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ロンドン・オリンピック開会式で、この映画の映像が流れ、表彰式では、この映画の主題曲が流れていた。
1981年に公開され、アカデミー作品賞を取った映画であるが、実は、私は見ていなかったので、遅ればせながら、鑑賞した。
登場人物が実在の人物であるので、時代背景もあまりウソは描きにくいと思うが、それにしても、1924年のパリ・オリンピックは、参加人員が3000人弱、参加国は44カ国で、陸上競技はこんなにも質素な大会だったのだろうか。
今年のロンドン・オリンピックと比較すると雲泥の差である。
この年のオリンピックでは、フィンランドのヌルミ選手が大活躍したことは知っていたが、映画の主人公達のことは知らなかった。
しかし、記録を調べてみると、彼の100mの優勝記録は10秒6であるから、ボルトが今大会で1秒縮めた事になる。
驚くのは、リデルは、100mを辞退して400mに出場し、47秒6の世界新で優勝していることである。現在では考えられないがすごい選手だったのであろう。
なお、マラソンの優勝タイムは、2時間41分であるから、30分以上短縮されている。
この年のオリンピックは19競技、126種目であるが、陸上競技は男子のみであり、ちなみにメダルの獲得数の1位はアメリカである。
競泳では、ターザンで有名なジョニー・ワイズミュラーが、100mと400mで優勝している。
意外だったのは、サッカーが競技種目に採用されており、ウルグアイが優勝している。FIFAワールド・カップは1930年に第1回が開催され、ウルグアイが優勝したことは、よく知られている。
インターネットで、簡単に過去の記録を検索することができ、それを見ていると、暑さを忘れて飽きることがない。
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