折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

久しぶりの雨上がり

2010年01月29日 00時16分53秒 | 大寒
                     □ マーガレットも雨に濡れて。

◇ 夜のうちに少しばかりまとまった雨が降ったようですが、朝にはほとんど上がっていました。
  春先の少し暖かい雨を「四温の雨」と呼ぶらしいですが、こちらは四月中旬の陽気でした。
  こういう雨を境にこれからは冬の中に春が混じりつつ、三寒四温を繰り返していくのでしょう。
  通勤途上に見かける梅の花も日一日と、ほのかな温もりのある春を引き寄せているようです。

       
                   □ パット・オースチン
             (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
             冬剪定前ですから、蕾も付けたままです。

       
             □ プリムラ・ポリアンサ「クラウディア」
               もう少し暖かくなったら、この花の出番です。

       
          □ ラナンキュラスの芽生え。毎年わくわくします。

       
        □ メアリー・ローズ(ER)は、新芽の展開が早いようです。

       
                                 2009年5月22日
       □ メアリー・ローズ(Mary Rose S 1983 D.Austin England)
         昨年と今年の大苗二本立てでアーチに向かいます。

◇ クリスマスから早や一か月過ぎ、庭のクリスマス・ローズにようやく花芽がついて来ました。
  訳のわからないままに揃えたいくつかの株が、それこそひっそりと出番を待っています。
  ほとんどバラしか目の行かない私に距離を置いて我が道を行く、そんな姿に少しは反省…。
  当たり前ですが、年末と比べて着実に春に近づいていることが実感できるこの頃になりました。

       
       □ シャルロット・オースチン(ER)に寄せ植えのヘレボルス。

       
        □ 確か、黄スポット系とか訳のわからないラベルでした。

       
         □ 何度も登場しているパーティドレス・シリーズです。
  
       
          □ そして帰り道、バスを降りたところの西の空。
            何の変哲もない冬の夕暮れ、これから徒歩25分。
            帰りは随分手前のバス停で降りて歩いてます。

  
  (una poesia di oggi)

     はかなくて木にも草にもいはれぬは
               心の底の思ひなりけり     香川景樹

                                 (かがわ かげき 1768-1843)
   

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8 コメント

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春を感じる1月の終わり (milky)
2010-01-29 12:30:37
折節さん、4月中旬の陽気とは嬉しくなりますね!
こちらはさっき、ヒョウが降りました!とら年なのにヒョウ…Σ(~D~ノ)ノ アヘッ!!

今朝、例のポリアンサを植え替えました。
折節さんのおっしゃる通り、後はお日様の力にまかせて天命を待ちます。

ポリアンサの蕾がぎっしり詰まって可愛いですね~(*´∇`*)
そういう蕾って、本当にわくわくしますね。
私はそういうのを見ると、心や体にエネルギーが移ってくるように感じます。
これが一番の健康法だなぁ(笑)

で、一句…?
つたえれぬ はかなき心の底なれど
そっと吸い取る木や草なれば

なぁ~んちゃって♪
返信する
あらら (milky)
2010-01-29 12:32:35
ポリアンサとポリアンサで分かりづらいですね(^-^;)ゞ
でもわかる???
最初のはバラで、次のがプリムラ(^。^)
返信する
▽※○▲〒☆§÷◎◎ (折節)
2010-01-29 21:02:12
milkyさん、こんばんは♪

私のコメントで、なんとなんと短歌の花が咲いてますね。
返歌の素養がないものですから「なぁ~んちゃって♪」に、ビックリたまげたまんまです。

そちらでは、ヒョウが降ったんですね。
ヒョウを「雹」と書くって初めて知りました。
そんくらい、わかっとらって!?

そうですよ、蕾…明日のそのまた明日がずっと続くって実感できますもんね。
明日があるって期待を持てることが、私には一番の健康法かもしれません。
とにかく、済んだことは仕方がないってタイプですから…。

ポリアンサ(Polyantha)っていうからには、当然ながら花(蕾)がいっぱいです。
ポリ(poly)って、たくさんのっていう意味ですもん。
アンサ(antha)は!? 知らない…。ワタシも知らない。。。

週末ともなると、まともにコメントができな…くはありません。
シャンとしますからね。
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これはわかります。 (折節)
2010-01-29 21:14:55
milkyさんね、プリムラ・ポリアンサって、プリムラの花の多い品種、
それくらいの意味なんでしょう。
バラのポリアンサの品種、たとえば「マザーズ・デイ」も花数が多いですもんね。

