多くの富山市議会議員達が、政治資金の不正使用問題で辞職した報道でも、多くの国民はそんなにビックリはしなかっただろう。
議員達の金銭感覚は、一般庶民とはあまりにもかけ離れているからだ。
地方議会の議員になるのは、地元企業のいわゆる名士が多く、有利に事業を受注する手段になっている。
このところ、東京都ばかりにスポットライトが当っているが、東京都の事業規模は地方とはケタが違うから、その利権は大変なものなのだろう。
国会でもいろいろと重要な議論がなされているが、東京に比べて陰が薄い。
大きく報道されてはいないが、気になったことがある。
菅官房長官、稲田、高市大臣が、政治資金パーティで白紙の領収書を使い、自ら金額を記入していたことを認めたが、政治資金規正法には違反していないとの見解を示した。
この３人は安倍の子飼いの重要閣僚である。
善悪の基準が異なり、もっといろいろな不正が行われていると憶測されても仕方がない一つの事象である。