渡辺竜王が竜王の就位式で謝罪したと言う。
コンピューター・ソフトの不正利用問題は社会を騒がせた。
人工知能の実力が驚異のスピードで向上し、囲碁で最強棋士を破ったのは、昨年の大きなニュースであった。
今年は、日、中、韓のトップに囲碁ソフトを加えた4者で対戦することが決まり、日本から井山が登場する楽しみな企画がある。
挑戦者の三浦九段の不正疑惑を指摘したのは、渡辺竜王と言うことで、不正がなかったと証明されたのであれば、何らかのチャンスが必要であろう。
渡辺は挑戦者にプレッシャーをかけるつもりだったのだろうか。
三浦も、もっと毅然とした態度で抗議すべきであっただろう。
将棋連盟も、公式戦が無理なら、スポンサーを探して、別の七番勝負を企画してはどうだろう。