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折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

雨の前後で、庭のバラ

2014年07月04日 23時00分55秒 | 夏至

◇ 梅雨らしい、強い雨脚で長く降り続けて…昨日7月3日は結構大雨となりました。

  昨日の夕方には雨が上がって、帰宅時には夕日が差していました。

  強い雨が長く続きますと、庭のバラの花はいくらかダメージを受けるようです。

  その大雨前後の庭のバラの様子を…これでも二番花のピークなのかもしれません。

 

◇ 7月2日(水)

□ 雨が降り出しそうな曇り空の朝でした。

リビングの外では、二種類のバラが咲いていました。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

この爽やかなピンクがお好みのバラです。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

挿し木で株が増えましたので、毎日花が絶えません。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

清楚なバラの二番花が咲き始めました。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

こちらの清楚なバラは、一足早く二番花が咲きました。

 

□ 玄関前の黄色いバラも、二番花のピークに差し掛かりました。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

◇ 7月3日(木)

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

雨の朝、夜半からの強い雨で、すでにずぶ濡れ状態でした。

向こうのシャルロットは、雨の重みで倒れています。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

□ ザ・プリオレス

 (The Prioress S 1969 D.Austin England)

淡いピンクから、外のホワイトへ広がって…もうすぐお仕舞です。

 

◇ 7月4日(金)

□ ドミニク・ロワゾーの蕾が、まだ濡れていました。

 

□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー

(Clematis heracleifolia 'Sander')

アナベルに代わって、夏のクレマチスが咲き続けています。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

アナベルの花の間から咲き上がります。

 

□ 雨に濡れたくないバラ、若干雨に弱いところがあります。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

このバラが咲く頃だけは、雨に降ってほしくないのですが…。

 

□ 大雨の中を、濡れながらの開花でした。

 

□ 雨の中を開花した割には、花びらが整然とならんでいます。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレも、あちこちで開花しています。

 

□ 二番花は、なかなか一斉開花はないみたいです。

 

□ ホスタの花芽にも季節を感じます。

もうすぐ蝉が鳴き始めるでしょう。

 

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バラの二番花、5月の賑わいはありませんが…

2014年07月01日 22時35分50秒 | 夏至

◇ 7月になって最初の夜は何となく蒸し暑い感じがしますが、午後10時を過ぎた頃から、窓よりかすかに吹き込む風(というより空気程度…)がようやく涼しくなりました。

  昨夜は疲れている割には床に入っても珍しく寝付くことができずに、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのDVDが終了しても、なぜか目が冴え冴えとしていました。

  こうなったら眠れないのを逆手を取って、自分の最も好きな曲を心に思い浮かべて、Beautiful Dreamer, wake unto me ♪ 「夢路より」「歌の翼に」「サンタ・ルチア」…。

  一番好きな曲っていったい何だろう…眠ることがいつの間にか二の次になったと思った瞬間、寝入っていました。 その頃に手筈を整えていたバラの花が、朝咲いてました。 

 

□ ゆっくりと日にちをかけて蕾が大きくなって、けさ二番花の開花です。

 

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

 

□ その隣で、先日から少しずつ咲いているのも二番花です。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

朝の出勤前と夕方の帰宅後、この変化がいつも情緒深いバラです。

 

□ この半八重のバラも、朝と夕方とでしべが変化します。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

□ 昨日の夕方、右はまだ蕾でした。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

ほとんど毎日どこかで一輪咲いています。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

穏やかな癒しの色、朝が爽やかに感じられるバラです。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュアの隣りでも二番花。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

 

 

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

久しぶりに咲いた挿し木苗からの株です。

 

□ 玄関先でも、鉢植えのバラの二番花が咲き続けています。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

明るく穏やかなピンクのバラですが、

けさはライラック・ピンクのようにも見えました。

 

□ ライラック・ピンクのバラと言えば、うちの庭ではこのバラです。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

イエロー系統のシャルロット・オースチンのそばで咲いています。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

挿し木苗の成長した株から、こちらも二番花の開花です。

 

□ クレマチス ビチセラ系 ペンドラゴン

(Clematis viticella 'Pendragon')

ほんの一輪のクレマチス。

 

