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折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

パット・オースチンの開花

2008年05月06日 23時59分15秒 | 立夏
               □ パット・オースチン(Pat Ausin/ER 1995)

◇ 春というより、暦の上のとおり、初夏の陽気にさわやかな風がバラを誘う。
  さながら、ウェバー作曲「舞踏への勧誘」の静・動・静
  お似合いは、オレンジ色一色の華やかなドレスの娘。
  もっとも、Patty(Pat)は、Mr.David Austinの奥様だとか…。

     
            □ 前日5月5日の夕方の様子。

     
       □ けさ、5月6日の水遣りあとの朝日を浴びた様子。

          
                   □ 5月7日夕刻、大輪の花。


◇ 本当に夢にまで見たバラが、今年三番目の開花。
  これから先は、マッチレースと言っても、火遊びレースじゃありませぬ。
  いろんなバラの蕾が控えていて、虎視眈眈、愛燦燦
  明日の朝になってみたら、可能性のあるのが、次のバラ達。

     
      □ ホワイト・クリスマス(White Christmas/HT 1953)
        次は、真白にかずかに淡い緑色がかったこのバラか…。

     
     □ エグランタイン「マサコ」(Eglantyne'Masako'/ER 1994)

     
      □ かなり冬剪定したのに、樹勢が旺盛で、この広がり。

     
□ ウィリアム・シェイクスピア2000(William Shakespeare 2000/ER 2000)

          
              □ 5月6日の夕刻、思ったより小振りの一番花。

     
     □ バロン・ジロ・ドゥ・ラン(Baron Girod de l'Ain/HP 1897)
       すでに樹高、2.5m!

     
      □ 近くのビオラのハンギングを避けた形跡が茎に残る
        チャールズ・レニー・マッキントッシュ
        (Charles Rennie Mackintosh/ER 1988)

     
  □ コーネリア(Cornelia/HMsk 1925)は、珊瑚の卵のような無数の蕾

          
               □ ほのかなピンクの一番花。5月7日夕刻。


◇ この五月が、私の人生でもとりわけ心に残るものかもしれない。
  余寒の時季はとおり越して、そんな確かな予感。
  春から初夏を彩るバラに夢を託して、夢が叶う…ほっぺつねっても痛みなし。

     
         □ ブレイリー№2(Brairii №2/Ch 1845)
           ハゴロモジャスミンのゾーンで出番を待つ様子。

     
       □ 北側の道路から、ハゴロモジャスミンの全景。
         埴生の宿が、隠れてしまった。


◇ 去年咲かなかった花たちも、色を添えて、惹かせて見せる存在感。
  そういうところが花たちの健気さ。
  物言わぬ真面目さ、だから惹かれる、毎日こんなに幸せ園芸でいいのだろうか。

     
          □ 階段の踊り場の雰囲気を模様替え。

  

     


     
       □ 去年咲かずに終わった「ジャーマンアイリス」豪華
               (アヤメ科・アイリス属の落葉多年草)


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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (る~)
2008-05-07 14:51:51
バラのつぼみが膨らんできてますねぇ~。
パット・オースチン
好きなバラのひとつです。
ホワイトクリスマスのうっすら緑もいいですよね。

折節さんのところはもうバラの季節真っ盛りですね。

返信する
帰宅したら咲き進んでました。 (折節)
2008-05-07 19:22:51
る~さん、こんばんは♪

パット・オースチンのオレンジ色って、
やっぱり掛け値なしにいいですね。
自分で言うのもなんですが、惚れぼれします。

ホワイト・クリスマスはまだ見たことがありませんので、
どんな白バラか、開花が待たれます。

これから日に日に花の数が増えて行くことでしょう。

帰宅したら咲いたのがありましたので、
これから追加更新します。
返信する
今宵出会えし薔薇たちの (blue camel)
2008-05-08 01:13:39
折節さん、こんばんは♪
夜分にお邪魔しています。

少し思うところがありお布団の中でも考えてしまったら
どうにもこうにもいかなくなりまして。。。
ホットミルクを傍らにこちらに伺いました。

そしたらぱっと私の目に入ってきてくれた
何とも言えない優しい色の薔薇。
ホットミルクだけでは補うことができなかった甘さを
こちらの薔薇が与えてくれたようで
心がとても安らいで今ようやく落ち着くことが出来ました。

勝手ながらどの薔薇も
今宵は私のために微笑んでくれているように感じます。

何気ないことで人は傷つきますが、
何気ないことでこんなにも癒されることもあるのですね。

幸せ園芸。
うんうん。

明日は父の誕生日、あ、正しくは今日です。
お昼過ぎ、母と天神で待ち合わせ。
私は既にプレゼントを用意しましたので
母のプレゼント選びにお付き合いです。
返信する
少しずつ飲みながらお花を見るとホッとする、ホットミルクの瞬間定義。。。 (折節)
2008-05-08 23:42:44
blue camelさん、こんばんは♪

夕べは、ご覧にいらしてたのですね。
どうもありがとうございます。

その時間、私はちょうどチャイコフスキーの悲愴交響曲を聴き始めて、
第一楽章の第二主題に魂を揺すられるどころか、
深い眠りに就いたところだったとはずです。
まともに第一楽章を聴き終えたことがありません。
まあ、時間も時間、真夜中でしたしね。
枕元で聴くような曲じゃぁ、あ~りませんでした。

