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折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

今日はKO曜日

2008年11月01日 21時08分25秒 | 霜降
             □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999)
               秋の一番花からは、やや間があって、
               明日を待つだけの、わくわくするような一日。

◇ 土曜日の朝、自主的に寝坊してしまった。
  秋眠暁を覚えず、目が覚めて土曜と気がつくことの幸せよ、そして二度寝。
  「プール行ってきまぁす」
  夢の向こうで、眠りの玄関のドアまでが閉じた。

     
        □ ここ数日で、真っ赤な花が四つ開くことだろう。

     
       □ このバラは、リビングの窓の外が定位置と決めた。

     
      □ これは昨日の朝の様子、一日で蕾がほころび出した。
                             (2008年10月31日)

◇ 窓の外は暖かいのか冷たいのか、穏やかで、力を抜いたような陽光。
  今日はお布団干しに最適な一日とは、昨夜の天気予報。
  身支度はしても、庭に出るのは午後からにしよう。
  正午までは、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート(1987年カラヤン指揮)

    
            □ イタリアとイングランドの11月。
      イタリア"Cinqueterre"(five lands)、イングランド"Cambria"

             
       □ ポール・セザンヌ「カード遊びをする人々」(1893-96)
                          (パリ・オルセー美術館)
         彼の絵画は、私には好みが分かれるが、
         カードに没頭する人々の素朴な冷静な表情がいい。


◇ さて、いつもは日曜日に張り切るクセがついている、このわが身。
  このところ土曜日は、どうもサボり癖のダラダラ曜日で過ごしてきた。
  案の定、今日もご多分に洩れず、月曜日の文化の日もあるしで、やや余裕。

     
        □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)微笑み返し。

     
        □ アブラハム・ダービー(Abraham Darby/ER/1985)
                             (2008年10月31日)

     
        □ このバラにようやく秋の訪れ(2008年11月1日)。
          

◇ 文化の日の近辺は、もう十年来ビオラの植え付けの日。
  今年は、すでにバラの株元の小花壇にいくつか植えてしまっている。
  あと3株くらいのバラの株元を花で飾ってみよう、どうなっても気の向くまま。

     

     
          □ 植え付けを待つポット苗のビオラたち。

     
         □ 以前、訳も分からずにこしらえた寄せ植え。
           玄関へのアプローチの階段の踊り場に。
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感性に響く秋のバラ

2008年10月29日 21時17分00秒 | 霜降
                 □ ドミニク・ロワゾー
                  (Dominique Loiseau/S/2003/France/Delbard)
                   まるで天使の羽根の色のよう。 


◇ 十月もこの頃になると、深まり往く秋に身を置いていることを実感する。
  10月29日の日の出が6時29分、日の入り17時25分、朝の一瞬を写真に収める。
  定時で退社すると、西の山々の向こうが茜色に染まり、薔薇色の夕陽が沈む。
  風と空と雲と、秋にふさわしい妙なる空間と時間に満たされてこその秋。

     
        □ スカボロフェア(Scarborough Fair/ER/2004)
          蕾がたくさん、開花に気がつかなかった。

     
            □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)
              品の良い姿、癒しの色。
              春と違って、一度に咲かず次々に咲く。


◇ わが庭のバラはと言えば、これでまずまずの秋色を演出してくれている。
  春のように乱舞するような咲き方は、もともと望むべくもない。
  一つには、秋分以降も暑い夏を九州が引きずっていたこと、株も私同様に若い。
  それに夏剪定後の施肥がやや少なめ、あるいはタイミングが良くなかった。

     
          □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
           (Charles Rennie Mackintosh/ER/1988)

     
       □ ライラックは知らないのに、なつかしい彩りに感激。
         半日蔭でもどこ吹く風、次々に咲く、強靭かつ健気なバラ。


◇ それはそれで、秋のバラの魅力は何と言っても、色彩の凝縮された美しさ。
  花の姿はコンパクト、元来深みある花はやや明る目、それ以外はやや濃い目。
  春は新鮮で華麗な美、秋は洗練された美しさが季節の名残と共に琴線を爪弾く。

     
           □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)
             クリスマスまでは世話なし、優秀な多花性。