□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー

(Clematis heracleifolia 'Sander')

先日から咲き始めたクレマチス、これから夏へと向かう花です。

 

□ ピークから終息へ向かうアナベルの辺りで…。

 

□ 若葉と花の重なりがきれいな朝となりました。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

 

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バラ、梅雨時の雨上がりに大切なこと

2014年06月29日 21時59分29秒 | 夏至

◇ タイトルは、梅雨時の雨が上がったときに、バラ栽培に関して、個人的に大切なことと気にかけて実践していること、そんな意味の事柄です。

  バラにはありとあらゆる病害虫がつきもの、それが大げさではないくらい、いくつかの病害虫の被害を必ず受けますが、初夏から盛夏にかけては雨上がりがポイントです。

  これは経験的に感じている訳ですが、けさがその雨上がりの2日目、湿度が高く気温も下がってなく、庭に出てみると案の定、ダメージを受けていた株がいくつかありました。

  ダメージを見つけたらその時点ですぐに対応しておれば、健気なバラはそれなりに美しい花の姿を見せてくれます。 今日は作業が盛りだくさんの日曜日でした。

 

□ ザ・プリオレス

(The Prioress S 1969 D.Austin England)

西に傾いた日を浴びて、淡いピンクが映えていました。

うちには珍しい、咲き始めが剣弁高芯咲きのバラです。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

蕾も多く見られますので、二番花が続いて咲き上がるはずです。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

夏もよく咲くバラ、二番花の開花です。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

先日の雨の真っ只中を、二番花が咲き始めました。

そして、挿し木苗でも初咲きが見られました。

 

□ 孫娘のKoちゃんが、先月鉢上げしてくれたものです。

 

□ ハーロウ・カーは、2鉢とも親株と同じように開花しました。

 

□ 当時もご紹介しましたが、こうして教えたとおりにやってくれました。

 

                                   2014年5月11日

□ 重たいのを抱えて、じいじ、はいどうぞ…Koちゃん(2歳8か月)でした。

 

□ それでもう一つ思い出して、挿し木苗の鉢上げを…。

5月18日にご近所さんからいただいた、ランブラーの苗です。

 

□ 何度もご紹介していますので恐縮ですが、

鉢底から根っこが見え始めたら、鉢上げのタイミングです。

 

□ 用土はいつも「あるもの」を使います。

赤玉土中粒4:赤玉土小粒2:馬糞堆肥4 

バラ用の元肥を10gくらい(5号鉢2つ分)

肥料や、特に農薬は、規定量かそれ以下にしています。

ケチだから(!?)…って、そういうことではなくて、

施肥・投薬は規定量こそが、守るべきこと、そう思っています。

 

□ 挿し木の鉢から、用土をそっと出します。

 

□ 根っこが十分に伸びた苗、3本です。

 

□ そのうちの1本を取り上げます。

 

□ 鉢底石を適量入れて、用土を半分近く入れた鉢に、

その挿し木苗を植え込みます。

 

□ 用土を鉢の中の線(何と呼ぶのでしょう!?)辺りまで投入します。

 

□ 鉢底から流れるくらい水遣りして終了(右)。

水は、規定量の「メネデール」水溶液です。

残りの2本の苗は、左の8号鉢に植えました。

 

□ ポールズ・ヒマラヤン・ムスク

(Paul's Himalayan Musk R W.Paul 1916 England)

 

□ さて、この時季の病害虫被害を、けさの庭からいくつか…。

中央の新芽が、左に逆U字にうなだれています。

この時季に多い、バラゾウムシの食害です。

けさは特に、バラゾウムシを多く見かけました。

 

□ わかりにくいですが、チュウレンジハバチの幼虫の食害。

細かい黒い糞に、常に注意しています。

一夜にして、葉っぱ全体を食べ尽くされることがあります。

対処法は、切除です(たとえ蕾があっても…)。

 

□ チュウレンジハバチの産卵跡。

ここから幼虫が孵化して、周りの葉っぱを食べつくします。

これもとにかく切除します。

 

□ ウドンコ病、雨上がりに特に多いようです。

原則として、病気部分を切除しています。

 

