折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

アーチの向こうの春

2009年03月23日 01時01分50秒 | 春分
              □ ローズマリーの自然のアーチより。
                L.D.ブレスウェイト(ER)が望めます。

       
             □ ローズマリーのアーチの手前側です。
               フローランス・ドゥラートル(S)の
               ライラック・ピンクの花が咲くと、
               オキザリス「パープル・ドレス」の色も
               きっと引き立つでしょう。
  
◇ 昨夜からの強風と雨、庭の花達は雨の滴にうなだれているようでした。
  ローズマリーもしなやかな枝を風に任せていたら、こうなったのでしょう。
  枝の先っちょが他の枝に引っかかって、いくつもアーチ状になってました。
  どちらから覗いても紛れもない春、早春から先に進もうとしているようです。

    
      □ バラの株元では、アネモネやラナンキュラスといった、
        キンポウゲ科の花が盛りを迎えています。

     
     □ リビング前の通路沿い、長く咲いているマーガレットです。

    
 □ 間から水仙が顔をのぞかせ、隣のレディ・ジェーンが色づき始めました。

    
     □ 「自分」の春に向かって、ひたすら新芽を広げるバラたち。
    レオナルド・ダ・ヴィンチ(AT/CL)とピエール・ドゥ・ロンサール(LCl)

  
       □ 左は、空恐ろしくなってきた、クレマチス。
         シルホサ系「ウィズレイ・クリーム」
         右は、噂に違わず、これから恐ろしくなりそうな、
         アーマンディ系「アップル・ブロッサム」
         
◇ 早咲きの原種系のチューリップは、昨年より約二週間早く色づき始めました。
  一雨ごとの春、うちの庭でもそのテンポが速まっているようです。
  それにしても、一週間もすると彩りがずいぶん変化しているように思えます。
  それは水仙やムスカリなど、宿根草の花の季節の真っだた中ということです。

     
   □ ムスカリ、この目線なら、どこまでも続いてるかのよう、3mくらい。
     こういう何でもないような光景に、実は憧れていました。

             
            □ ぴょっこり、これは何じゃらホイ

◇ 花の色はうつりにけりないたづらに…。
  小野小町を持ち出すまでもなく、春の光景はほんの一瞬で移ろうもののよう。
  その姿をしばしとどめむと思っても、すぐに忘れてしまいます。

    

    

    

    
        □ 雨の日曜日に咲いていた、水仙たちです。

◇ 花が咲いてやっと名前がわかったもの、それでもわからないもの。
  わかったものは、ガーデニング・ラベルを急いで地面に挿しています。
  今咲いている花の姿、ずっと心の中に留めていたいものです。

     
              □ シラー・シベリカも…。

     
               □ チオノドグサも…。

     
         □ 沈丁花も、過ぎゆく早春の名残の花です。

     
  □ そのうちに、ハゴロモジャスミンが咲き乱れて、それもあっという間。
    バラのアンジェラ(F)に花の春が引き継がれていくことでしょう。

    
       □ これから咲こうとしているヘレボルスの向こうに、
         いつものピンクのマーガレットが、咲きだしました。
         まるで、ベネトンのカーデンガンの色みたい…。
         その向こうが、期待のノワゼット系オールドローズ、
         「マダム・アルフレッドゥ・キャリエール」です。

     
  □ アンブリッジ・ローズ(Ambridge Rose/S/1990/D.Austin/England)
        初めての春を迎えますが、好発進だと思います。
  
  
  
コメント (2)
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