折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

こちらも春から夏へ~星空の饗宴

2007年07月03日 23時59分01秒 | 夏至
 
☆ 先ほど、午後10時半くらいから、またパラパラ雨が降って来ました
  今日は、夕食後は朝顔の移植作業をずっとやってました。
  今夜は、一昨日7月1日のお話です。
  それと、毎度同じように薔薇の写真です。

     

     
            □ けさ(7月3日)のシャルロット(ER)
 
☆ 7月1日夕方に会社近くで用事があって、その帰り道に久しぶりの星空を眺めました。
  その日は、ちょうど宵の明星(金星)と土星が西の空低く大接近している日でした。
  当然、肉眼では金星が明る過ぎて、そのくっつき度合いまでは見えません。
  ちょっと右上に「しし座」のβ星「デネボラ」が申し訳なさそうに「点」滅してました。

     

     
          □ けさのジュビリー・セレブレイション(ER)

☆ その印象を家内に話ましたら、描いてくれました。
  金星はボーっと見えましたが、デネボラはもう少し青白い「点」に見えたのですが…。
  近視+乱視+(老眼)なもんで…。

     

     
                □ けさのヘリテージ(ER)
  
☆ 太陽は、現在「かに座」にありますから、その次の「しし座」も西空低いのです。
  しし座のデネボラは、「うしかい座」のα星「アルクトゥルス」や「おとめ座」のα星
  「スピカ」とともに、春の大三角形を形造っています。
  「アルクトゥルス」は、北斗七星のひしゃくの部分をずっと南へ延ばしていったら
  明るい星にぶつかりますから、すぐにわかります。
  その右下方に青白い星「スピカ」(別名、麦刈星)も見つかると思います。

             (アルクトゥールス)



                        (デネボラ)
                     (ヴィーナス 金星)

         (スピカ)


☆ おとめ座の西隣りが私の星座でもある「てんびん座」ですが、明るい星がなくて
  地味ですから、それよりも南中近い「さそり座」のα星「アンタレス」(火星の敵)
  の方が目立つでしょう。
  もっとも、現在はすぐ近くにもっと明るい「木星」が光っていますので、赤い巨星も
  やや一目置いているようです。

                (ジュピター 木星)

                  
                    
                     
                 
                 (アンタレス)
               
             
            
     
            
            
           
         


☆ 当然、東の空から天頂にかけては、夏の大三角形「こと座」のα星「ヴェガ」(織姫星)、
  「わし座」のα星「アルタイル」(彦星)に「白鳥座」のα星「デネブ」が見えて
  いるわけです。

                  (ヴェガ織姫)
                   

         (デネブ)     このあたりは天の川

                     (アルタイル彦星)


  街の明かりが邪魔をして、天空を流れる天の川(Milky Way)が望めないのが残念です。

☆ 星座は日本で見えないのも含めて、全天で88星座あるそうですが、
  不思議なことに、植物の名前を取った星座がないそうです。
  そうこう思いながら歩いているうちに、駅前のバス停に着いてしまいました。

      
□ 娘のプレゼント「クローバー」  切り口がオレンジ色のお芋からは芽が伸びて来ました。

☆ もうすぐ七夕祭り、星祭です。
  四季の移ろいの早さを感じる一年です。

     

     
            □ エグランタイン(マサコ ER)
コメント (12)
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