想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

炎のランナー : 1924年、パリ・オリンピック

2012-08-25 11:25:17 | スポーツ

 

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ロンドン・オリンピック開会式で、この映画の映像が流れ、表彰式では、この映画の主題曲が流れていた。

 

1981年に公開され、アカデミー作品賞を取った映画であるが、実は、私は見ていなかったので、遅ればせながら、鑑賞した。

 

登場人物が実在の人物であるので、時代背景もあまりウソは描きにくいと思うが、それにしても、1924年のパリ・オリンピックは、参加人員が3000人弱、参加国は44カ国で、陸上競技はこんなにも質素な大会だったのだろうか。

 

今年のロンドン・オリンピックと比較すると雲泥の差である。

 

この年のオリンピックでは、フィンランドのヌルミ選手が大活躍したことは知っていたが、映画の主人公達のことは知らなかった。

 

しかし、記録を調べてみると、彼の100mの優勝記録は10秒6であるから、ボルトが今大会で1秒縮めた事になる。

 

驚くのは、リデルは、100mを辞退して400mに出場し、47秒6の世界新で優勝していることである。現在では考えられないがすごい選手だったのであろう。

 

なお、マラソンの優勝タイムは、2時間41分であるから、30分以上短縮されている。

 

この年のオリンピックは19競技、126種目であるが、陸上競技は男子のみであり、ちなみにメダルの獲得数の1位はアメリカである。

 

競泳では、ターザンで有名なジョニー・ワイズミュラーが、100mと400mで優勝している。

 

意外だったのは、サッカーが競技種目に採用されており、ウルグアイが優勝している。FIFAワールド・カップは1930年に第1回が開催され、ウルグアイが優勝したことは、よく知られている。

 

インターネットで、簡単に過去の記録を検索することができ、それを見ていると、暑さを忘れて飽きることがない。