□ カミキリムシの成虫に枝を食べられています。

その幼虫はバラの根元に潜って、茎の内部から食べ尽くします。

やがて株が枯れてしまうという、やっかいこの上ない害虫です。

これも原則として切除していますが、大切な茎は切除できない場合も…。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

 

□ 鉢植えで大切なのは、枯葉の清掃ですね。

 

□ 黒星病などで落葉した枯葉に、

雨や水遣りの水が跳ねると病気蔓延の原因に…。

 

□ クレマチス「アップル・ブロッサム」のアーチです。

西側半分は剪定誘引がすでに終わってました。

 

□ しかし、東側半分はまだ枯れ枝も取り除いていない状態。

ふうふう言いながら、剪定鋏と素手で黙々と…。

 

□ ずいぶんさっぱりとしました。

 

□ しかし、まだ、花形満(!?)の前髪よりも伸び放題状態。

 

□ 次回はアーチの上に誘引し直して、再剪定の必要がありそうです。

 

□ そのアーチの木漏れ日の下で、二番花が咲き続けています。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

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降りしきる雨の朝、バラの二番花たち

2014年06月27日 23時32分50秒 | 夏至

◇ 梅雨の真っただ中だからといえばそれまで、先週末といい、今週の半ばといい、よく降る印象の強い雨の季節です。

  庭のバラたちは二番花を咲かせ始めましたが、けさも降りしきる雨に濡れてしまって、若干かわいそうな気持ちになりました。

  そんな中で先日咲き始めたうっすら淡いアプリコット・ピンクのバラの花、ようやく名前がわかって、何だかホッとしました。

  明日の土曜日もこちらは午前中が雨予報、朝から西海岸へのドライブの予定ですが、山間部の高速道は大雨や霧でなければいいのですが…。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

二番花の蕾を多くつけていましたが、

ほとんどが雨の中の開花となってしまいました。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

先週も雨の中の開花でしたが、ついてない二番花…。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

二番花が特に美しい品種との印象が強いのですが、

さすがにこの雨では気の毒な感じです。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

このオールド・ローズは、鉢を軒下に置いていますので、

雨にほとんど濡れずに咲き始めました。

 

□ せっかくの花も、こうも濡れたら傷みも早いと思います。

 

□ この鉢植えは、玄関の軒下で雨をしのいでいます。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

清楚なアプリコット・ピンクのバラ。

雨の季節にお似合いかもしれません。

 

□ こちらも開花してから、鉢を軒下に移動させています。

 

□ ザ・プリオレス

(The Prioress S 1969 D.Austin England)

名前がわかって、とにかくホッとしました。

イングリッシュ・ローズの図鑑で確認しました。

(別冊NHK趣味の園芸 イングリッシュ・ローズのすべて 2010)

 

□ 「咲き進むと白くなり、カップの形を長く保つ…」 そのとおり!

オールド・ローズのラ・レーヌ・ヴィクトリアが交配親です。

 

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雨が降り始めて、バラの二番花が咲き進みます。

2014年06月26日 22時56分11秒 | 夏至

◇ けさ出勤前ですから午前7時頃、思いがけずに雨が降り出して、しかも本降りになっていきました。

  そんな中をバラの二番花が咲き進んでいまして、前回に引き続いてわずかですが、そんな花の様子を…。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ 昨日の朝は、次の朝を予感させる様子でした。

 

□ こちらが親株の方、冒頭の写真は挿し木の株です。

 

□ その一日前の朝です。

 

□ 二番花の方が、ここ数年は好く咲いている記憶があります。

 

□ その「記憶」が全く充てにならず、名前を思い出せないでいます。

向こうにほんのり見えるのは、ジャクリーヌ・デュ・プレです。

 

□ あまりに繊細な美しさに感じて、雨除けに鉢を軒下へ移動させました。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

このバラも二番花がしばらく咲き続けそうです。

 

□ ウィズレー2008(ER)の二番花は少し先のようですが、

遅れて咲いてきたクレマチスは、プリンセス・ダイアナです。

 

□ そのそばで、ガートルード・ジェキル(ER)も明日は開花しそうです。

 