薔薇だけではなく、思いがけず心惹かれるものって、誰にでもあります。
それは自分の心の忠実な投影だったり、
知らず知らず、心が求めてるその対象だったり…。

二次元グラフでしたら、ちょうど心の在り様が、
コツンと底をうって自力で上向こうとしてる辺りの曲線、
そんな気がします。
そこでは、「喜怒哀楽」の「怒」と「哀」が顕著だと、
これはあくまでも私個人の繰り返された経験上ですが…。

考える、これは脳の働きですが、働き過ぎると疲れますよね。
脳はそんなときに、「甘味」を欲するんですね。
「甘美」とも言えるかもしれません。

それを脳は、"No!"とは言わず、"Brainもの!"とも言わず、ただ一言、"Yes!"

花を見る(愛でる)とき、大いに自己中心主義でまいりましょう。
思いようによっては、花は私たちに元気と安らぎ、
つまり「生きる力」を与えてくれているんじゃないでしょうか。
私は、身勝手だから、そう思い込むことにしています。

お父様、お誕生日おめでとうございます。
いくつになっても、目出度いことの一つがバースデイだと思います。
年を重ねていけるということって、
この上ない幸せなことではないでしょうか。
本気でそう思える年に、私もなって来たということです。

「疾風怒濤」は、温和で気弱な私には刺激が強すぎますから、
花や風を愛でながら「喜怒哀楽」は、当然ルーティンではあっても、
ベースはどんなにむずかしくても「一期一会」を大切に、
ただひたすら、そうありたいものです。
返信する
バラがもう・・・ (Haru)
2008-05-09 00:31:14
こんなに咲きだしてるんですね!
やっぱり早いですね~~

このパット・オースティンは色合いも咲き方も
ウチのとはちょっと違うかな?
というよりも、花びらがたくさんあって
そう見えるのかしらね~
ウチのパットはまだまだみたいですね~~
あと一歩のバラがたくさんになってきました!

あらっ?コーネリアを発見!
こんな優しいピンクで咲くんですか?
うれしい~~
ウチも今年初めて植えて今では蕾がいっぱい~~
まだ少し先になりそうですが
こんな花に期待がいっぱいです!
ホントに素敵ですね~~
返信する
プログラムをインストールしてたら…。 (折節)
2008-05-10 00:22:07
Haruさん、こんばんは♪

ブログを始めようとしたら、表示が出まして、
「Windows Vistaの更新プログラムをインストールして下さい。」
始めたらなんと、2時間かかりまして、明日になってしまいました。
これでパフォーマンスが上がらないと、温厚な私も怒るかも…。

言い訳がましいですが、レスポンスが遅くなりました。
今日帰宅したら、バラの開花が進んでいました。
家内は終わりかけの花を、また新聞紙に乗せて乾かしてます。
ポプリにするんですね。

パット・オースチンの一番花は、やや意外な感じ。
開花始めの頃は、カップ&ソーサーの形になるかと思いきや、
上の画像ではまるでロゼット咲きですね。

でも、いまコップ花を見たら、いつの間にか図鑑どおりの咲き方。
被写体を間違えたわけはないので、とても不思議です。
香りをたとえるのはむずかしいですが、さわやかな香りが漂います。

コーネリアもHaruさんとオソロなんですね。
蕾がいっぱいでしょう?
うちでも格段に多い蕾の数です。
その蕾の数だけ、愛らしいピンクに彩られますよ。

雨になりました。
明日は別府まで走ります。




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パット・オースチン (milky)
2008-05-10 23:29:05
さすが折節さん!
パット・オースチンがしっかり充実して、とっても綺麗に咲いたんですね!
素敵です~、写真で見ても重たげな大輪。
私のパット・オースチンは療養中です(^-^;)ゞ
昨年、場所が悪いなぁ、と思いながら育てて、やはり振るわなかったのでお正月に移設しました。
それからだんまりなんです。。。(;´д`)トホホ

ま、しばらく待ちましょう。
折節さんのパット・オースチンのように元気な花を咲かせられるよう、ゆっくり株を回復させたいと思います。
返信する
苗の良し悪し。 (折節)
2008-05-11 00:11:58
milkyさん、またまたこんばんは♪

パット・オースチンは、milky-mamaにも、
絶対に見ていただかないとって。
咲き始めたとき、あなたのお顔がパ~ット、
浮か…ぶわけないじゃないですか

昨秋の大苗ですが、届いたときから、
割とりっぱな株だったと記憶しています。
ですが、こんなに大輪になるとは思いませんでした。
昨年、ご近所のオープンガーデンで拝見した時も、
ここまで大きかったかなあ。。。

もう一番花は、新聞紙の上で花びらがいっぱいです。
乾燥状態に入っていますが、色は黄色に変化しました。
一目惚れしたバラは、とりわけ美しいものです

私も「ウィリアム・シェイクスピア2000」が、
昨年はあまりよくなかったのですよ。
それでも地植えに植替えの時、根が大丈夫だったので、
今年は復活してくれるのを信じていました。
手を尽くした後は、気長に待つ。
何事でもそうですよね。

milkyさんのパット・オースチンの復活を願ってます。



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