◇ 同じ「株」なのに、急落、暴落、乱高下の「身勝手なお行儀の悪さ」とは無縁。
  最初植えた大苗は四年目に入り、冬の端境期の株元を草花で飾れる程に生長。
  来年は少しは誰とでも愛でられるよう、仕立て、誘引をメインに…夢に一歩ずつ。

     
        □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
          欲しくてたまらなかった色が目の前にある幸せ。

     
     □ 同じ株で花の姿の多様性に出会えるのも、秋だから…。


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秋雨の中を

2008年10月26日 22時22分08秒 | 霜降
            □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
              蕾も多く、このところ間断なく咲いている。
              その鉢のオキザリスは、雨で開花はお休み。
                          

◇ 秋めいた日曜日、小雨そぼ降る中を紫陽花の移植5株、ミニ花壇、鉢上げ各1。

     
     □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)蕾も多く控えている。

     
    □ シャルロットに合わせて、花壇のビオラもレモン・イエロー。

     
        □ ビオラは、まだまだこれから育ち上がるわけで、
          摘心をやめて、バッサリ切り戻し(その途中↑)。


◇ ヘリテージ(ER)の花壇も、ビオラは摘心をやめて切り戻し。

     
    □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)「らしく」なってきた、これも秋。

     
        □ 花壇は、彩りにやや変化をつけているつもり…。

     
       □ これもビオラを(花がかわいそうでも)バッサリと。
         「趣味の園芸」テキスト10月号でも紹介されていた。
         このあと気に入らなくて、もっと切り詰めた。


◇ ジュビリー・セレブレイション(ER)も花壇にして、ビオラや秋植え球根を。

     
 □ ピンクのビオラにパコバ、スノードロップやスノーフレイク等の球根を…。
   クレマチスもジュビリー・セレブレイションと同系色を寄せ植えしてみた。

◇ クレマチスを深鉢に鉢上げした頃、時間ですでお仕舞い、心地良くもやや疲れた。

     
     
    
        □ クレマチス・シルホサ系「ウィズレイ・クリーム」
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秋風を斜めに受けながら~音楽に寄せて~

2008年10月25日 22時30分02秒 | 霜降
       □ 朝顔、夏の花、ためらいがちの秋の朝の表情がゆかしい。
                                (2008年10月23日)

◇ 午前中は別府までドライブ、こちらは助手席、帰りにクリスマスローズ苗を購入。
  午後はよく行く園芸店の近くまで今度は一人で、園芸店には用事なし(不思議)。
  運転席と後部左側の窓をやや開けると、秋風が対角線に吹き抜けて心地好い。
  途中の道は夜になるとタヌキが横断、先日はピーター・ラビットが眺めていた。

     
      □ 服は着てなかったが、あれはピーターに違いない。


◇ りこぴんさんのブログで、作曲家の名前のついたバラを二品種見かけた。
  ヨハン・シュトラウスにチャイコフスキー、いつものとおり欲しくなった♪
  どちらも私のご贔屓の作曲家、メロディーの繊細な表情が魅力的。
  昨夜の就寝前、チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第一番」うるさい冒頭で寝た。

     
  □ アレクシス・ワイセンベルク、ヘルベルト・フォン・カラヤン、パリ管盤


◇ さっそくでもないが、HCで見かけた水仙「ヨハン・シュトラウス」
  あれだけ水仙好きの私も、これは知らなかった。
  これだけを6球鉢植えにしてみようか、さっそく日曜日に実践の予定。

             
           □ オーソドックスなカップ咲きのようだ。

             
           □ ヨハン・シュトラウスの音楽と言えば、
             ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート
            (1987年1月1日、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮盤)

◇ 秋の夜長と言っても、明日は午後から雨予報。
  今日の土曜日が忙しかった分(昼寝付き)、明日の午前中がいざ勝負。
  就寝前に、チャイコフスキーの控え目で、雪のような純白の音の美しさを楽しもう。

     
       □ アンネ-ゾフィー・ムターのヴァイオリン独奏
         ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー盤

    
    □ なつかしのスコア(総譜)
             右側中段にヴァイオリンの美しいメロディ(第一楽章)

