折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

早春二題

2010年01月10日 20時31分17秒 | 小寒
         □ 暖かな光降り注ぐ春、まだまだ先の話ですが…。
           久しぶりの寄せ植え(の真似事)です。
           ほんの一瞬、早春の気配を引き寄せた感じがしました。

◇ バラの植え替え用の腐葉土が残り少なくなって、午前中園芸店へ出掛けました。
  店頭には春を待ち焦がれる身には目の毒みたいな色彩が、所狭しと並んでました。
  さっぱりとしたマーガレットが欲しかったのに、なぜかミニバラを…それから…。
  あったかい色、派手な同系色の二品種を選んで、どこか気持ちが落ち着きました。

    
        □ ミニバラ「ニュー・イグザ」にミニ・ガーベラ 
          そして、燃えるようなプリムラ・ジュリアン
          私の選びそうな配色とは対極にある組み合わせ。
          ミニバラが開花したら落ち着くと踏んだのですが…。

     
     □ 爽やかな風渡る頃の春、まだ夢の向こう。
       マーガレット、バラと「寄せ植え」状態で楽しみます。
       昨夏、大事にしていたピンクのマーガレットを失いました。
       来シーズン、ローズピンクのバラに寄り添う春を夢見て…。
 
     
        □ こちらは今月読む(予定の)本、二冊。
          「私の百人一首」は、昨年読破できなかったもの。
          「手紙、栞を添えて」は、約十年振りの読み直し。 
          読書はガーデニングよりも古くからの友達…。 

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4 コメント

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折節さん、こんばんは。 (Qu)
2010-01-10 22:39:13
あたたかな色の組み合わせですね。
年が明けて、まだ市場の流通商品も少なく、地味な毎日を送っています。
こう寒いと庭仕事もお休みの方が多い中、折節さんは孤軍奮闘、早春の
先取りをされているのですね。
私も負けずにがんばりますね。

白洲正子さんの「私の百人一首」、私も読みたいと思っていました。
昨年のドラマの影響です、はい。
返信する
あえて、百分の一首 (折節)
2010-01-10 23:19:40
Quさん、こんばんは♪

やはり私は、庭に花があった方が落ち着く性分みたいです。
周りが水仙の葉っぱだらけのところに、この寄せ植えを置いてみました。
これまでの私だったら、もっと淡い色のラナンキュラスやプリムラ・ジュリアン、
それにアネモネで寄せ植えしたのですが、どういう風の吹き回しか…。

それと年末から休みの度ごとに、バラの冬の作業の連続でした、まだ続きます。
だから、冬なのにあきが来てるんです。。。

百人一首、Quさんのお気に入りはどんな歌でしょうね。
私は、たった一首挙げなさいなら…左京大夫顕輔(あきすけ)です、はい。

  秋風にたなびく雲のたえまより
     もれいづる月の影のさやけさ

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そうですねえ・・・ (Qu)
2010-01-12 12:16:40
久方の光のどけき春の日に
 しづ心なく花の散るらむ 紀友則

ですかねえ、やっぱり。
子供の頃は、お姫様の絵柄が好きで、清少納言を必ずとっていました。
意味はさっぱりでしたが。
お姉さん時代は、玉の緒よとか、恋すてふとか、好きでしたねえ。

実家にいた頃は、百人一首大会とかしましたが、嫁いでからは全然です。
もう、忘れてしまったかも。
返信する
しづ心なく (折節)
2010-01-12 18:43:54
Quさん、こんばんは♪

久方の、この友則の歌は、流れるような調べがいいですよね。
散りゆく桜の花が、三十一文字の音とともにはらはらと…。

心の綾を詠んだ歌も、しっとりと内面に迫って来ます。
私が好きなのは、これも…。

  来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに
    やくやもしほの身もこがれつつ  藤原定家

百人一首もなかなか諳んじては口に出せなくなりました。
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