ドミンゴ・ローレライ・コンサートとパリ・エッフェル塔・コンサートの模様がBSで放映されていた。
どちらも、素晴らしい野外コンサートでうらやましい限りだ。
ローレライ・コンサートは、ドミンゴが若い二人のソプラノ歌手と共演していたが、二人とも素晴らしかった。
ドミンゴは年齢を感じさせない歌声で、まだまだ歌えそうだ。
はからずも、二つのコンサートで、「椿姫」の共演になったが、パリ・コンサートのソーニャは豊満過ぎて、病身の主人公を演じるにはミカエラ・エステの方が適していた。
黒人ソプラノのエンジェル・ブルーは初めて聴くが、ミュージカルでも、今後の活躍が期待できそうだ。
パリ・エッフェル塔・コンサートは夕暮れから夜にかけてのコンサートで、会場よりTVの方がエッフェル塔を背景にした夜景を楽しむことができた。
会場はシャンド・マルス公園広場だが、細長の会場に何万人もの人で、最後列は舞台からどのくらいの距離があるのだろう。
開催が、7月13日で、ラ・マルセーズの大合唱で終わったが、日本では考えられない。
東京で同様のコンサートをするとすれば、皇居の東御苑だろうか。