             
          □ 購入は35年前の学生時代(神戸・元町)。
            指だけは、35年後でも、若々しいな
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そうこうしているうちに

2008年10月23日 21時14分14秒 | 霜降
       □ ジュビリーセレブレイション、昨日10月22日に秋のバラ開花。
               (Jubilee Celebration/ER/2002)

◇ このところ夏日が続いて、最低気温も18~20度あたりなのに、帰宅時は夜の帳。
  バラの花をデジカメに収めるには、平日は朝の出勤前しか撮れない。
  けさもこれでも「蚊」とばかりに、蚊の小隊と格闘しながらの撮影。
  蚊に刺されるは、バラの棘に刺されるは、シャッター音と拍手喝采!?の乱れ打ち。

     
 □ 心の中ではバラの中のバラの一つ、ジュビリー・セレブレイション(ER)
                                 (2008年10月22日)

     
       □ 弱い雨の降るけさの様子、蚊(♂)が止まっている。
                            (2008年10月23日)

     
   □ 花の中心、奥の方にほんのりと灯りが点り、幻想的な黄色に…。

     

     
    □ こうして「床屋さんアングル」だと、その「仕掛け」がわかる。


◇ 十月も下旬になると、たとえ九州でも秋が深まり行く季節で…あった、以前は。
  蝉の鳴く音はさすがに絶えたが、夏の名残は家の近辺の花々にも残っている。
  夏が幅を利かせるあまり、日本の四季が薄っぺらく、人の表情すら変化に乏しい。
  連れて重厚長大・軽薄短小の絶妙なバランスが、政治、経済、社会から消えた。

     
         □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
           秋の姿ですっかりくだけて、カップ咲きよりも八重咲き。


◇ 今を楽しみ明日への夢を持とう、趣味の世界からでも憧れた日常を切り開こう。
  様々な制限があろうとも、自分の三次元の空間の中で羽ばたいて飛んでいたい。
  ちょっと頑張れば手が届きそうな夢や憧れを持ち続けて、目に見える形にしたい。

     
        □ ザ・ダーク・レディ(The Dark Lady/ER/1991)
          中輪で咲いたが、濃い赤紫の深い秋色もあるもんだ。

  
◇ 花の姿にハッと驚き見とれ、美に敏感に揺れる感性を暖めたい、そんな日々。
  美しいものそうでないもの、面白いことそうでないこと、一喜一憂する日々。
  喜怒哀楽、はっきりしてこそ、一日を生きる意味、一期一会の日々でありたい。

     

     
    □ 次の休日に、ビオラはバッサリとピンチ(摘心)するつもりだ。

     
       □ ホトトギス(ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草)
          待ちくたびれたが、やっと秋色に出会えた。

     
    □ クレマチス(キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草)
         パテンス系「マリア・ルイーズ・イェンゼン」
           (Clematis 'Maria Louise Jensen')
       早咲き大輪系のこの花、三年目にして秋は初お目見え。

     
         □ 一日後、ダイナミックな花の姿で登場です。
                            (2008年10月24日)    

  
  (una poesia di oggi)  

     きょうは節気の「霜降(そうこう)」にあたる。
     虫が黙り、北国からは初霜の便りが続く時期。
     ひと雨、ひと風ごとに秋色は深みを増す。
     赤組と黄組が抜きつ抜かれつ、山から里へと転げ落ちてくる。
             
  《朝日新聞天声人語(2008年10月23日朝刊)の引用、さすがの文章を…》

     
        □ 宿根ロベリア、いち早く紅葉を思わせる、
          でも「あつい」秋色でもあり、初めて目にする秋との出会い。


【追記】 夜来の雨の中で咲き始めたバラの様子(2008年10月24日)。

     
        □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER/1994)

     
            □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)

     
    □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER/1995)



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秋雨もようやく上がったようで。

2007年11月06日 23時45分06秒 | 霜降
          □ 雨の朝の薔薇(スカボロフェア Scarborough Fair ER)
            やわらかなピンクの色、素朴な花の姿が魅力的です。