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バラの名前が思い出せずに、少しあせったりして…

2014年06月25日 23時38分19秒 | 夏至

◇ 半年ほど前の昨年の12月、出張先の大阪で目の(見え方の)異変に驚いて眼科の治療を受けましたが、それから3か月くらいは日常生活に差し障りのある状態でした。

  幸いにもそれ以上は悪化せずに少しは快方に向かったらしく、先日の人間ドックでは作り直した眼鏡をかけての視力検査が、左右とも1年前より随分改善していました。

  皆さんにもご心配をおかけして申し訳ありませんでしたが、医者もしばらく様子をみようということで、何となくホッとしているこの頃、ようやく読書にも向かい始めました。

  庭ではバラの二番花が咲き始めていますが、けさ咲いた花の名前がよくわからずに、えっ??? あせるから忘却のスポットにはまってしまって、まだ思い出せずにいます。

 

□ けさ庭に出て真っ先に目についたバラの花。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

□ 夕方には、しべの色が変化していました。

二番花の最初の花、当然ながら一番花と同じしべの色の変化です。

 

□ そのジャクリーヌ・デュ・プレの左隣の花。

 

□ 朝の開花の様子、庭でもっとも繊細なピンクのバラに思えました。

 

□ 挿し木苗か、違うような気もしますし…。

 

□ 朝の蕾が開花して、夕方には次の画像のように。

 

□ 早く思い出してと訴えられていうような感じです。

情ないですが、過去の画像を探してみなければ。。。

 

□ このバラは、挿し木苗の鉢もいくつかあるせいか、

庭全体では一番花から二番花まで、ほとんど途切れずに咲いています。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

何度もご紹介していますが、

朝と夕では花の色がこんなに変化します。

 

□ ピークを過ぎつつある、アメリカ・アジサイのアナベルのそばで、

ここでもバラの二番花の開花が続きます。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

 

 

□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー

(Clematis heracleifolia 'Sander')

このクレマチスが咲き始めたら、もう程なく夏です。

 

□ 紫陽花のそばで二番花の蕾を膨らませつつあるのは、

アブラハム・ダービー(ER)です。

 

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梅雨、雨降り前後のバラの花

2014年06月21日 20時21分38秒 | 夏至

◇ ブログ記事の新規投稿ではカテゴリーを選択しますが、二十四節気に分類している中で、一瞬「芒種」をクリックしようとして、今日はもう「夏至」なんだと選び直しました。

  こちらの日の出時刻がけさは5時5分、これからは次第に夜明けの時刻が遅くなって、そのうちに出勤する頃はまだ真っ暗ということに…半年後のことなのですが、すぐです。

  梅雨の真っ最中ですから、「倍雨」の文字を充てたいくらい雨が降っても不思議ではないですが、週の半ばにまとまった雨が降って、この週末はまた雨に濡れる毎日です。

  庭の植物もいったん乾いたのが、降り出した雨にまたもびっしょり濡れて、重たげに茎や枝をしならせているものばかり、日曜日も梅雨空をうらめしく思う日になりそうです。

 

                                          2014年6月20日

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

前に雨が降った朝に開花した二番花です。

3日くらい経って、開き切っています。

 

□ 前回ご紹介したピンクのバラは、二番花が咲き進んでいます。

初めの頃に咲いた花は、雨に濡れて重たげでした。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

□ 切り戻したマーガレット、また咲き始めました。

 

□ かすかに淡いピンクの花です。

 

□ 剪定失敗の紫陽花、少ない花が咲いています。

モンタナ系のクレマチスのつるが横切ったりして。

 

                                                6月21日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

ピンクのマーガレットや紫陽花のそばでも、二番花が咲き始めました。

 

                                            6月20日

□ 雨の降る前の朝、開花の始まった二番花。

 

                                                6月21日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ 向こうで、ライラック色したバラが雨に濡れています。

 

□ 晴れた日の方が、このバラの良さが現れるのですが…。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

 

□ そばで咲いている紫陽花は、もちろん雨がお似合いです。

雨に濡れたイングリッシュ・ヘリテージのシュートが倒れ込んでいました。

 

   

□ 紫陽花もこれが色づくと、そろそろ終わりに向かいそうです。

 

□ 5月の一番花を楽しんだのは、つい先日のような気がします。

 

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

いつの間にか、二番花の蕾が色づいて来ました。

 

