想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

変化する歴史の評価

2019-09-19 18:58:00 | 日記・エッセイ・コラム

小学校から、中学、高校、大学と、いろいろな形で歴史を学んできた。
近年、いろいろな新しい発見や科学的な分析手法が開発され、従来の説が必ずしも正しくないことが指摘されている。
これは、歴史に限らず、宇宙や自然科学の分野でも多々ある。
小学校の時に覚えた、水金地火木土天海冥の惑星から冥王星が準惑星になったり、重力波の確認やブラック・ホールの映像等、特に、宇宙分野での新しい発見は驚くばかりである。
従来、1192年の鎌倉幕府の成立が、武家の世の出現とされていたが、1221年の「承久の乱」の重要性が見直されているようだ。
朝廷が幕府に従属する形になり、実質的な武家政治の確立と言う点で画期的な「変」となった。
これまでの評価では、後鳥羽上皇に反旗を翻した執権、北條義時は悪人とされているものが多い。
子供の頃、我が家に、北條義時追討の「院宣」が残っていると聞いたことがある。
全国の豪族に院宣をばら撒いたようなので、もしかしたら、本物かもしれない。
機会があれば、ゆっくり見てみたいと思っている。