◇ 11月になって急に秋めいてきたようです。
  それもごく当然、ここは九州だけに急に秋。
  つまり「急秋」に「急襲」された。。。オータム(ブルブル)
  お後がよろしいようで "That's all for today!"
  もうお仕舞い?
  ええ、引き際が肝心。

     
     □ 奥の開花しかけの花が、タイトルの薔薇、スカボロフェア。

◇ さて、そぼ降る雨に、秋の薔薇も少し寒そうです。
  二日も降り続きますと、ただでさえ枝と比べて大きな薔薇の花のこと。
  けさは、おはようございますのご挨拶(火曜日だから Bonjour!)にも
  みなずぶ濡れ状態で、ほとんどが美しいお顔を上げてはくれませんでした。

     
       □ エグランタイン・マサコ (Eglantyne'Masako' ER) 

     
          □ これが2日前の姿(2007年11月4日)

◇ もうすぐ高校の同期会ということで、その頃の流行の歌を口ずさんでます。
  不思議なもので「あの頃」というのは、歌でも風景でも憶えているものです。
  歌好きの私なんか、和洋さまざま、50や100曲くらいすぐに思い出します。
  「あの頃」友達がこの歌が好きで、私も同じ…。

     
            □ 雨に濡れても、この薔薇も秋の色。

  
     (una poesia di oggi)

           秋でもないのに     本田路津子 (ほんだ るつこ)

       秋でもないのに 人恋しくて 
       淋しくて 黙っていると
       誰か私に 手紙を書いて 書いているような
       故郷もない 私だけれども
       どこかに帰れる そんな気がして

       秋でもないのに 沈む夕陽に
       魅せられて 街に出ると
       誰か夕陽を 悲しい顔で 見ているような
       空に瞳が あるならば
       茜雲さえ 泣いているだろう
                         ※二番を略しています。

     
       □ 春でもないのに!? 咲いたつつじの花(約20年もの)は
         息子の小学校入学記念に生徒一人ずついただいた株。 
         さすがに「茜雲」には程遠い…ですよね。
      
◇ 夕べ(5日)のことです。
  雨の中を(当然雨のかからない場所で)、フリージアを鉢植えにしました。
  これで夜な夜な球根の植付けも、取り敢えず完了(のはず!?)。
  そのあとで、ふと麗しいチェロの音色を聴きたくなりました。
  一歳からの情操教育や、パカラもいっしょに聴けよってなもんで、無理やり
  子猫を脱したばかりのと、その何十倍もの年のトドみたいなのが、ゴロ~リ。

      

◇ 昨年亡くなったロシアのムスティスラフ・ロストロポーヴィッチのチェロ独奏。
  小澤征爾指揮、ボストン交響楽団でドヴォルザークの「チェロ協奏曲ロ短調」
  まだ見ぬボヘミアの街、チェコはプラハへの憧れがつのります。
  その昔、失意のモーツァルトを温かく受け入れてくれた街。

     
      □ この素晴らしい演奏が、たったの1,000円で聴けるのです。

◇ チェロの奏でる、いくつもの抒情あふれる心地よい旋律。
  ホルンも、金管特有のまあるい音色、温和なメロディーで応えます。
  どちらも、カンタービレ?歌うように・・・チェロと管弦楽の心温まる会話。
  さすがにドボルザークは、同時代のあのブラームスも唸らす「旋律の達人」
  そして、チェロって、やっぱり「歌う楽器」そのものです。

     
       □ シャルロット(Charlotte ER) 2007年11月4日

     
   □ ヒメツルソバのように、土に根ざしたコンチェルトでもあるんです。

◇ ロストロポーヴィッチの魂のチェロと小澤さんの見事な指揮振り(見えませんが)。
  猫といっしょに寝っ転がって、素晴らしい演奏を堪能したのでした。

         

◇ パカラは、私にくっついたまま、第1楽章の序奏で、すでにすやすや
  確かに、猫をも爽やかな眠りに誘いますにゃあ。
  最初から、情操教育にはなるわけないですね。
  「ごはん」 「牛乳」 「ダメ」 「おいで」 「寝るよ」くらいにしか反応なし

      

