人間ドッグや健康診断の基準が変更になり、高血圧、中性脂肪、コレステロール値等の基準が大きく緩和されたとの報道があった。
もともと、高血圧と指摘されても元気な者も多く、精密検査を受けるよう言われても、病院へ行かない者も多いが、病院へ行くと、降圧剤を処方されることになり、一度飲むと、継続しないといけないといわれるようだ。
ところが、ノバルティス社の不祥事があったように、医師会とグルになって、仮想病人を増やして、薬品会社を儲けさせていたのではと疑問になる。
従来の血圧の上の値が129が147まで引き上げられると、随分対象人数は減るだろう。
コレステロールと中性脂肪は、メタボの健康診断でひっかかるケースが多く、私はいつもひっかっても無視していたが、次回は基準変更で、要精密検査の対象からはずれることになるだろう。
これにより、多分、不要な医療費が大幅に削減されることになるのだろうが、放射能の安全基準の時もそうだったが、どこまでその数値を信頼して良いのか気になるところである。
大丈夫と安心していて、手遅れになったのでは困る。
いずれにせよ、今回の変更で、「病は気から」の対象者は元気で過ごせることになるのは結構である。