□ バラの根元には、こぼれ種で増えたらしい、ビオラです。

 

□ せっかく開花した黄色いバラの二番花、鉢を玄関の軒下に移動させました。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

□ 昨日の朝の様子、黄色いマーガレットのそばです。

何年も前から、マーガレットとのコラボがお好みです。

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

あっという間に、二番花の蕾が見え始めました。

 

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あの空の向こうに ~ イタリアの旅 ⑥ ~

2013年07月06日 20時55分50秒 | 夏至

◇ 映画好きの私は、悪人が一人も出て来ないラブコメディも好きで、中でもオードリー・ヘップバーンの『ローマの休日』(Roman Holiday 1953)のラストは印象的でした。

              Each in its own way was... unforgettable... it would be difficult to... Rome!
              By all means Rome.  I will cherish my visit here in memory, as long as I live.

              どの都市もそれぞれ忘れがたく、どちらとも言えませんが…ローマです!

              何と言ってもローマです。 私はここを訪れたことを、一生の思い出として懐かしむでしょう。 

  ヨーロッパ歴訪の旅で、王女様がただ一つ選んだローマの素晴しさ(もちろん、出会ったハンサムさんとの恋の素晴しさですが…)、それをこの目で確かめたい…。

  若い頃のそんな願いは中年の真っ只中に叶って、20数年前に一度訪れることができましたが、そのときはイスタンブール、アテネ、そしてローマへ歴史を辿る旅でした。

  その中でもローマは私にとってはひときわ美しい光彩を放つ、魅力に満ち溢れた街だったように思いましたし、もちろん再訪を祈ってトレビの泉にコインを投げ入れました。

 

                                                        2013年6月17日

□ フォロ・ロマーノ (Foro Romano)

古代ローマの政治・経済の中心地の遺跡です。

セプティミウス・セウェルス凱旋門(中央奥)、カストルとポルックス神殿(右)

 

□ コロッセオ (Colosseo)

今回はあわただしい半日観光で時間がなくて、入場できませんでした。

 

□ マルクス・アウレリウス帝(121-180)騎馬像

世界史選択だった皆さんは、1世紀から2世紀の「五賢帝」の名前を順番に憶えていますか?

ネルヴァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウスでした。。。

 

□ フォロ・ロマーノの隣り、カピトリーノの丘の美術館前広場に上の騎馬像があります。

 

□ こうした緑と爽やか色の花の組み合わせをよく見ました。

 

□ トレビの泉

何と清掃中で水が抜いてありました。

コインを投げてもよいとのことでしたが、雰囲気が出なくて止めました。

スペイン広場やスペイン階段の写真はすべて人物入り、ここに掲載できません。。。

 

◇ そのコイン(当時はリラ貨幣)の甲斐あってか、イタリアを巡る旅の終りにローマ再訪が叶いまして、バスが市街地に入った頃から、少し浮いた気分になりました。

  ローマは南欧の歴史の重みを感じる大都会、明るくセンス溢れた活気のある街角は、いつも笑顔の絶えないローマっ子に依るところが多いような気がします。

  こちらの「ボンジョルノ」には「食べて行きませんか?」と、ウィンクしながら日本語で茶目っ気たっぷりに答えてくれる、そんなやり取りも一層旅情をそそられました。

  イタリア語はほんの片言で、自分で期待していた10分の1も会話で使うことができませんでしたが、これもこのまま引き下がる訳には行きません…もっと磨きをかけねば…。

 

  

□ ヴァティカン美術館 (Musei Vaticani) 中庭から

 

□ 地図のギャラリー、天井画が素晴らしいのです。

 

□ 天井も壁も…あわただしくも目移りがしました。

 

□ サン・ピエトロ大聖堂 (Basilica di San Pietro in Vaticano)

 

□ 円天井、美しい絵画で彩られていました。

 

□ 幻想的にも感じられる光でした。

 

□ 荘厳な趣に満ちていました。

 

  

  

□ カトリックの総本山、偉大です。

 

□ ピエタ (Pietà) ミケランジェロ 1499年

 

□ キリストの変容 ラファエッロ・サンティ 1520年

今回の旅では、ラファエッロの絵画をいくつか鑑賞することができました。

 

□ スイス衛兵

 