◇ 明後日8日は、もう「立冬」です。
  朝夕の空気は、吹き渡る風は、クリスマスに段々と近づくにつれて
  徐々に冷たくなって来るのでしょう。

     
    □ アメリカハナミズキ(白)の紅葉、まだ背丈が私の脚くらい。

     
       □ 花芽が立ち上がり出したガーデン・シクラメン
         私にとって初めて夏越した二株です(もう一株あります)。
 


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空に星があるように

2007年11月03日 23時17分05秒 | 霜降
                   □ ヘリテージ(Heritage ER)
                     奥の花に揃えるように
                     手前の茎に指を添えて
                     三ついっしょに撮りました。

◇ 今日、文化の日も確か全国的に「晴れの特異日」ではなかったでしょうか。
  午後2時から約4時間、黙々と球根の植え付け、ジャスミンの整理をしました。

          
                 □ シャルロット(Charlotte ER)

          
            □ 別のシャルロットの向こうに見えるは、ヘリテージ。

          
                   □ ヘリテージ(Heritage ER)

        ☆ 若草物語("Little Women" authored by Louisa May Alcott)なら、
          さしずめ、長女のメグ("Meg" Margaret)?
          だったら、タイトルの画像は、次女ジョー("Jo" Josephine)、
          三女ベス("Beth" Elizabeth)、四女エイミー(Amy)かなあ。
          小説読んだことなくて、エリザベス・テーラーの映画を見ただけ…。


◇ 私は、庭に出てごそごそしていると、必ず何か口ずさんでいます。
  それも同じ歌を、何回も何回もリフレイン…。
  今日のは1971年の歌ですから、あまりお若い方はご存じない…。
  ずっと繰り返すのは、心理学的にも何か理由でもあるのかなあと思ったりしました。

          
           □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure ER)

     
    (una poesia di oggi)

          空に星があるように 
                         荒木一郎

         空に星が あるように
         浜辺に砂が あるように
         ボクの心に たった一つの
         小さな夢が ありました

         風が東に 吹くように
         川が流れて 行くように
         時の流れに たった一つの
         小さな夢は 消えました

         淋しく 淋しく 星を見つめ
         ひとりで ひとりで 涙にぬれる

         何もかも すべては
         終わってしまったけれど
         何もかも まわりは
         消えてしまったけれど

         春に小雨が 降るように
         秋に枯葉が 散るように
         それは誰にも あるような
         ただの季節の 変わりめの頃  


     
            □ エグランタイン(Eglantyne ER)


◇ 限りある中で、薔薇が咲いては、また次のバラが咲いて…。

     

     
 □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(Charles Rennie Mackintosh ER)

◇ アルバ・セミプレナ(Alba Semi-plena OD)をもう一株と思って園芸店に…。
  連れて帰ったのは、アルバローズじゃなくて、これらのバラの大苗。
  どちらもポピュラーな、半日陰OKの強健種です。
  北側には、ノワゼット系のオールドローズの
  「マダム・アルフレッドゥ・キャリエール」(Mme. Alfred Carriere N)を。
  北東側にハイブリッド・ルゴーサ系モダンローズ「フィンブリアータ」(Fimbriata HRg)
  いずれも、さっさと地植えにしました。
  
   ☆ 今日植えた球根  カサブランカ (カコドール)
                  ユリ      (ロリポップ)
                  オーニソガラム(アラビカム)

          

◇ 明日は、朝顔の種を取って、そろそろ感謝のさよならをします。

          
              □ ブーゲンビリアも、まだ頑張っています。

     

          
                  □ 西洋朝顔 (Heavenly Blue)
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十一月はどことなく寂しい月?

2007年11月01日 23時55分33秒 | 霜降
               □ 雑然と11月に入った、ばら、バラ、薔薇…。
 
◇ 地球温暖化との影響で夏が前後に延びたとは言え、
  季節は巡り、さすがに朝夕は涼しくかつ冷たくなりました。
  あぁ、今年もあと二月か、そんな意味の寂しさです。
  ただ蚊が、わがもの顔(じっと見つめたことはないですが)で、
  いつまでものさばっております。
  モスキート(mosquito)、おまえも蚊!