ときどきポリアンサス(英語読み)って表記されていることもありますが、
polyanthus ポリアンスス 単数 polyantha ポリアンサ 複数 その違い(ラテン語)だと思われます。

プリムラ(primura)の部分は、primo 一番の、まっさきのという意味ですから、
春に先がけてまっさきに咲く花という意味なんでしょう。

語源の楽しみって、草木花の原産地の楽しみとともに、
イマジネーションが膨らみます。
 
返信する
雨だったんですね? (Haru)
2010-01-29 23:47:14
折節さん、先程はいろいろとアドバイスを頂いてありがとうございます!
ホントに枯れてきたツルを眺めているより前向きに実行、それを教えられました。

そちらは雨だったんですね?
こちらは昨日雨の予報もあったんですがパラッとしただけでお終い・・・
一度雨が降ってほしいですね~~
今週はだいぶ暖かいのですが来週はまた真冬の予報・・・
花ばかりか私たちもついていけないですよね~

メアリーローズは今年植えられた苗ですよね?
もう葉がこんなに?早いです~~
クラウディアもクリスマスローズもあと一歩のところまで来ていますね。
バラの手前にクリローの時間があるのを楽しみたいと思っています~♪


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明日の日曜日はまた雨予報です。 (折節)
2010-01-30 08:40:26
Haruさん、おはようございます♪

バラというか、庭をいじってますと、実に喜怒哀楽に満ち満ちている毎日。
良いことばかりではないし、さりとて暗く沈むようなことばかりでも…。
私達にも庭の植物たちにも、今日と明日に続く日々しかありませんから、
一度心をリセットしたら、昨日より今日、その繰り返しで歩くしかないのですよね。
きっと想像を超えたところの春の光景が拡がりますよ。
バラの春って、毎年ずっとそうでしたから…。

メアリー・ローズは、12月に植えた大苗です。
雪の日にすでに新芽が展開し始めてましたから心配しましたが、もうこんなに。
昨年に植えた株といっしょにアーチに向かって、三年後に期待しています。

クリスマスローズはよくわからないので、気ままに育っているようです。
水遣り、適度の肥料、古い葉っぱの剪定、植え替え、毎年その繰り返しのみ。
向こう(!?)もそれくらいの距離感がきっといいんだと思います。
 
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へぇ~~♪ (milky)
2010-01-31 08:29:31
折節さん、ポリアンサやポリアンサスやプリムラの語源の解説、楽しかったです~(*´∇`*)

>ポリ(poly)って、たくさんのっていう意味ですもん。

なるほどね~!
そう思って育種家も名前をつけたわけなんですね!
それだもんね、ポリアンサローズはいっぱい咲くわけなんだぁ~
へぇ~~~~~~、これは覚えられたかもしれない、うん。

ポリアンサは強くて良く育ってくれるし、もっと増やしたいなぁと思ってるんです。
背丈が伸びても大型のバラに比べたらコンパクトで邪魔にならないですもんね。
あの位のバラが庭にあると、小さな庭がそれなりに落着くんですよ。

それとね、今年はクレマチスに期待してるんです。
でも移設して枯れたのも幾つかありそうです。
うまく育ってないのもあるし。
10個植えて、半分育てば万々歳、その位植えまくってます。
育つ確率は…やっぱ5割かな~、もっと低いかな?私の場合Σ(~D~ノ)ノ アヘッ!!
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クレモチス、育ってクレマチス!? (折節)
2010-01-31 09:12:35
milkyさん、こちらでもおはようございます♪

うちのオレンジ・マザーズデイは、ミニバラのハッピー・トレイルズと同じ大鉢。
昨年はどちらもチョボチョボ、マザーズデイは現在蕾が一個。
もう少しは日に当てて、にぎやかにしたいなと思ってます。

立体感のある庭、これはつるバラとともにクレマチスに期待しますよね。
クレマチスも苦手な部類(最初に枯れたと勘違いして処分したことが響いてます)ですから、どうも気合いが入らないのですが、今持ってる十品種程度を大事にしようと…。
昨年は秋バラと同じで肥料にも失敗していますので、
バラの追肥と同じ感覚でやってみようかなあと思っています。

バラもそうですが、なかなか百発百中になりませんね。
milkyさんのような「達美人」が5割なんて…少々のことでめげてはいけないんですね。

昨日、マリア・カラス(HT)をお嫁に出しました。
 
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