◇ 今回のイタリアの旅、風光明媚な歴史の街に、絵画を中心とした芸術作品に、土地土地の薫り高い郷土料理に、見所満載の街歩き中心の旅となりました。

  わかりもしないのになぜか美術作品を見てみたがる性分で、ルネサンスの香り高い絵画やヴェネツィア派の絵画を十分に堪能することができました。

  しかし何といっても旅は道連れ、ツアーに同行していただいたメンバーも、ツアーコンダクターも、皆さんどなたも素敵な方ばかりだったのが、一番の収穫だったと思います。

  もちろん、二度目のイタリアなのに、しぶしぶ(!?)こちらのわがままに付き合ってくれた、同伴者のおかげであることも忘れてはなりませんね。

 

□ ローマは猛暑で、最高気温35度! ほとほと疲れました。

 

  

□ それでも、食欲はまずまず、食べなければ歩けません。。。

 

□ 花の飾り方が、どこもシャレていました。

 

  

□ こんな食事もしました。

みんなおいしくいただけました。

 

  

□ 左の看板のお店のピザを食べたかったのですが…。

 

◇ 「あの空の向こうに」 先だってのコメントのお返しにこんなフレーズを使いながら、ふと私の憧れを端的に表す言葉だなあと感じ入りました。

  飛行機の飛んでいくと思われる北西の空を眺めることも、これまで多かったように思いましたので、今回の旅のブログ記事のタイトルに使わせていただきました。

  あの空の向こうには、実は次の憧れの地が控えているのも確かですし、一度出かけたら案外堰を切ったように旅に出かけて行くような気がしないでもありません。

  仕事と趣味のバランスを取りながら、ゆったりとした気持ちで生活をできたら…また来年にでも、シベリア上空を12時間かけて憧れの地へ飛んで行きたいものです。

 

 

  

□ ローマを離れる朝、空港へ向かうバスの車窓から、コロッセオにコンスタンティヌス凱旋門。

 

□ 真実の口 (Bocca della Verità)

映画「ローマの休日」のワンシーンが偲ばれます。

 

□ サンタンジェロ城 (Castel Sant'Angelo)

五賢帝アントニヌス・ピウスの治世に完成(139年)。

「ローマの休日」の舞台となりましたし、歌劇「トスカ」の舞台でもあります。

ゆっくり訪れたかったのですが、これは車窓からです。

 

□ コンスタンティヌスの凱旋門 (Arco di Costantino)

最後に、御一行様です。。。

恥ずかしいので、掲載は期限つきにさせていただきます。

 

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あの空の向こうに ~ イタリアの旅 ⑤ ~

2013年07月03日 23時23分27秒 | 夏至

◇ 今よりそう遠くない昔(ほんの40年くらい前!)、『ブラザー・サン シスター・ムーン』(Fratello sole,sorella luna 1972)という映画がありました。

  アッシジの聖フランチェスコはそのときに初めて知りましたが、40年もの昔ですのでその映画の記憶はほとんど薄いのです。

  その後朝日新聞の日曜版に載った、ジョットのフレスコ画『小鳥に説教する聖フランチェスコ』を見たいという願望が、ずっと心の中にありました。

  花の都フィレンツェをバスで出発して約3時間近く、トスカーナやウンブリアのどこまでもなだらかな風景に飽きずに見とれていました。

  やがて丘の上に聖地アッシジが見えて来て、巡礼ではないのですがついに聖地を訪れるんだと思うと、次第に胸が高鳴るのがわかりました。

  これまでの旅行記をご覧いただいた方は、憧れが次から次にあるものだと呆れてらっしゃるでしょう。

  でも、40年来の憧れの地に(短い!?)足を踏み入れる感動といったら!

