折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

そうこうしているうちに

2008年10月23日 21時14分14秒 | 霜降
       □ ジュビリーセレブレイション、昨日10月22日に秋のバラ開花。
               (Jubilee Celebration/ER/2002)

◇ このところ夏日が続いて、最低気温も18~20度あたりなのに、帰宅時は夜の帳。
  バラの花をデジカメに収めるには、平日は朝の出勤前しか撮れない。
  けさもこれでも「蚊」とばかりに、蚊の小隊と格闘しながらの撮影。
  蚊に刺されるは、バラの棘に刺されるは、シャッター音と拍手喝采!?の乱れ打ち。

     
 □ 心の中ではバラの中のバラの一つ、ジュビリー・セレブレイション(ER)
                                 (2008年10月22日)

     
       □ 弱い雨の降るけさの様子、蚊(♂)が止まっている。
                            (2008年10月23日)

     
   □ 花の中心、奥の方にほんのりと灯りが点り、幻想的な黄色に…。

     

     
    □ こうして「床屋さんアングル」だと、その「仕掛け」がわかる。


◇ 十月も下旬になると、たとえ九州でも秋が深まり行く季節で…あった、以前は。
  蝉の鳴く音はさすがに絶えたが、夏の名残は家の近辺の花々にも残っている。
  夏が幅を利かせるあまり、日本の四季が薄っぺらく、人の表情すら変化に乏しい。
  連れて重厚長大・軽薄短小の絶妙なバランスが、政治、経済、社会から消えた。

     
         □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
           秋の姿ですっかりくだけて、カップ咲きよりも八重咲き。


◇ 今を楽しみ明日への夢を持とう、趣味の世界からでも憧れた日常を切り開こう。
  様々な制限があろうとも、自分の三次元の空間の中で羽ばたいて飛んでいたい。
  ちょっと頑張れば手が届きそうな夢や憧れを持ち続けて、目に見える形にしたい。

     
        □ ザ・ダーク・レディ(The Dark Lady/ER/1991)
          中輪で咲いたが、濃い赤紫の深い秋色もあるもんだ。

  
◇ 花の姿にハッと驚き見とれ、美に敏感に揺れる感性を暖めたい、そんな日々。
  美しいものそうでないもの、面白いことそうでないこと、一喜一憂する日々。
  喜怒哀楽、はっきりしてこそ、一日を生きる意味、一期一会の日々でありたい。

     

     
    □ 次の休日に、ビオラはバッサリとピンチ(摘心)するつもりだ。

     
       □ ホトトギス(ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草)
          待ちくたびれたが、やっと秋色に出会えた。

     
    □ クレマチス(キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草)
         パテンス系「マリア・ルイーズ・イェンゼン」
           (Clematis 'Maria Louise Jensen')
       早咲き大輪系のこの花、三年目にして秋は初お目見え。

     
         □ 一日後、ダイナミックな花の姿で登場です。
                            (2008年10月24日)    

  
  (una poesia di oggi)  

     きょうは節気の「霜降(そうこう)」にあたる。
     虫が黙り、北国からは初霜の便りが続く時期。
     ひと雨、ひと風ごとに秋色は深みを増す。
     赤組と黄組が抜きつ抜かれつ、山から里へと転げ落ちてくる。
             
  《朝日新聞天声人語(2008年10月23日朝刊)の引用、さすがの文章を…》

     
        □ 宿根ロベリア、いち早く紅葉を思わせる、
          でも「あつい」秋色でもあり、初めて目にする秋との出会い。


【追記】 夜来の雨の中で咲き始めたバラの様子(2008年10月24日)。

     
        □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER/1994)

     
            □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)

     
    □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER/1995)



コメント (4)
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