     

     
       □ まだ咲き初めのジュビリー・セレブレイション(ER)

◇ 逆に秋の夜長を、夜気の振動で鈴と彩る虫の音を耳にする期間が、
  心なしか短くなったのではないでしょうか。
  昔と言っても、10年15年くらい前は、鈴虫の音が格段に賑やかに
  聞こえていたような気がします。
  入梅の頃も、田んぼの蛙の大合唱が遠くから聞こえたものでした。

          
              □ シャルロット(ER) 向こうにヘリテージ(ER)

◇ 芸術の秋、私にはまず音楽の秋なのかもしれません。
  ちょうど一年前、テレビで「のだめカンタービレ」を楽しんでました。
  ほとんどテレビドラマは見ないのに…DVDに全部録画したりして。
  ドラマの中で知らない曲が一つもないことに、自分でも驚きました。
  まあ、ポピュラーなクラシック曲が多かったということです。

     
    □ 古代ローマの北の玄関口『ポポロ広場』(la piazza del popolo)
      以前ローマを訪れたとき、ヴァチカンからこの広場まで歩いて、
      その後タクシーでフォロ・ロマーノ(Foro Romano)に行きました。

◇ それだけクラシック好き、カラオケ好き、ショウワ生まれの枯れス好き。
  昭和生まれの彼は好き?
  すき焼き、鯛焼き、好きですたい!
  好き、好き、好き、好き、大好きぃ、一休さん♪
  わからんちんどもとっちめちん・・・♪ (ダレカ トメテ!)
  そう、一休みも大好き。

     
                   (Amarfi,Italia)

◇ わが心の師、孤狸庵先生、遠藤周作さんに教わった言葉。

  「明日出来ることを今日するな!」   余裕たっぷりの名言。

  次の英語の諺(?)の正反対です。

  "Never put off till tomorrow what you can do today!"

  この諺の遵守だけでは、人間らしい深みと温かみは出て来ない?
  優先順位をつけて、今日やらなければならないことだけに集中しよう。
  物理的にできる範囲で・・・性分にもよるでしょうが。
  
  私には、条件付・・・サボるってことでないのなら、もう、あ・し・た。。。
  
  "Do not put off till tomorrow what may be done today"

  ただ・・・ 「明日食べるものまで今日食うな!」
  これは守らないと、人間、厚みばかり重ねて取り返しのつかないことに・・・。

        
       □ 愛読書の一冊(買った日付、場所をメモしていました。970円)

◇ 先日のピアノ・デュオでは、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」も
  演奏されました。
  「のだめ♪」でも、そう言えば、そんな演奏シーンがあったなあって・・・。
  あれからもう1年。
  モーツァルトらしい、素朴でも洗練された曲が、私の耳にも巡ってきました。
  「IQの上がる効果あり」と、科学的にも解明された曲らしいです。
  ただし、効果は長くて15分くらいだそうな・・・。

     

          

               
                    □ ジュード・ジ・オブスキュア(ER)も
                      たまに滑稽な花があるものです。

 
   (una poesia di oggi)
     
       謙虚なる十一月を愛すなり     遠藤梧逸

   ☆ 九州でも長崎県出身の私には、この地方特有のお人よしで、
     八方美人的性格と、遠慮がちで、内気な内面が同居しているよう。
     あまり目立たないような十一月を「謙虚なる」と詠んだ梧逸の句に、
     瞬間的、直感的に素直に肯いてしまう自分がいます。


          □黄色いしべが印象的な、スカボロフェア(ER)

◇ 今年の月めくりカレンダーも、今月を含めて2枚になってしまいました。
  来年のカレンダーも、私のお気に入りのを三つ準備しました。
  それに家内が娘と旅行したときの土産のスペインのカレンダーもあって、
  あとは雑誌「駱駝」の付録、セザンヌの絵画のカレンダーを待つばかり。

          
                    □ ゴッホ『黄色い家』

 
   (una poesia di oggi)

   荒磯なる間の真砂に降る雨のかそけき音のきこゆるものを
                                       斎藤茂吉
   ☆ 11月2日は福岡・柳川出身の詩人北原白秋の命日。
     その白秋を偲んだ短歌の一首だそうです。

