稀勢の里の初優勝が決まり、沸いている。
大関在位31場所で初めての優勝というから、よく持ちこたえたものだ。
ところが、横綱昇進の話が持ち上がっているというから驚きだ。
先場所は、優勝争いに絡むことなく、結果的に準優勝だった。
今場所は、2横綱が休場で、大関も2大関は負け越しの体たらくさ、13日目の豪栄道には不戦勝、14日目は幕内下位力士との対戦である。
気になるのは、白鵬の無気力相撲である。
このところの白鵬は、明らかに力の衰えが目立ってきている。
稀勢の里が横綱昇進の一番手であることには変わりなく、無理に昇進させずに、来場所、横綱昇進に相応しい成績を残させてからにすべきであろう。