トランプの本音が明らかになってきた。
大統領になれば変わるのではないかとの淡い期待は捨て去るべきだろう。
少なくとも、今後4年間(本人は8年のつもりのようだが)は、アメリカ・ファーストの方針は続くと見て、リスク管理をするべきである。
ある意味では、これまでのアメリカ一辺倒のあり方を見直す良い機会でもある。
トランプの性格を見ると、相手が弱いと見ると、笠にかかってくる一方、相手の態度によっては、交渉で妥協するように見える。
フォードやソフトバンクのようなやり方も考えられるが、この際、毅然たる態度で臨む方が良さそうだ。
そのためには、アジアやヨーロッパ他との多面的な展開を検討する必要がある。
第2次世界大戦後続いてきたアメリカの覇権が、下りカーブに入ったことの裏返しともいえる。
安倍政権に発想の転換が出来るだろうか。