   ★ 荒磯(ありそ) 間(かひ) 真砂(まさご) かそけき=かすかなさま

          
               □ フラウ・カール・ドゥルシュキ(HP)

 
   (una poesia di oggi)

         城ヶ島の雨
                        詞 北原白秋 (曲 梁田貞)
   
     雨は降る降る 城ヶ島の磯に
     利休鼠の 雨が降る
     雨は真珠か 夜明の霧か
     それとも私の 忍び泣き
 
     舟は行く行く 通り矢のはなを
     濡れて帆あげた 主の舟

     ええ 舟は櫓でやる
     櫓は唄でやる
     唄は船頭さんの 心意気

     雨は降る降る ひは薄曇る
     舟は行く行く 帆がかすむ

  ☆ きらりと光る、いや、しっとりと輝く「利休鼠の雨」の言の葉。
    「利休色」は、千利休に因み、抹茶の色のような緑色を帯びた灰色のこと。
    「利休鼠」は、ですから、抹茶みたいな緑色を帯びた鼠色のこと・・・らしいです。
    日本特有の言葉の美しさに惚れ惚れしたり、妙なる文章に唸ってみたり。
    そんな言葉こそ、大多数が知らないまま消えていくかもしれない「古語辞典化?」

 
   (una poesia di oggi)

   潮けむり磯ふる雨に相あひて「利休ねずみ」の雨が降るとぞ
                                       斎藤茂吉

          
               □ グラミス・キャッスル(ER)は、雪のような白さ。

◇ 「源氏物語」読破へのサポートにと注文した本(雑誌)が、昨日31日に届きました。
  注釈以外には頼らないと決めた、古文を読むことの壁に、四苦八苦しています。
  昨日読み終えた段落の少し前に遡って読み始めたりで、余計に時間がかかったり。
  でも古文のまま何とか過半数は理解できそうなので、とにかく頑張ってみます。
  一つの帖を読み終えたら、口語文を読んだり、この本を楽しんだり…。

        

◇ 「源氏物語」のような大作は、もう二度と読めることはないかもしれません。
  春の源氏物語、秋の平家物語と言われています。
  でも夏のサザンに冬のユーミンのちょうど合間でいいや、という訳には、なかなか!

        

                 

             

◇ あっ、年賀状作りがそのうちに控えています。
  今回から、絵入り、写真入りの近況報告の年賀状にしようっ!
  ・・・ということに、家内との間ではなってはいますが・・・。

          
          □ 八重のモッコウバラでしょうか。
            アッと驚く、アットウバラ??

◇ すっかり枯れた振りなんかして、悲しませないでよ、クリスマスローズ。
  生きていたんですね。

     
       
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思いがけず、音楽の秋を一身に感じて♪

2007年10月31日 00時58分10秒 | 霜降
     □ シャルロット(Charlotte ER)とヘリテージ(Heritage ER)

◇ 思いがけずピアノデュオのチャリティコンサートのチケットをいただいて、
  仕事を早く切り上げて、家内と二人で会場に向かいました。

                    
        □ 日に日につぼみが開いて行きます。至福の時。

◇ 中井恒仁(なかい のぶひと)さんと武田美和子さんの若いご夫妻のピアノ。
  プログラムは行ってみないとわからなかったのですが、やはりポピュラー・クラシック。

      

     

         □ ジュビリー・セレブレイション(Jubilee Cerebration ER)
     

◇ 連弾、ソロ、そして2台のピアノの演奏。
  8列目のど真ん中で聴くことができました。

     
          □ ヘリテージ(Heritage ER)


◇ 連弾では、エルガーの「愛の挨拶」
  ヴァイオリンとかチェロの演奏でも、みんなが知っているようなポピュラーで
  愛情あふれる、ほのぼのとした曲。
  さすがご夫婦、息もぴったりで、うっとりの一曲でした。

          
             □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)

◇ ソロでは、旦那さんの方がショパンの「英雄ポロネーズ」
  力強く唸りをあげるような、サラプレッドの疾走のような気迫の演奏。

          
         □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki HP/CL)

