全豪オープンで、ジョコビッチに続いてマレーも姿を消した。
錦織にとっては、絶好のチャンスであったが、フェデラーの壁は厚かった。
錦織の課題は、サーブのスピードが速くないので、大事なポイントでエースを取るのは難しいだけに、ファースト・サーブの確率が人より上でないと、現在のランクを維持するのは大変だろう。
若手の成長も著しく、ランキング40位ぐらいの選手は、トップ10の選手と互角に渡り合っている。
一方、フェデラーには、力の差を見せ付けられた。
今年も、錦織が4大大会で決勝に進出するのは簡単ではなさそうだ。
相撲界で、白鵬の力に陰りが見られるように、ジョコビッチにも、一時の強さが見られない。
今年のテニス界は混戦になりそうだ。