、一面しか見なくなったら、下りカーブに入ったということだ。
春一番も吹き、一日、一日と暖かくなる気配ではある。