◇ 奥様の方は、ショパンの「幻想即興曲」
  これが弾けるようになりたくて5歳から頑張りましたとのこと。
  ショパンのロマンティシズムと祖国ポーランドを離れて二度と帰れなかった、
  彼の望郷の念とが合わさったところを抒情的に表現されていました。
  ショパンの曲でこれが一番好きです。

          
           □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure ER)

◇ そして、もう一つがリストの「ラ・カンパネラ」これも奥様の美和子さん。
  生演奏で聴いたのは初めてでした。
  技巧的な右手の指使いも少し見ることができて、素人目にも難曲に思えました。
  リストの曲で一番好きな曲。

     
      □ L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite ER) 赤と黄

◇ そして、私にはアンコールがとても素晴らしいと思いました。
  映画「スティング」のテーマ曲。
  これを2台のピアノで、楽しく優しく、そして迫力十分に弾いておられました。
  私たちにお気に入りの共通点はほとんどありませんが(水と油のA型B型)、
  ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの熱烈なファンという一致点が…。
  他に讃岐のうどんには目がないという辺りくらいしか…。

          

◇ 話は変わりますが、10月30日は、パカラ(Paccarat)がわが家の一員となった日。
  たった一年の今昔物語…。

         
                              (2006年10月30日-31日)

     

          

                                          
                          (2007年10月30日)

  ☆ 夕方「フリチラリア・メレアグリス」(ユリ科・バイモ属の球根植物)の
    球根を植え付けました。

  
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秋薔薇の咲く季節に、来春を夢見て。

2007年10月28日 23時54分31秒 | 霜降
            □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure ER)
              アプリコット色、ディープカップにまた逢えました。

◇ 昨日の強風が一転して、さわやかな秋風の吹く日曜日になりました。
  午後からは少し汗ばむくらいの陽気でした。
  秋薔薇も新入りがあって、また仲間が増えたことを先んじた花達は喜んでます。

     
    □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki HP/CL) 

     
            □ エグランタイン(Eglantyne ER)

     
         □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle ER)

     

     
  □ ヘリテージ(Heritage ER)は、枝振りに奥行きが感じられます。

     
        □ 何品種ものミニチュアバラです。
          少しワイルドな雰囲気(手入れが足りないだけ)。

◇ こんな風にいつまでも夏と秋が交互に現れたり、混ざり合ったり。
  今年の花に限って言えば、立ち去り難い夏のようです。
  
     
 □ 秋モードの西洋朝顔「ヘブンリー・ブルー」に満開の「ローズマリー」
 
◇ 庭のあちらこちらに夏の名残りが、まだ生きている夏がそこここに。

     
         □ アメジスト・セージはいつまで咲くんでしょう。
           ビオラのハンギングと。

◇ そんな中を、もう冬支度ならぬ、来春の花咲く庭を夢見て心行くまでの園芸作業。

     
            □ 秋の七草「藤袴」は満開です。
              これも、ビオラのハンギングと。

     
      □ サフランって「秋咲きクロッカス」だそうな。本当?

◇ 今日は、牡丹の鉢植えを地植えにしました。
  それにいつもは目にすることのない、西側の空の鉢置き場みたいになっている地所。
  そこに芽を出した水仙を根こそぎ引っこ抜いて、ムスカリの東側に植え換えました。
  おそらく日本水仙ですが、大きめの球根を中心にあちらこちらに植えてみました。
  80個くらい植えましたが、場所が変わって、来春は咲くかもしれません。

             

        □ これを定点観測としましょう。まだまだ疎らです。

◇ あとは、チューリップを三種類植えました。
  チューリップの植え付けはお仕舞いです。
  来週ですね、ラナンキュラスは…百合も。

   ☆ アントワネット(枝咲き・イエロー)  地植え
   ☆ ヘミスフェア (二色咲き・紅系統) 地植え

   ☆ プリティ・ウーマン(ユリ咲き・真紅) 鉢植え
       ムスカリ(マウント・フッド)との寄せ植え

  娘が私のバースデイプレゼントしてくれた名札に、名前を書きました。
  メインは薔薇作業のガーデン・グローブですが、もったいなくて、冬剪定からね…。
  雨に濡れるからと、お気に入りの傘をささないのといっしょです。

          
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