想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

贅沢な東京都の予算

2017-01-26 13:44:25 | 社会・経済

小池知事が私立高校の授業料を年収760万円以下に限定して無償にすると発表した。
財政が厳しい地方県にとっては、夢のような話であろう。
私が若い頃は、経済的に苦しい家庭の者は、勉強して公立学校へ進学した。
国立大学の授業料が、年間9000円(卒業時には、12000円にアップ)で、慶応などの私立大学とは雲泥の差があった。
また、保育士の給与を都独自に上乗せするという。
保育士不足は共通の問題であり、処遇の良い東京都へ人材が流れれば、地方は人材確保が益々困難になるだろう。
先日、友人たちと都内で会食しているとき、東京都民は、都営地下鉄、バスが無料なので出て来やすいとの話が出ていた。
確かに、都内まで行くと、交通費が馬鹿にならない。
豊洲にしても、他から見れば、随分無駄遣いをしている。
選挙目当ての予算でなければ良いが、東京一極集中は何とかしなければいけない問題だ。