  そんなもの、実はあまりの暑さですぐに吹っ飛びましたけど…。

 

  

□ バスの車窓からは、丘の上に塔の見える街が見えたり、遠くに大きな湖が眺められたり。

 

  

□ トスカーナは、どこまでもなだらかな丘の風景が続きます。

ずっと飽かず眺めてましたら、いつしかアッシジに到着。

 

                                                        2013年6月15日

□ 聖フランチェスコ聖堂 (Basilica di San Francesco)

 

□ サンタ・キアーラ修道院 (Basilica di Santa Chiara)

 

  

□ 右側の鐘が鳴っていたような…すでに記憶が定かではありません。

 

□ ウンブリアのなだらかな丘と山の連なり

 

□ この日(6月15日)も、雲一つない好天に恵まれました。

ただ、容赦なく照りつけられて、すごい暑さでした。

 

  

□ それでも、ずっと眺めていたい光景でした。

 

□ 遠景は、サン・ダミアーノ修道院でしたか…。

 

  

  

  

□ 街歩き、花の光景を集めてみました。

 

□ 一重のバラ

 

  

  

□ こちらはディスプレイ…ジェラートにお菓子いろいろ

 

  

□ アッシジのトラットーリアにてランチタイム

 

□ アッシジのフランチェスコ (Francesco d'Assisi) 1182-1226

アッシジのキアラ (Santa Chiara d'Assisi)   1194-1253

 

□ 小鳥への説教 (聖フランチェスコ伝) ジョット画 1297-1300頃

 

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あの空の向こうに ~ イタリアの旅 ④ ~

2013年07月01日 22時29分50秒 | 夏至

◇ まだ見ぬところを訪れた前後で決定的に違うこと、その違いを確かめたいがために、旅をしたいという思いが強くなるような気がすることがあります。

  その違いは風景、特に空の広がり、訪れる前は本やテレビで見ても、風景には額縁の四角い区切りがあったりカットされていたり、視界が人工的な枠にはめられています。

  ところが旅先に身をおいて眺めた途端に、空はどこまでも広がり、写真で見たような輪っかはすべて取り外され、そのために解放感みたいな心地よい気分に包まれます。

  強く憧れた土地にそれが強く感じられ、前回ご紹介のヴィネツィアも今回のフィレンツェも憧れが強かっただけに、枠のない「生」の風景の広がりを堪能することになりました。

 

                                                        2013年6月13日

□ フィレンツェのドゥオーモは、やはり聞きしに勝る威容、美しさは格別でした。

 

  

  

□ ドゥオーモの内部、天井フレスコ画やステンドグラスの美しさにため息でした。

 

□ ミケランジェロ広場からの佇まい、肉眼では思ったより小さく見えるのですが…。

 

  

□ 画像間に若干「ずれ」がありますが、ミケランジェロ広場からの鳥瞰、

肉眼ではこれくらいの大きさに見えます。

 

□ これは絵葉書です。

 

  

  

□ 街角や通りの先に垣間見るドゥオーモも、どこかホッとします。

(左上は、ウフィツィ美術館からの眺め)

 

□ ヴェッキオ宮殿とシニョーリア広場

人出は休日の新宿や梅田に同じ。。。

 

□ ヴェッキオ橋とヴァザーリの回廊、アルノ川

ウフィツィ美術館は撮影禁止につき、許可された場所のみの撮影です。

ウフィツィでの撮影は、実質数枚でした。

 

□ フィリッポ・リッピ 「聖母子と二天使」 (1465年頃)

どうしても見たかった絵画 その1

もちろんウフィツィで、ボッチチェリやダ・ヴィンチに感動した上で…です。

 

                                                6月14日

□ サンマルコ修道院・美術館

 

□ 修道院の中庭

 

□ 撮影禁止でしたが、つい…あきまへんな!

 

□ フラ・アンジェリコ 「受胎告知」 (1440年代前半)

どうしても見たかった絵画 その2

 

□ 修道院に咲いていた白いつるバラがきれいでした。

 

  

□ フィレンツェは肉料理、そのデカさに圧倒されました。

 

□ 歩き疲れて座ったオステリア(居酒屋)

もちろん、ちょっとしたレストラン風です。

 

  

□ パスタもカプッチーノもおいしかったです。

 

□ そして、どうしても行きたかった、ピッティ宮殿

 

  

 

□ ラファエッロ 「大公の聖母」 (1504年)

どうしても(最も)見たかった絵画 その3

 

◇ 街歩き

  

□ ヴェッキオ橋は両側にお店がずらり(右)

 

  

 

  

 

  

□ 通りには鮮やかな赤い薔薇、それに混じって白い薔薇も…。

 

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